こんにちはネルです!
今回は、「【目標設定のコツ】大きな目標こそ具体的に”小さく分解”する!」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、山口周『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』です!
- 大きな目標は「小さく具体的な目標」に必ず分解すべし
- 目の前のことに全力で取り組んでいれば見えてくることもある
- 恐れずに行動目標を自らに課し、淡々とこなすことが目標達成の一番の近道
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
大きな目標こそ具体的に”小さく分解”する
目標設定のコツとして、著者・山口周さんは以下のように言います。
「大きな目標は具体的な行動に落とし込めない。まずは”小さくて具体的な目標”を立てるべき」
たとえば著者の場合、大きな目標としては「MBA(経営学修士)の学位を持たないままに、コンサルタントとして30代はやっていきたい」と考えていたそうです。
しかし、このままでは何から手をつけるべきなのか、全くわかりませんよね。
目標があまりにも大きく漠然としているため、行動のイメージ自体が湧きづらい。
そこで、具体的な行動目標として、「名門のビジネススクールで教科書となっている書籍を200冊ほど選び、それを2年ほどで全部読破する」という目標を立てたそうです!そして、実際にこれを達成した。
結果的には、この行動が100%良いものであったとは言い切れないものだったそうですが、この経験を通して、初めて見えてきたものが沢山あったそうです!
マザー・テレサの発言
ここで、スラム街で生涯をかけて慈善活動を行ってきた「マザー・テレサ」についての話を紹介します。
彼女は、1979年にノーベル平和賞を受賞した際、「世界平和のために、私達は何ができるでしょうか?」と聞かれ、「家に帰って家族を愛してあげてください」と答えたそうです。
つまり、
- 「大きな目標」→世界平和
- 「小さな目標」→家に帰って家族を愛する
と、漠然とした大きな目標から、身近な人を愛するという具体的な行動に落とし込んだというわけなんですね!
目の前のことに取り組んで入れば見えてくることもある
これまでまとめてきたように、せっかく偉大な目標を掲げても行動に落とし込めずに終わってしまっては意味がありません。
「この目標を達成するために、”今”何ができるか」という視点で行動していくことが、結局は一番の近道になるのです!
前述したように、2年で200冊もの専門書を読破した著者は以下のように言います。
大きな目標を大きな目標のままに抱えるのではなく、「今、ここ」でできることに分解した上で、それを地道にやっていけば、初めて見えてくるものがあるということを学ぶには良い経験でした。
(本文引用)
やる気のある人ほど、とても大きな目標を立てて、いずれ挫折してしまうという例も多いように感じます。
そうならないためにも、「わかりやすく取り組みやすい目標」を打ち立てることが重要です!
とにかく行動あるのみ
みなさんの周りにもこんな方はいませんか?
- 「いずれ起業して、ビジネス界を引っ張っていきたい」
- 「これからは転職の時代。どこでも通用するスキルを身に着けたい」
しかし、この中で”すでに行動にうつしている人”はどれくらいいるのでしょうか。
頭の中は大きな目標や夢があっても、それを達成するために動き始めている人は実はとても少ないのが現状です。
そして場合によっては、小さな目標に分解したら”行動をしなければいけなくなる”という恐れから、いつまでも大きな目標止まりになっている人もいるのではないでしょうか。
今とても活躍している人、世間で注目を集めている人たちも、始めの頃は淡々と目の前のことを泥臭くこなしていった時期があったはずです。
なにか目標を持っているなら、今この瞬間からぜひ1つでも行動を始めてみてください!
まとめ
今回は、『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』より、「【目標設定のコツ】大きな目標こそ具体的に”小さく分解”する!」というテーマで話をまとめていきました!
「大きな目標は小さな目標に分解し、それを地道にこなしていく」という姿勢は忘れないようにしていきたいですね!
- 大きな目標は「小さく具体的な目標」に必ず分解すべし
- 目の前のことに全力で取り組んでいれば見えてくることもある
- 恐れずに行動目標を自らに課し、淡々とこなすことが目標達成の一番の近道
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!