こんにちはネルです!
皆さんは、電子書籍の読み放題サービス「Kindle unlimited」は登録していますか?
そんな超お気に入りサービスに対し、これまで以下の疑問を抱いていました。
- 「Kindle unlimitedってなんでこんなにお得に運営できるの?安すぎん?」
- 「月980円で本が読み放題だと、Amazon先生は損するのでは?利益はどうなってるんじゃ・・・」
みなさんもこういった疑問を感じたことはないでしょうか?
そして、このサービスを1年間使い倒してきた結果、これらの理由を推察できるようになってきました・・・!
そこで今回は、1年間使った結果見えてきた、Kindle unlimitedの“からくり”を独自の視点で考察・解説していきます!
- Kindle unlimitedはなんでこんな安いのか知りたい
- Amazonは一体どういう作戦を立てているのか考えたい
- サービスの仕組みを知って、安心してKindle unlimitedを利用したい
それでは早速、ポイントをまとめていきます!
【目次】
なぜKindle unlimitedはお得なのか
なぜKindle unlimitedはお得なのか、Amazonの狙いは以下の2点があると推察しました!
- Kindle読書に慣れてもらい電子書籍の購入を促す
- 無名な著者の存在を知ってもらい読書の幅を増やす
順番に解説していきます!
Kindle読書に慣れてもらい電子書籍の購入を促す
「Kindle読書に慣れてもらう」という理由が、Kindle unlimitedの一番大きな狙いだと思ってます!
というのも、このサービスに登録すると、「せっかく読み放題があるんだから、紙の本を買わずに、読み放題の本から読んでみよう!」という気持ちになりますよね。
その結果、読書習慣が紙の本からKindle本へと自然に移行していくんですよね。
Kindle本購入が当たり前になる
そして、Kindle本での読書に慣れてくると、どうしても読みたい有料本を見つけたときに、行動の変化が現れます。
これまで紙の本を注文していたのが、Kindle本を購入するようになるんです!
Kindle本は以下のようなメリットがあるのも、ポイントとして大きいです!
- Kindle本は紙の本より10%~50%ほど割引をしていることが多い
- 買ってからすぐに読み始められる
Kindle本はコストが小さく、Amazonの利益が大きい
ここで、Kindle本を購入される場合の「Amazon側のメリット」について考えてみます!
Kindle本は紙の本と違い、「在庫置き場がいらない」「発送の手間・配送費が一切ない」というメリットが浮かびます。
つまり、Kindle本はAmazon側のコストが非常に小さいと言えるのです!
以上より、コストが非常に小さいKindle本の購入に慣れてもらうこと。
そして、総合的に利益率の高い運営をしようというのが、Amazonの狙いであると推測しました!
無名な著者の存在を知ってもらい読書の幅を増やす
なぜKindle unlimitedはお得なのか、その理由の2つ目が「無名な著者の存在を知ってもらう」ということです!
サービス利用者にはわかると思いますが、対象本の中には聞いたことがないような著者の本が多く出回っています。
そして、言ってしまえばそうした「マイナー本」が、比較的目立つところに表示されるんですね。
すると、有料では決して読まなかったであろう本も、「無料だからちょっと読んでみよう」という気持ちで手を伸ばすようになるんです!
そして中には「面白いじゃん!この著者の他の本も読んでみよう!」という気持ちになります。
その著者の本は一部“有料”で、お金を払って購入するという結果に・・・!
ここでまとめると、Amazonの狙いは以下であると推測しています。
- 利益率の良いKindle本の購入を増やす
- 色々な著者を知ってもらい、本の購入回数自体を増やす
こうした「長期的な経営戦略」を立てたうえでの、「月1,000円で電子書籍読み放題」という驚異的にお得なサービスが実現できているのだと推察できます!
Amazonは膨らむ電子書籍の市場を狙う
また、Amazonが電子書籍Kindleの利用者を増やそうとする背景には、年々膨らむ電子書籍の市場規模が関係していると考えています!
そこで、「電子書籍の市場規模」について公益社団法人全国出版協会より調査データを引用してみます。
2017年の紙の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金額は前年比6.9%減の1兆3,701 億円で13年連続のマイナスとなりました。(中略)
2017年の電子出版市場は前年比16.0%増の2,215億円。内訳は電子コミックが同17.2%増の1,711億円、電子書籍(文字もの)が同12.4%増の290億円、電子雑誌が同12.0%増の214億円となりました。
(公益社団法人全国出版協会より)
この結果からも、電子書籍の需要を広げながら、「Kindle」を電子書籍の売上トップに立たせようとするAmazonの作戦が想像できますね!
Kindle unlimitedを1年間使って感じたこと
これまで、さんざん「Amazonの作戦」を推測してお話をしてきました!
しかしここで注意して欲しいのが、ぼくはKindle unlimitedを決して低評価しているわけではありません!
むしろ、これまでに述べた作戦に関係なく、誰もがこのサービスを登録すべきだと強く感じています!
Kindle unlimitedはAmazonとサービス利用者共にwin-winの関係
これまで述べたAmazonの作戦が事実だとしても、「自分はお得に読書量を増やせる」という利用者側のメリットは大きいです。
ぼくの場合、学生という立場で貯金がない中でKindle unlimitedに出会い、読書量が月に5,6冊から20~30冊に激増しました!
こうしてみても、Kindle unlimitedは、Amazon側も利用者側もwin-winの関係になっているというわけなんです!
ぼくが読書習慣をつけることができたのも、「本が定額で読み放題」という画期的なサービスがあったからこそだと、強く感謝しています。
- Kindle unlimitedは、Kindle本の売上を伸ばすことが狙いだと推測できる
- 電子書籍市場も年々伸びており、Amazonはここに目をつけている
- Kindle unlimitedはAmazon側も利用者側も得をするサービスだと言える
Kindle unlimitedは現在、「30日間無料キャンペーン」を実施しています!
もちろん、無料期間中に手数料もなしでサクッと退会することもできるので、「ちょっとだけ気になる・・・」という方は、無料体験だけでもぜひしてみてください。
きっと、その便利さに、ぼくのようにドハマリしてしまうと思いますよ!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ぼくは、kindle unlimitedの対象本から毎月20冊ほど読んでいます!