社会派ブロガーとしてとても人気な『ちきりん』さん。
最近、下記の本を出して、改めて話題になっていると思います。
この「~~しよう!」シリーズは、合計4冊存在します。
そのどれもが、中身が非常に力強く、4冊全て心からおすすめします。
そこで今回は、この「~~しよう」シリーズ本を全て読んできた私が、「4冊のポイント」と、「おすすめ度ランキング」まとめていきたいと思います!
【目次】
4冊の各特徴
まず、4冊のタイトルはそれぞれ下記の通りです。
- 『自分のアタマで考えよう』
- 『マーケット感覚を身につけよう』
- 『自分の時間を取り戻そう』
- 『自分の意見で生きていこう』
この1~4の順番で本が発売されてきました。
以下では、「それぞれの本が、どんなメッセージを伝えようとしているのか?」ということを、端的にお伝えしていきます!
(以下、本の画像をクリックすると、Amazonにジャンプするようになっています。)
『自分のアタマで考えよう』
この本の大きなメッセージは、「考えることと、情報を集めることは違うよ。」ということです!
私は、ちきりんさんの本の中でも、本書を一番始めに読んだのですが、文章の「中身の濃さ」にとても驚いたのを、今でも覚えています。
本書を読むと、「あ、、。今まで自分がやっていたのって、考えることじゃなくて、単なる情報収集だったのか。」
という気付きが得られる本です。
『マーケット感覚を身につけよう』
こちらの本は、「市場というものを正しく理解しよう!」ということを説いてくれます。
個人的に衝撃だったのが、「ものを買うときの判断方法」です。
多くの人が、高い買い物をするとき、ついこんなことを考えてしまわないですか、、?
「この商品は、他の商品と比べて相対的にお得なのか!?」
人によっては当たり前の思考方法に感じるかもしれませんが、これでは「誤った買い方」をしている可能性が高いと言えます。
より良い考え方は、以下です。
「この商品は”自分の価値基準”によると、いくらが妥当なのか?」
ものを買うときの自分の考え方を改めさせてくれた本でした。
『自分の時間を取り戻そう』
この本のメッセージは、「もっと生産性の高い生き方をしようよ!」というものです。
生産性というと、「ハウツー系」の本は沢山書店にあると思います。
たとえば、「仕事のメールは、一文で返そう!」とか、「PCのショートカットを覚えよう!」とかですね。
しかし、本書はそういったハウツーではなく、もっと概念的な話です。
「そもそも、みんな生産性の捉え方が誤っているんじゃない?」
「このように考えないと、生産性は一向に上がらないよ!」
という話をロジカルにしてくれます。
本書では分かりやすいように、男性サラリーマンや、育児と仕事をこなす女性の生活を例に出して、生産性への捉え方について気づきを与えてくれるような構成になっています。
『自分の意見で生きていこう』
そして、シリーズの最後、4冊目となる本が、『自分の意見で生きていこう』です。
本書のメッセージは、「自分の意見をもって、明確に”ポジション”を取ろう!」です。
個人的に、この本が一番自分に「ぐさっ!!」ときました笑
なぜなら、本書で書いてある、NGな例を、まさに過去の自分が何度も犯してしまっていた、と気づくことができたからです。
本書はまず、何らかの問題にぶつかったときに、それを、「正解の”ある”問題か」「正解の”ない”問題か」に分けてから考えて、ということを教えてくれます。
そして、正解のない問題であれば、そこには誤った意見など存在しないので、「恐れずに、自分のポジションをはっきり取ろうね。」と教えてくれているわけです!
おすすめ度ランキング
この4冊すべてを読み終えて、「まだ1冊も読んだことがない!」という人を対象に、私が勝手におすすめ度ランキングを考えました。
それが下記の順番です!
【おすすめ度ランキング】
- 『自分の意見で生きていこう』
- 『自分のアタマで考えよう』
- 『自分の時間を取り戻そう』
- 『マーケット感覚を身につけよう』
個人的には、上記の1~4の順番で読むことを強くおすすめします!
おすすめ度ランキングをこのようにした理由
おすすめ度ランキングをこうした理由を一言でいうと、「上位の本ほど、すぐに実生活に活かしていくことができるから」です!
まず、真っ先に、最新刊『自分の意見で生きていこう』を読んでほしいです!!
理由は、「SNSや友人との会話における、意見の伝え方を変えるきっかけ」を得られるからです。
SNSで他のインフルエンサーが発信した内容にいいねやコメントを返して満足していた方にとって、衝撃を得られる1冊だと思います。
「恐れることなんてないんだから、自分も、発信をしよう!」という思いが必ずや生まれると思います。
続いて、『自分のアタマで考えよう』を読むと、効果的だと考えています。
なぜなら、『自分の意見で生きていこう』によって「発信活動」への意欲を増しているところに、「じゃあ、どうやって価値のある発信ができるか?」という気づきを与えてくれるからです。
つまり、「自分の頭で考えたことを、自分の意見として発信する!」というつながりが生まれます。
そして、3冊目と4冊目は、発信活動とは直接的な繋がりはありません。
しかし、前述のように、3冊目は「生産性について」を見直すきっかけになり、4冊目は「価値のあるものって何なの?」ということに気づかせてくれます。
まとめ
ちきりんさん『~~しよう!』シリーズの概要紹介と、個人的なおすすめ度ランキングを紹介してきました。
勝手にランキングをつけたものの、4冊全てが「めちゃくちゃおすすめ度が高い」です!!
私の場合、ものによっては、「紙の本」と「Kindle本」の2冊購入をしてしまったほどです笑
個人的にちきりんさんの本が優れている理由は、以下にあると思っています。
- しっかりと「考え抜かれた思い」が、体系的に文章にまとめられている
- そして、分かりやすくなるように、極限まで「簡単な文章」で読みやすいように工夫されている
- 他の本では見られないテーマが取り上げてあり、「オリジナリティ」性が強い
特に、2つ目の「簡単な文章」で書かれているという点が大きな特徴で、中身としては非常に重要なことでも、文章が頭にするすると入ってくるんですね。
このあたりでも、「本は、読み手にメッセージが届いて初めて価値になる。」という著者の強い思いが伝わってくるようにも感じています。
ぜひ、1冊でも気になったものを読んでみてほしいです!
4冊のうちどれを買っても、「後悔することはまずない」と断言できるほどにおすすめです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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