若手社員のぼくが『入社1年目の教科書』を読んで、勉強になったこと・納得できなかったこと

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あなたは、岩瀬大輔さん著『入社1年目の教科書』という本を、ご存知でしょうか。

『入社1年目の教科書』

タイトルから想像できる通り、「新入社員としての心構え」が紹介されている本です。

そしてこの本は、多くの社会人が「新入社員に”読ませたい”本」としても人気があるんです!

 

・・・私は、入社数年目にしてようやく読みました!

感想としては、「勉強になることもあったけど、ちょっとこれは賛同できない・・・という部分もある。」です。

ヒヨコ
良い本であったのは、間違いないですよ!

 

特に、新入社員の方は、この本を読もうか迷っている方も多いと思います。

そこで、この本を読んだ若手社員の目線から、

「勉強になったこと」と「うーん、それは違うことない・・・?」と感じた箇所をそれぞれピックアップしてまとめていきます!

 

勉強になったこと4点

それでは初めに、『入社1年目の教科書』を読んで「特に勉強になったこと」を4点挙げます。

特に勉強になったこと
  1. 50点で構わないから早く出せ
  2. メールは特に結論から
  3. 議事録は時系列で書くな
  4. 大きい仕事ほど、自分は小さくなることを忘れるな

 

順番に解説していきますね!

 

50点で構わないから早く出せ

これ!本当にこれです!!

若手社員のぼくとしても、これは本当に重要だと思います。

 

「仕事は50点でも良いから早く出すこと」

新入社員の方はこれを聞いて、「えっ?そんな未完成なものを出していいいの・・・?」と感じることでしょう。

ヒヨコ
わかります。ぼくも最初はそう思っていました。

 

しかし、それは考え方を変えるべきなんです!

いいですか!仕事では、若手社員の僕らが100点だと思って提出した仕事でも、上司からしたら、30点のレベルという事態が沢山発生するんです。

だからこそ、途中で何度も上司にアドバイスをもらいながら、かつ進捗を確認してもらいながら、仕事を進めるべきなんですね。

 

ここで最も避けるべきなのが、「締め切り間際に提出した課題が、上司が意図していたものと全然違った。」ということ。

ヒヨコ
こうなってしまっては目もあてられない・・・。

 

なので、最初は特にざっと作って、「こんなイメージで資料作成しようとしているんですが、よろしいですか?」と上司に聞くべきなんです!

ぼくも実際、1週間後が期限の課題であっても、1日目の午前中には「一旦、確認いただいて良いですか?」とお願いするようにしています。

こうすることで、大きく方向がずれることもなくなるし、上司から貴重なアドバイスがもらえることが往々にしてあります!!

 

「50点でも良いから、早く出せ!」

このルールは、意識していないとつい忘れてしまうので、本当に注意してください!

 

メールは特に結論から

続いて、「メールは特に、結論から」というルールです。

 

就活をしているときも、

  • 「面接での受け答えは、結論から話せ!」
  • 「ESは、最初の1文で結論を言い切れ」

こんな指導を受け、実際にそのとおりやってきた方は多いと思います。

 

これはビジネスの場でも実際に大切で、この就活での経験が活きて、「結論から話す」を意識できている人は多いと思います。

 

・・・しかし、危険なのが、「メール」なんです。

メールは、文章をしっかり考えて上司に送信する ”間” がある分、無駄に文章が長くなりがちなんです。

ヒヨコ
特に、新入社員は「丁寧にしよう」としすぎて、回りくどいメールを送りがち・・・。

 

だからメールこそ、冒頭で、何をして欲しいのか書く

「資料を確認して欲しい」のか、「疑問に答えてほしいのか」など。

メールでもビシッと冒頭で言い切ることを忘れないようにしてください!

ヒヨコ
ぼくも入社したての頃の送信メールを見ると、「要は何が言いたいメールなの!?」と、すぐに分からないものがあり、反省しています・・・笑

 

議事録は時系列で書くな

これは、「なるほど!」となったことです。

「議事録は時系列で書いてはいけない」

ヒヨコ
ぼくは議事録を書く機会がそんなになかったので、、。このアドバイスについては新鮮でした。

 

新人は、会議の議事録の作成を任されることは多いと思います。

そんなとき、一生懸命みんなの発言を1から100まで全部PCに打ち込んで・・・

なんてこと、してはいけないんです!

 

議事録とは、「それを見た人が、会議の結論やそれに至ったプロセスを理解できる」ものであるべきなんですね。

 

よって、議事録もダラダラと時系列で書くのではなく、

  • 「この会議での成果・出た結論はなにか」を最初に書き、
  • 「それに至ったプロセス」「今後のアクションプラン」を端的にまとめる

というものであるべきなんです。

 

そして、その議事録をスマートに作成するためには、「この会議の主題は何か。」を見逃してはいけない。

議事録を端的にまとめる癖がつくことで、本質を見逃さない思考法を身につけることができる、というわけなんですね。

 

大きい仕事ほど、自分は小さくなることを忘れるな

勉強になったこと、最後のポイントは「大きい仕事ほど、自分は小さくなる」です。

これは、ぼくも実際に会社で数年働いてわかったことです。

 

どういうことかと言うと、「大きい仕事は担当メンバーが多いため、自分が管理、経験できる仕事の範囲が狭くなってしまう。」ということです。

 

新人は特に、会社での仕事に憧れを持って入社するため、

「でかいプロジェクトにアサインされて、バリバリ働くぞ!!」

と意気込んで、とにかく大きな仕事を欲しがりがちです。

ヒヨコ
ぼくも最初はそうでした!「おら、でかい仕事やりてえぞ!」みたいな(笑)

 

大きい仕事も勉強になることはもちろん多いです。

しかし、規模の小さい仕事のほうが、仕事の担当する範囲が広くなるため、新人にとって学びのスピードが早いことが沢山あるんですね。

 

そもそも、若手は担当する仕事を選ぶ機会自体、あまりないかとは思いますが、、。

ただ言えるのは、「小さい仕事だと思って、あなどってはいけない!」ということです。

ヒヨコ
簡単そうな仕事ほど、「これは成長のチャンスや!」と思って取り組むと、仕事がとても楽しくなりますよ!

 

それは違うことない?と感じたこと2点

それでは、今度は、本書を読んで「先生!それはちょっと違うと思います!」と感じたこと2点をまとめます。

賛同できなかったこと2点
  1. 本は速読するな
  2. 宴会芸は死ぬ気でやれ

 

本は速読するな

賛同できなかったこと1つ目としては、「本は速読するな」という意見です。

読書ブロガーとして活動しているぼくとして、これは反対意見をどうしても述べたいです・・・!

 

なぜ、著者は「速読が駄目」と主張するのか

その理由を引用します。

対話しているときに、自分の話を聞き流されたり無視されたりするのは、誰だって嫌なはずです。ゆったりと向き合って、じっくり何度も何度も読むべきだというのです。

たしかに、自分の話を聞き流されるのは、悔しいし悲しいです。それはわかります!

 

・・・しかし、それは対面での会話での話に限るのではないでしょうか。

「自分が書いた文章が、誰かに斜め読みされている」というのも気持ちが良いものではないですが、まあそれはしょうがないことだと個人的に思うんですね。

 

「情報の受け手」側から考えてみると、「いかに短時間で必要な情報を手に入れるか」ということが重要になります。

 

本というのは、「玉石混交」つまり、「今の自分にとって宝となる本もあれば、学びが非常に少ない本も沢山ある」のです。

だから、その”宝”を少しでも多く見つけるためには、「学びが少ない、密度が薄いと感じた本は、スピードを上げる」という戦略は正しいことのように思います!

ヒヨコ
実際にぼくは1冊20分で読む本もあれば、5時間以上かけて読む本もあります!

 

速読については、賛否両論が巻き起こっていますが、ぼく個人としては、上記の理由から「速読賛成派」です。

人生は短い。だからこそ、限りある時間を少しでも有効なものに多く使うべき。

そう思っています!

 

再度まとめると、「速読はすべき!」というのが個人的な意見です。

ただし、全ての本を速く読むのではなく、「情報の密度によって、緩急をつけて読むこと。」

これが読書において、一番有効な戦略だと信じています!

 

宴会芸は死ぬ気でやれ

もう1つ本書で賛同できなかった意見として、「宴会芸は死ぬ気でやれ」というものがあります。

・・・これは、どうなんですか(笑)

ヒヨコ
みんなに聞きたいです!笑

 

著者は、

「宴会芸は単なる芸の話ではない。チームワークやここ一番での勝負強さを試されていると思うべき。」

こう言っていました。

 

宴会芸については、

中堅以上の社員の多くは「宴会芸はやるべき!」と言い、

若手社員の大半は「宴会芸なんて強制される会社は、今の時代終わっている。」と感じているように思います。

 

そしてぼく自身も、「宴会芸をやれないやつは立派になれない」なんて本気で言っている組織は、あまり好きではありません。

 

これは、「考え方が古くて嫌だな・・・」という感情的な反感が1つの理由です。

理論的な反論としては、「上司が、新人に宴会芸をやらせる」という構図が、「弱いものいじめ」という風土を助長している、と思うからです。

 

宴会芸をやらせる上司は、「俺も若いときは、そういうことをやって、ここまで成功してきた。だから、お前らも、若手のうちは宴会芸も全力でやれ!やれないやつは、将来伸びないぞ。」

こう考えているのではないでしょうか。

 

今の時代は、「働き方改革などを初め、「価値観が多様化」しており、定時に帰る人、育児のために週3しか勤務しない人など、色々な人の考え方が容認されてきているわけです。

そして、それぞれのやり方・方法で、ビジネスの場で活躍しているわけですよね。

 

だからこそ、宴会芸も、「宴会で盛り上げるのが好き!」という価値観を持った人だけがやるべきで、更に言うと、それは上司・部下問わず、「やりたい人がやる」べきだと思うんです。

 

そもそも、宴会芸の準備には何時間もかかったりしますよね。

すると、仕事とプライベートをバッサリ分けたい人にとっては、宴会芸なんて強制されるのは非常に苦痛であり、仕事にも悪影響を及ぼしかねません。

 

散々書きましたが、、

宴会芸を強制する会社、宴会芸を全力でできない若手は出世させない、という会社を見ると、「閉じた世界」「権力で立場の弱いものをいじめる組織」を見ているようで、ゾッとしてきます・・・

ヒヨコ
人気本『入社1年目の教科書』に、宴会芸を進める記述があったことが驚きで、個人的には少しショックでした・・・

 

宴会芸というのは、それを楽しんでいる人もいる一方で、とても大きなストレスを受ける人、会社への愛着心が薄れる人がいる。

この事実も忘れてはいけないと思っています!

 

まとめ

今回は、『入社1年目の教科書』から、特に勉強になった点と、ちょっと賛同できない、という点をそれぞれまとめてきました。

 

全体としてサクサクと読みやすく、意見に賛成できる・できないに関わらず、社会人としての振る舞いを考えるうえで、必ずや勉強になる本だと思います!

ヒヨコ
ただし、基本的には意見を受け入れつつも、無批判に意見を取り込むことは”危険”だということも忘れないでほしいです。

 

この本が、新入社員に人気!というよりは、「上司が部下に読ませたい」本である、という点も重要だと思います。

世の中の上司の多くが、「若手社員に何を求めているのか」

それを知るのに打ってつけの本だと思いますよ!

 

『入社1年目の教科書』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

20代の社会人です!読書、映画鑑賞、車、バイク、数学、IT、旅行情報など興味のある様々なことを発信していきたいと思います!ブログについて全くの初心者ですが、コツコツと良いサイトを作っていきたいです!!よろしくお願いします!