「iPadで読むか、専用端末を購入して読むか」
Amazonの電子書籍サービスKindleで読書する際、このように迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Kindleを1年以上使い倒し数百冊のKindle本を読んできたぼくが、「Kindle読書はiPadを使うべきか、専用端末を購入して使うべきか」解説していきます!
- Kindle読書を始めたいと思っている
- iPadなどのタブレットはあるが、Kindle専用端末を購入しようか迷っている
- タブレットもKindle専用も無いけど、Kindle読書を体験してみたい

(左:Kindle Paperwhite 右:iPad mini2)
それでは、早速まとめていきます!
【目次】
Kindle読書はiPadか専用端末どちらがオススメか
結論としては、「読む本のジャンル・特徴によって2つの端末を使い分ける」方法が圧倒的にオススメです!

より詳しいオススメの使い分け方は、下の通りです。
- 「通常の本」→Kindle Paperwhite
- 「固定レイアウト本・漫画本」→iPad

ここでは、ぼくが所有する「iPad mini2」と、「Kindle Paperwhite」の2つをメインに比較していきますね!
また、Kindle端末も種類がありますが、今回挙げる特徴はどの機種でも共通しています。
iPadによるKindle読書の特徴

iPadのKindleライブラリ画面
まずは、iPadでKindle読書をする場合について、経験をもとに解説していきます!
iPadだけでKindle読書も全然可能
そもそも、iPadだけでKindle読書をすることも全然可能なので安心してください!

スマートフォンやタブレットに「Kindleアプリ」が入っていない方は、以下のリンクからダウンロードしてみてください。もちろん「完全無料」ですよ!
Kindleアプリダウンロード画面(iPhone・iPad用)
タブレットならバッテリーも持ちますし液晶もキレイなので、Kindle読書を十分楽しめますよ!
iPadのkindle読書の2つの大きな欠点
このように、始めの頃はiPadでKindleライフを満喫していました。
なんなら、「Kindle専用端末なんて、わざわざいらんだろ!」ぐらいに思ってましたw
しかし、使っているうちに”ある不満”を感じるようになったんです。それが以下の2点です。
- 長時間読書をすると、端末が重く感じてくる
- ディスプレイを見続けると、目が疲れ始める
じっくり使っていたからこそ気になり始めた2つの欠点。
特に、1時間以上ぶっ続けに読書をしたときの目の疲れが、とても気になるようになりました。

そうして目に優しいとされる、Kindle専用端末を思い切って購入してみることにしました。
Kindle専用端末による読書の特徴

そうして購入したのが「Kindle Paperwhite」です!
この端末のメリット・デメリットも簡単に紹介します。
Kindle Paperwhiteはとにかく目に優しい
専用端末を使う大きなメリットは以下のものです!
- 「e-ink」という目に優しい表示技術を使っている
- バッテリーが驚異的に長持ち(数週間は持ちます)
- 端末が非常に軽く、腕が全く疲れない(約200g)

スマートフォンやタブレットの画面と違って、まるで本当の紙で文字を見ているような感覚を味わえるんです。
これによって、iPadでの読書で気になっていた「目の疲れ」が、全く感じなくなりました!
この点だけでも、「Kindle専用端末」を購入した意味は大きかったと今でも強く感じています!
Kindle Paperwhiteは「固定レイアウト本」に弱い
しかし、このKindle端末を購入したからといって、「Kindle読書はすべて専用端末で読む」という使い方にはなりませんでした。
それは、Kindleに特有の「固定レイアウト本」という存在があったからです!
「固定レイアウト本」とは、本の中身が「画像として貼り付けられているもの」です!
本の種類によって、時々このような固定レイアウト本に出会います。

上の画像のように、Kindle商品画像の説明欄に「以下の表記」がある場合を「固定レイアウト本」と言います。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

固定レイアウト本は「文字がとても小さく、その文字を大きくすることはできない」という特徴があります。
画像として拡大はできるのですが、処理速度がめちゃめちゃ遅く、お話になりません・・・(笑)

この固定レイアウト本を開くと、Kindle端末ではこのような感じになります!

kindle paperwhiteで固定レイアウト本を読む画面
(著作権の関係上、一部内容を隠しています)
写真で見ると、「案外読めそうじゃん。」って思うかもしれません。
でも実際の端末で見るとわかるのですが、とても読みづらくイヤになることがほとんどだと思います。
「字ちっちゃい!」「ページめくり遅いわ!」ってストレスがたまるんですよね・・・w
こういう本は結局、画面が大きくカラー表示されるiPadが適しています。

ipadでkindle固定レイアウト本を読む画面
iPadならば、字が小さくても拡大をスムーズに行えるので、快適に読むことができますよ!
ちなみに、漫画も固定レイアウト本と同じような表示形式です!
Kindle読書のベストな使い分け方
以上の特徴から、2つの端末を使い分けて読書することを強くおすすめします!
- 「通常の本」→Kindle Paperwhite
- 「固定レイアウト本・漫画本」→iPad
2年近くKindle読書に触れてきた結果、このようなスタイルがベストだと感じています。

そのため、上記の使い分けをしたとしてもKindle専用端末の使用がメインになりますよ!
どちらもない人はまずはスマホでKindleに慣れよう
「用途の使い分けは分かったけど、タブレットも持っていない」という方も安心してください!
スマートフォンでもKindle読書は十分にできます!

ぼくも、電車の待ち時間などちょっとした空き時間には「スマホでKindle読書」もしています!

スマートフォンによるkindle画面
そうして、スマホやタブレットでKindle読書を数ヶ月試してみてください!
少しお持ちの端末でKindle読書を続けてみて不満がなければ、専用端末を買う必要はないと思います!
もし、「目が疲れる」「端末の重さが気になる」という不満を持ち始めたらKindle専用端末を購入するという流れが、お財布にも優しい戦略です!

ぜひこの機会に、Kindle読書にどんどんチャレンジしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!