こんにちは、ネルです!
今回は、「どこでも誰とでも働ける」という本の紹介を兼ねてポイントまとめをしていきます。
この本は、数多くの有名企業へ転職をこなしてきた著者が、これからの時代の仕事のあり方から、仕事を通して自分が成長していく方法などを解説した本です!
- 「転職をしようかと考えている」
- 「仕事の生産性を上げたい」
- 「数多くの有名企業でのキャリア経験のある人の考えに触れたい」
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
働く場所は自由に選ぶことができる時代
まずは、この本のメインテーマのご紹介です!
インターネットの技術が普及した現代では、ネット環境さえあれば世界中の市場を活かすことができるという点でとても納得した箇所でした。
「スイスのような住み心地のよい場所で世界の市場に挑戦し、お金を稼ぐことができる」
こういった働き方ができるのも、インターネットが普及したからこそなんですね。
スイスで美少女ゲームを開発するエンジニア
著者が、スイスで美少女ゲームの開発をしているエンジニアに「日本の方が市場が盛んで有利ではないか?」と問いかけたところ、
「『スイスのような綺麗な空気のある素敵な環境で働ける』と広告すれば、世界中から有能なエンジニアが集まってくるんだよ!」という返事があったそうです。
これからの時代は、ネットで仕事ができるようなスキルさえ身に着けることができたら、どこでも世界中好きな場所で働くことが可能である、と考えるとワクワクしてきますね!
「ギブ&テイク」よりも「ギブ&ギブ&ギブ」
「ギブ&テイク」よりも「ギブ&ギブ」を意識したほうが、あとで何倍にもなって自分に良い結果が返ってくる、ということを著者は強く主張していました!
仕事でのライバルに、自分の知識や技術を提供することを避ける多くの人達を戒めている部分です。
人から何かをしてもらう「テイク」ばかりを求めて、こちらからは全然「ギブ」をしないのは勿体無いことです。
ギブを永遠に繰り返す気持ちをもつ
本文では、「ギブ&ギブ」という言葉にとどまらず、「ギブギブギブギブ・・・」とギブが永遠に繰り返されていました(笑)
それほど、「人に価値を与え続けることの大切さ」を著者が伝えたいのだと感じました。
こちらから一方的に「ギブギブギブ・・・」をし続けることができれば、
- 新しい経験ができ、自分のスキルが向上する
- 周りから信用され、いずれ大きなテイクが巡ってくる
ことになると言います。
こちらから与えることだけを考えるようにすれば、最初から見返りも求めていないため、心理的にもストレスなく仕事が進められるようになるのだと、著者が語っていた箇所でした!
周りの人すべてが「ギブギブギブ・・・」の精神を持つようになると、とても住みやすく楽しい環境になることが想像できますよね。
1日1%改善を続ければ、「1年で37倍」成長する
どんなことであれ、毎日1%ずつ改善していくと、1・01の365乗で、1年で 37・8倍くらいになります。それに対して、毎日1%ずつ力を抜いたとすると、0・99の365乗で0・026倍。つまり、1年で元の実力の 40 分の1まで下がってしまう計算です。
つまり、1年で 37 倍成長するのと、 40 分の1まで退化するのと、どっちがいいですか、ということです。
(本文引用)
「1日1%の改善」という言葉はぼくも数年前に初めて聞いたのですが、とてもモチベーションが上がる考え方だと感じました!
1日でたった1%成長することができたら、1年間で37倍にまで成長するというのです!
すぐには信じられませんが、計算をしてみるとこれが事実なんです!
1日1%改善の効果を計算してみる
実際に、数字を使って簡単に計算をしてみますね!
1%の改善とは、つまり、1日で1.01倍になるということですよね。
よって、毎日1%の改善を繰り返すことは、1.01?1.01?1.01?1.01?1.01?・・・という計算で成長していることになります。
1年間、つまり365日分この改善を続けるということは、つまり「1.01を365回かける」という計算になります。
そして、1.01を365回かけた答えが「37.8」になります。これはつまり、37.8倍成長できるということなんです!
もし、1日1%の「悪化」を続けていたら
その一方で、もし昨日の自分より1%能力が落ちるようなことを続けた場合はどうなるか想像できますか?
1日で1%能力が下がるということは、昨日の自分の0.99倍の能力になる、と計算できます。
これを365日続けると、0.99を365回かける=0.026となります!
つまり、毎日たった1%の能力が失われていく場合は、1年前の自分よりも約40分の1まで実力が落ちるということなんです!
増え方も減り方も、積み重ねれば恐ろしいほど大きな数字になるんですね・・・!
「たとえ些細な改善でも、それを続けることで大きく成長することができる」という意識を大切にしたいですよね!
まとめ
今回は「どこでも誰とでも働ける」より、重要なポイントをまとめていきました!
たった、1%の改善なら簡単そうなのに、それが1年で37倍にまで成長するなんてにわかには信じがたい結果ですよね。
この計算は、「ローンなどの利子の複利計算」でも同じ考え方になります。
利子が何重にもかけられていくと、とても大きな数値になっていくことは有名な話ですよね。
この本は他にも、有名企業に数多く勤めてきた著者だからこその面白い事例が豊富に紹介されていますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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