【続編!IQの高い人のおすすめ分析本】「高知能者のコミュニケーショントラブル2」

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以前、「高知能者のコミュニケーショントラブル:IQが20違うと会話が通じない」という本を読み、とてもおもしろかったので内容をまとめた記事を書いていました。

【IQの高い人は孤独!?】「高知能者のコミュニケーショントラブル」より

2019.02.09

 

この記事、とても嬉しいことに、思っていた以上に多くの人に読んでいただんですね。

ヒヨコ
沢山の人にこうやって読んでもらえると、ブログを書くことがますます楽しくなるんじゃ・・・!

 

そして、つい先日、まさかの「高知能のコミュニケーショントラブル2」が発売されていることを知りました。つまり、続編ですね!

 

早速購入し、中身を読んでみました。

またもや、とても勉強になったので、特に印象に残った箇所をまとめていきたいと思います・・・!

「高知能者のコミュニケーショントラブル2: 人間は自閉的知能を持ったサルである」

 

【前回との違い】参考資料を豊富に用いている

まず、前回の「高知能のコミュニケーショントラブル”1”」との違いとして、参考資料がとても豊富になったという印象がありました。

本文の中でも、以前より、「〇〇の実験」とか「△△人のうち□□人が・・・」などの記述が増えたように感じました。

 

参考文献は、本文ではなく以下のサイトにまとめられています。

こちらを先に見ても、学べることは多いと思います!

 

【著者が参考にした論文や書籍、サイトをまとめたサイト】

https://wildinvestors.blogspot.com/2019/12/2.html

サイトの中身

 

それでは、本書から特に印象に残った部分をピックアップしていきますね!

 

アスペルガー症候群の平均知能と分布のばらつき

さて、まず紹介するのは、「アスペルガー症候群の平均知能と分布のばらつき」についてです。

 

最近は、「あいつは、アスペだ。」などと、人を侮辱するように使われることが多いようです。

しかし、このアスペルガー症候群は実際に芸能人の中でも何人もいると言われていますよね。

アスペルガー症候群の人は、コミュニケーションがどこか苦手な分、何かの分野に突出した才能を発揮することが非常に多いと言われています。

 

これに対して私は、「アスペルガーの人って、平均的に高いIQを持っているんだろう。」と考えていました。

しかし、「そうではない。」というのが著者の指摘です。

 

結論から言うと、「アスペルガー症候群の人は、平均知能は低いが、分布のばらつきが大きい。」と言うんですね。

次の図を見てください。

アスペルガー症候群の子供と比較対照群の子供の知能が正規分布すると仮定して描いたイメージ図 『安間伸. 高知能者のコミュニケーショントラブル2: 人間は自閉的知能を持ったサルである』より

 

これは、著者が子供の知能検査のデータから、正規分布を仮定して描いた「IQ分布」のイメージ図です。

細かく数字を見ると以下のようになっているそうです。

  • 比較対象のIQの平均は107.1で標準偏差12.5
  • アスペルガー症候群のIQの平均は99.2で標準偏差17.7

 

つまり、「アスペルガー症候群の人は、平均知能は低いが、分布のばらつきが大きい。」ということになるんです。

 

高知能集団からランダムに抜き出すと・・・

よって、高知能集団からランダムにIQを測定した場合、その中でアスペルガー症候群の割合が高いことも納得がいきます。

「アスペルガー症候群の知能は分布が広いために、高い知能の人を集めると、アスペルガー症候群の比率がどんどん高くなる」ということなんです・・・!

ヒヨコ
平均と分散を意識してデータを見ると、こういった示唆が得られるんですね・・・!

 

だから、難関大学になるほどアスペルガー症候群の比率が高くなる、というデータも納得。

興味が「学ぶ」という分野にたまたま向いた自閉よりの子どもたちが、試験でとてつもないハイスコアを叩き出せるというわけなんです。

 

NH(知能は普通で序列意識が高い)人からの攻撃に気をつけて!

続いて、「IQが違う者同士」で摩擦が起きる関係を示した図を紹介します。

実はこれ、前回の本にも載っていましたが、今回も再掲されており、私としても印象に残ったのでまとめていきます。

 

図は、縦軸に「知能」を、横軸に「序列意識」をとって4象限に分け、それぞれの分類の人との人間関係をまとめたものです。

IQと序列意識の違う者同士で摩擦が起きる関係図 『安間伸. 高知能者のコミュニケーショントラブル2: 人間は自閉的知能を持ったサルである』より

わかりやすい図なので一目するだけで内容がわかると思います。

ここで特に注意して欲しいのは、「左下から右上」への関係です。

 

知能は高いが、序列意識が低い人は攻撃されやすい!?

図の通り、「知能は高いが序列意識は低い」という人は、「知能は普通だが、序列意識は高い」という人から攻撃され、利用される傾向があると言うんですね。

 

これは学校や職場で今まで目にする場面は多かったのではないでしょうか。

「頭は良いが特に野心がない人が、そこらの人に利用されている・・・」

これは、本来の高い知能を持った方々の優秀な才能を無駄遣いすることになり、とても悲しい状況だと言えます。

 

対処法として著者は、「すべての人が自分と同じ価値観で仕事しているという思い込みから脱却すること」だとしていました。

 

「この人は序列意識が高い・・・。理解はできないけど、こういう考えで仕事をしているのだろうから、自分は上手く折り合いをつけていこう。」

と仕事を進めるべきだということですね。

ヒヨコ
会社でも、突出して優秀な方はこうやって割り切って、黙々と作業されているように感じます・・・

 

まとめ

著者は、「高知能のコミュニケーショントラブル」を書いた結果、多くの人から意外な反応があったと言います。

それは、本を書いたことで「褒められた」のではなく、「感謝された」ということです。

世の中には、それだけ、自分が高い知能を持っていること(そして時に、コミュニケーションの方法が多くの人と少し違うこと)が原因で、社会的に生きづらさを抱えている人がいるということなんですね・・・。

 

改めてこの本を読んで思ったのは、「こうした高い知能を持った人たちの力を120%出してもらえるような環境を整えること」が重要だということです。

「ちょっとコミュニケーションのとり方が変」とか、「あいつは他の人と価値観が変わっている」とかいう理由で、社会的に排除することは、全体としてみて損失が想像以上に大きいのだと思います。

 

多くの人がこの本を読むなどして、高知能者の存在を理解し、お互いの価値観を尊重し会えるような環境づくりが重要なんだと思っています・・・!

「高知能者のコミュニケーショントラブル2: 人間は自閉的知能を持ったサルである」

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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20代の社会人です!読書、映画鑑賞、車、バイク、数学、IT、旅行情報など興味のある様々なことを発信していきたいと思います!ブログについて全くの初心者ですが、コツコツと良いサイトを作っていきたいです!!よろしくお願いします!