こんにちはネルです!
今回は「日記のすすめ 日記で人生はもっと楽しくなる!!」という本の重要ポイントをまとめていきます。
この本は、日記を書くメリットや続けるためのコツなど、日記を長年続けてきた著者が日記に対する思いをまとめている本です!
次のような方におすすめです!
- 「日記を書くメリットを学びたい」
- 「毎日日記を書き続けるのがキツイ」
- 「日記を書く際の注意点などを知りたい」
また、本書は電子書籍で出版されていて、値段も300円とお手頃でした!!
内容も読みやすいように書かれていて、ボリュームも程よく抑えられているため、忙しい方でも読み切りやすい本ですよ!
それでは、重要なポイントをまとめていきます!
【目次】
日記を続けるためには、「どうにでもなれ効果」に注意する
心理学の用語で「どうにでもなれ効果」というものがあるそうです(笑)
自分が頑張っていたルールを一度破ってしまうと、その反動が大きくなり、それまでの努力とは逆のことをしてしまうことです。
ダイエットを何日か続けてきたのに少しだけケーキを食べたら、そこからダイエットがどうでもよくなってバカ食いしてしまうのが良い例ですね・・・。
どうにでもなれ効果が原因で、多くの人は日記を完全に習慣化できない
このどうにでもなれ効果は、日記でも起こりやすいといいます。
「毎日必ず書くぞ!」とムリに努力して続けてきても、ある日どうしても日記を書けない日が来ると思います。
そんなときに、「もう日記なんてどうでもいいや」と感じてそこでパッタリと日記を書くのをやめてしまうということです。
日記は数日に1回のペースで良いという気持ちで取り組む
それを防ぐため著者は「日記は毎日書く必要はない」と主張しています。
数日に一回のペースでも良いので、書きたいと思ったときに書きたいことを書く。
そういったゆるいルールを自分に設けることが、何年も日記を続けるコツです!
これから日記を始めようと考えている方は、まずは数日に一回のペースで書いてみてはどうでしょうか。
時間を置いて日記を読み返すと、客観的な視点で自分を知ることができる
日記は、近い出来事なら主観的に、昔の出来事なら客観的に自分を振り返ることができるという面白さがあります。
近い記録を見返す場合
日記を見返す際に、その記録が数週間以内のものだと、自分の記憶に鮮明に残っていることがほとんどだと思います。
そのため、「あの時は、確かにそうやって感じていたな~」と振り返ることになりますよね。
これは、自分が中心となって感情を整理できているため、「主体的な」振り返りをしていると言えます。
昔の記録を見返す場合
一方で、1年後など時間をおいて日記を読み返すことで、その記憶がほとんどない状態で振り返ることになりますよね。
すると、「この時に、当時の自分はこんな風に感じていたんだ~」と、
過去の自分をもう1つの自分という立場から“客観的に”眺めることができます!
自分の過去の出来事を客観的に振り返ることができる、これは日記を書いているからこそのメリットだと思います。
その当時はとても感情的になっていたとしても、1年後10年後に振り返ると、「なんで自分はこんな感情に振り回されていたんだろう・・・」と気づくことが多いです。
こういった客観的な視点について、次のポイントで詳しくご説明します。
「メタ認知」を獲得できるが日記のメリット
自分の主観的な考えや感情を一歩引いた位置から眺める視点のことを「メタ認知」と呼びます。
この「メタ認知」ができるようになることが、日記の非常に大きなメリットです!
メタ認知を持つと感情をコントロールできるようになり、ストレスが激減する
人は基本的にその場その時の出来事に対して、主観的・感情的な反応をしてしまいがちです。
しかし、この「メタ認知」の感覚を普段からつけておくと、「今自分はこんな些細なことで腹を立てようとしている。落ち着かなくては。」と、一歩上の視点から冷静に自分の感情をコントロールすることができると言います。
つまり、日記によって獲得したメタ認知のおかげで、「冷静な視点」を持てるようになるというわけなんです!
メタ認知を自然と使えるようになると、ストレスが大きく減るとも言われています!
日記によって過去の感情を客観的に分析し続けることで、いずれは瞬時に自分の感情をコントロールできる人間になれるということですね!
まとめ
今回は、「日記のすすめ」という本から、日記を続けるために知っておいて欲しい重要なポイントをまとめていきました!
「日記は毎日必ず続けろ!」と言われるより、「数日に一度で問題ないよ!」とはっきり言ってくれるこの本は、とても読者視点・日記初心者視点の本だと感じました。
一番もったいないのは、以前日記を続けていたけどパッタリとやめてしまうことだと思っています。
少しずつでも良いので、日記を自分の当たり前の習慣に取り入れて、自分の感情などを上手く把握できるようにしたいですね。
- 「日記を書くメリットを学びたい」
- 「毎日日記を書き続けるのがキツイ」
- 「日記を書く際の注意点などを知りたい」
この本で日記を続けるためのモチベーションをぜひ手に入れてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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