【研修の効果】「役に立つ」のは当たり前。大切なのは時間に対して得られるリターン

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こんにちはネルです!

今回は、「【研修の効果】「役に立つ」のは当たり前。大切なのは時間に対して得られるリターン」というテーマで話をまとめていきます!

参考にした本は、ちきりん『自分の時間を取り戻そう』です!

 

この記事のまとめ
  • 物事は「コストに対し、どれくらいリターンがあるか」という視点で判断するべき
  • 研修の大半は「意味のあること」ではあるが、「時間に対するリターン」は少ない
  • 時間は有限であり、その時間をどのように有効活用するか意識することが大切

『自分の時間を取り戻そう』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

それでは、順番にポイントをまとめていきます!

 

研修の効果について

会社などで色々な研修を受けていると、「こんなことをダラダラと学んで本当に意味があるんか・・・?」と感じることってないでしょうか。

ときには丸一日かけて「既に知っていること」を聞き続けなければいけない、何ていう状況もあります。

 

そしてこんな場合に研修の講師などがよく言うのが以下の言葉。

「研修で学んだ内容は、どこかで必ず役に立つ。だから色々な研修を積極的に受けるべき」

こう聞くと、いかにももっともらしく聞こえますよね。

 

しかし、ここで「生産性」という概念を持ち出して考え直してみると、こういった発言は正しいものとは言えなくなるんです!

 

研修を「生産性」で考える

勉強や研修で学んだ内容が、「いずれどこかで役に立つときが来るかもしれない」というのは確かに正しいと思います。

実際に、「学ばなければよかった」なんていうことはないはずですし、たとえ今の自分と全く関係がない分野のことでも、いつか役に立つ可能性があるのは否定できません。

 

しかし、「研修にかけた時間に対して、得られるリターンは十分なものなのか?」という視点で考えてみてください!

  • 「自分の貴重な時間を丸一日使って、初心者が学ぶような経済学について研修を受けた」
  • 「東京で2時間の”マナー研修”を受けるために、移動時間含めて半日は使った」

 

こういったことがサラリーマンにはしばしば起こると思いますが、果たしてこれは「時間に対して得られたリターン」は大きいものと言えるのでしょうか。

 

寿命は有限であることを忘れてはいけない

「いつかきっと役に立つから」という曖昧な理由で、深く考えずに色々な研修を受けるということは、時間の使い方として正しいものではないと感じています。

 

たとえば、「初心者向けの経済学」を学ぶ際に、以下の2つの勉強方法があったとします。

  1. 丸一日かけて研修で学ぶ
  2. 自分で経済学の本を買って、2時間で集中して読み切る

 

どちらも同じ程度の知識が得られたとした場合、①と②では使った時間が圧倒的に違いますよね。

そして、②を選んだ場合、空いた時間でさらに他のことを学べるわけなんです。

 

特に研修の多くは座学形式のものであり、講師の話のペースに合わせて学習を進めていかなければいけません。

さらにいざ研修が始まって「面白くない」と感じても、途中で抜け出すことはできないことが多いですよね。

 

たしかに「学ぶ内容」自体は、長期的に見れば役に立つものなのかもしれない。

しかし、「人の寿命は有限」であることを意識すると、「同じ内容のことを学ぶなら、少しでも短い時間で習得したほうが良い」と感じられるのではないでしょうか。

 

あらゆる物事を「生産性」の観点で捉えると見え方が変わる

今回参考にした、ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』という本は、一貫して「物事を”生産性”という観点で考える大切さ」を解説している本です。

 

研修の話でも出したように、「良いか、悪いか」といった単純な2軸だけで判断するなら、「研修は良いこと」といった結論になってしまいます

しかし、ここに「生産性」という観点、つまり研修でいうところの「かける時間やお金に対して、どれほどのリターンが得られているか」という視点で判断をしてみると、「研修というシステムの大半は、生産性が低い。何かを学ぶなら違う方法も検討するべき」という意見が浮かんでくるんですね。

 

そいうった生産性という視点を持つことは、有限の世界を生きる私達にとって非常に重要なことだと私は考えています!

そんな気づきを与えてくれる本書は心からおすすめしますよ!

 

まとめ

今回は、『自分の時間を取り戻そう』より、「【研修の効果】「役に立つ」のは当たり前。大切なのは時間に対して得られるリターン」というテーマで話をまとめていきました!

「意味があるかないか」という視点だけではなく、「かけるコストに対して、得られるリターンはどれくらいか」という視点で物事を冷静に判断する癖をつけていきたいですね!

 

この記事のまとめ
  • 物事は「コストに対し、どれくらいリターンがあるか」という視点で判断するべき
  • 研修の大半は「意味のあること」ではあるが、「時間に対するリターン」は少ない
  • 時間は有限であり、その時間をどのように有効活用するか意識することが大切

『自分の時間を取り戻そう』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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