こんにちはネルです!
今回は「課長の昇進のコツは、上司を”驚かせないこと”」というテーマで話をまとめていきます。
今回参考にした本は高城幸司『課長から始める 社内政治の教科書』です。
会社内でうまく立ち回るためにどういったポイントに気をつけたら良いのか、色々な角度から納得のいく開設がされていて大変勉強になる本でした!
この本の中から、「上司を驚かせない働き方」についてまとめていきます。
- 上司とうまくやっていくコツを知りたい
- 会社内での上手な立ち回り方を学びたい
- 現在課長職で、さらなる昇進をしたい
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
昇進するコツは、上司を驚かせないこと
まず、大事なこととして、「上司に突然の報告をして驚かす」ことのないような働き方を徹底するべきなんです!
よく、Bad News First=悪いニュースこそ先に伝える、という言葉が言われますが、まさに悪い話・報告こそ上司に真っ先にすべきですよね!
ここで一度、上司の立場になって考えてみてみましょう。
上司が最も嫌うのは「隠す部下」
自分の上司は、さらにその上司に向けて業務についての説明責任を負っていることになりますよね。
特に部長であれば、部署内で起こっている事態について、いつでもパッと明確な説明をできるような状態でなければなりません。
すると、「部下がどういう状態であるか知らなかった」ということは、決して許されることではないですよね。
つまり、自分は今どういう業務を担当していて、何に苦労しているか、きちんと報告するのが良い部下であるといえます。
反対に、担当業務の進捗状況について情報を隠すような部下は、上司にとっては最悪の部下であるとも言えるのです。
重要なのは「定期的に」報告すること
先ほど、Bad News Firstの話をしましたが、実は悪い情報のときだけ報告をしておけば良い、ということでもないのです!
それよりも大切なのは、「彼は隠しごとの無い部下だ」と認識してもらうことです!
では何をすることで、上司からそのような印象を抱いてもらえるのか。
それは、自分の仕事の進捗状況を「定期的に」報告することだと言います。
「定期的に」というのがミソです。こまめな報告を好む上司であれば1週間から2週間ごとに、まとめて報告されることを好む上司であれば1か月から2か月ごとに、 30 分程度のミーティングを設けるようにするのです。
(本文引用)
このように、毎回決まった間隔で報告をするようになると、上司は「何かあれば、彼は報告してくれるだろう」「彼は放っておいても安心だ」という印象を抱いてくれるようになるのです!
どんな人でも細かく詮索されればボロは出る
ここで忘れはならないのは、「どんな人でも、仕事について細かく詮索されればボロが出る」ということです!
もし、前述のように自分の仕事について報告せずいた場合、上司は「彼は何か隠し事をしているんじゃないか?」と心配になってきますよね。
そして、必ずや担当業務について質問をしてくるようになります。
しかも上司からしたらかなり不安なので、細かいところまでしつこく聞かれる可能性もグッと高まります。
するとどうなるか。
細かく詮索されてしまうと、どこかしらには必ずといっていいほど仕事にはムラがあり、それが上司の目につくことになります。
そうなると、上司からの評価も下がってしまいますよね。
一人前の課長として認められるためには、攻めの姿勢を持とう
ここまでまとめてきたように、上司から仕事について細かく聞かれるようになっていては、上司にも迷惑がかかり、自分の評価も下がる結果になってしまいます。
それを避けるために意識すべきことは、「自分から進んで上司に報告をしにいくこと」なんです。
どっちにしても会社という組織にいる以上、上司とコミュニケーションを取ることは避けられません。
そうであるならば、細かく詮索される前に自ら進んで、「攻めの姿勢」で報告をするようにしたほうが賢い選択となりますよね!
まとめ
今回は、『課長から始める社内政治の教科書』より、「昇進するコツは上司を驚かせないこと」というテーマで話をまとめていきました!
「悪いニュースこそ早く報告しろ!」とはよく言われますが、それ以上に「通常時でも、定期的に報告をしてきてくれる部下」というビジネスマンを目指していきたいですね!
- 上司には、仕事の進捗を「定期的に」報告する癖をつけよう
- どんな人でも細かく詮索されればボロは出る
- 仕事は常に、攻めの姿勢を忘れずに
せっかく会社という組織で働くならば、少しでも自分が働きやすい環境を自らの手で作っていきたいですよね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。