こんにちはネルです!
今回は、「『本を読んでも当たり前のことが書いてある?』それは、本の選び方が間違っています!」というテーマで話をまとめていきます!
- 「本にはあたり前のことしか書いていない」と感じるのは「自己啓発」ばかり読んでいるから!
- 特に理系チックな考え方の人ほど、この罠に陥りやすい
- 哲学書や思想書にも手を出し、読書の幅を広げてみるべき!
【目次】
「本には当たり前のことしか書いてない」という人
「成長したいなら読書をするべきだ!」という意見に対し、こんなことを感じていないでしょうか。
「本を読んでも、どうせ当たり前のことしか書いていないじゃん」
読書をしたところで、すでにわかりきっている事しか学べない、そういった意味の反論ですね。
これに対して思うことは、「本の選び方が誤っているよ!」ということです。
自己啓発系に偏りすぎる罠
たまにしか本を読まない多くの人は、本屋にふらっと行って、「目についた本」を買って読むという習慣があると思います。
そして、月に1,2冊ぐらいのペースで読書をしているのではないでしょうか。
こういった本の選び方で陥りがちな罠は、「自己啓発本に偏りすぎる」ということだと思っています。
なぜなら、「自己啓発本は、タイトルがとても目を惹くように書かれているから」です。
よって、いつも「なんとなく目についた本を買う」というスタイルを繰り返していると、必然的に購入する本が自己啓発本ばかり、という結果になってしまいがちなんです。
理論的な人ほど自己啓発本が心に響かない
そして、理系チックな考え方をする人は特に、「自己啓発本が全く心に響かない」という傾向があるように感じています。
自己啓発本って、だいたい以下のようなことが書いてありますよね。
- 「とにかく行動しよう」
- 「早起きは得しかない!」
- 「どんな人にも暖かく接しよう」
こういったことを、上手な文章で訴えかけています。
素直な人ならば、ぐっときて心が動かされることも多く、自己啓発本でも「その人の行動が良い方向に変わる」という意味で、大きな効果があります。
しかし、理系チックな人は、「いや、あたり前のことしか書いてないじゃん。しかも、結論に証拠があるわけでもないし。」と感じ、本自体がつまらないものだと感じてしまうのです。
これこそが、自己啓発本ばかりに偏り、本すべてが「あたり前のことしか書いていないつまらないもの」と感じてしまうメカニズムだと思っています。
選ぶべき本は「哲学書」や「思想書」
こういった人に対しておすすめしたいのが、「哲学書」や「思想書」を読むことです!!
哲学や思想などって、一つの明確な答えがあるわけではない問いに対し、様々な角度から意見を飛ばすものですよね。
よって、どんな本を読んでも、「そういう考え方があったのか!」と新たな気付きを得られるんです。
かといって、こういった本のタイトルって、けっこう小難しいものが多いので、なんとなく本屋に行っただけでは手に取る可能性は非常に低いんですね。
よって、私が特におすすめする「哲学書」や「思想書」について、いくつか紹介したいと思います。
私がおすすめする「哲学書」や「思想書」
『武器になる哲学』
哲学書といえば、まっさきにこの本がおすすめとして挙がります。
有名な「哲学」を現代の問題に当てはめたらどのような見方ができるか、著者の非常に鋭い視点から解説されている本です。
『困難な結婚』
最近読んだので面白かったのがこちらです。
「結婚」について、著者自身の新鮮な切り口の考えを解説しています。
『正義の教室』
こちらは、新刊本ですね。最近本屋でも大きく取り上げられているのを見かけます。
「正義」というのはそもそも何か。
哲学初心者でもスルスルと頭に入ってくるように噛み砕いて説明がされているため、一気に読み進めていくことができますよ!
まとめ
今回は、「『本を読んでも当たり前のことが書いてある?』それは、本の選び方が間違っています!」というテーマで話をまとめていきました!
私自身、本を読み始めるようになってから、最初は自己啓発系の本が多かったです。
そこから、徐々に難しい本にも挑戦していきましたが、それによって読書の本当の楽しさを深く感じることができたと思っています。
ぜひ、色々な本に手を出してみてくださいね!
- 「本にはあたり前のことしか書いていない」と感じるのは「自己啓発」ばかり読んでいるから!
- 特に理系チックな考え方の人ほど、この罠に陥りやすい
- 哲学書や思想書にも手を出し、読書の幅を広げてみるべき!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!