こんにちはネルです!
今回は、「『家のローンを払いながら株に投資する』は絶対にダメ!」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、 山崎 元・大橋 弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です!
- ローンが残っているなら、株などへの投資は絶対にNG
- お金の貸し手側はローンの追加返済をうまく避けようとしてくる
- 運用については常に「平均利回り」を比較して冷静な行動を!
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
家のローンを払いながら投資をするという誤り
早速本文より引用します。
「よく家のローンを払いながら、株に投資する人がいるんだけど、あれはやめたほうがいい。仮に家のローンが金利2%だとしたら、早く返すだけ、2%で運用しているともいえる。リスクゼロで確実にプラス2%で運用できる方法なんて今はないから、全力でローンを返したほうがいい。 返済に勝る運用はない からね」
引用:『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
皆さんの中で、「家や車のローンを払いながら、株などに投資もしている」という人はいないでしょうか。
この方法はお金の使い方として完全に誤っている、ということをここで認識しておいてください!
本文でも非常にわかりやすい言い回しをしていましたが、「返済に勝る運用はないから」なんです。
ローンと株投資の金利・利回りを比較する
仮に家のローンが2%だったとした場合、そのローンを遅く返済するほどその2%分の金利がどんどん加算されていきますよね。
そして厄介なのが、この2%は固定的なものなので、常に2%分損をし続けるということなんです。
(変動金利だったら話は少し違います)
一方で株式投資の場合を考えてみましょう。
株への投資では非常にうまく運用できた時は、たしかに一時的に利回りが10%などに届く可能性があります。
しかし、もちろん運用で失敗してしまう可能性もあるため、平均してみると「買っても負けてもない」つまり、株の平均利回りは0%~数%なんてことになりますよね。
広告などで、「株式運用して年5%の利回りを得よう!」なんてコピーを見たりしますが、これは”とても上手くいった場合”であることに注意しなければなりません。
このような状況から、株に投資する分のお金を”ローンの追加返済”にあてることで、実質「確実に2%」の利回りが得られる、ということになります。
お金の貸し手は早く返されることを嫌う
車のローンなどは金利4%なんてものもありますが、これも「お金の貸し手が年4%の利回りでお金を運用している」という見方をすることができるんです。
このようなおいしい運用ができる「貸し手」はどう思うか。
「できるだけ遅く返済してもらい、少しでも多く金利を得る」ことを考える、ということが予想できますよね。
このような背景から、お金の貸し手は基本的に早くローンが返済されることを嫌うわけなんです。
よって、ローンを組むことをすすめても、追加返済などの話を出すと途端に対応がそっけなくなる、なんてことになります。
相手の口車に乗せられて、追加返済をやめたり、その分のお金を妙な投資案件にまわしてしまうことは避けたいですよね。
まとめ
今回は、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』より、「『家のローンを払いながら株に投資する』は絶対にダメ!」というテーマで話をまとめていきました!
「投資の前にまずはローン返済」これを頭に叩き込んでおきたいですよね!
- ローンが残っているなら、株などへの投資は絶対にNG
- お金の貸し手側はローンの追加返済をうまく避けようとしてくる
- 運用については常に「平均利回り」を比較して冷静な行動を!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!