こんにちはネルです!
今回は、「目標を立てるということは『可能性を狭める』ということ」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、安達 裕哉『「仕事ができるやつ」になる最短の道』です。
- 目標を決める=他の可能性を0にする
- 「自分には無限の可能性がある」という言葉の罠
- 何も決めず、何も達成できない人生が一番怖いはず
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
目標を定める=可能性を狭める
「目標を定めるとは、可能性を定めることである」
これがこの記事のテーマで、今回紹介した本において非常に強く印象に残った箇所です。
目標を立てることで、その人はその達成のために時間やお金をかけて努力をし続けなければいけない。
そういった”努力投資”をするには、他のあらゆることを我慢したり諦めたりする必要があるということです。
タイガー・ウッズの例
プロゴルファーのタイガー・ウッズという選手がいますよね。
彼はなんと、3歳からゴルフで世界一になるために、自分の時間をその目標達成に向けて全力投資したといいます。
これは、つまり、「3歳時点で、ゴルフ以外の成功の可能性を捨て去った」ということ。
よく、成功には「選択と集中」が重要だといいますが、その言葉をこれほどまでに実行に移した人は他にはいないのではないでしょうか。
選択をしなければ、何も達成はできない
「君も、いい大人なのだから、『自分には無限の可能性がある』などという言葉を信じてはいけない。たしかに選択肢は無限にあるが、どれか1つを選ばなくては、どの目標も達成できない。
引用:『「仕事ができるやつ」になる最短の道』
「自分には無限の可能性がある」
これも誰もが信じたい言葉ではないでしょうか。
実際に、小さい頃は両親にこういって励まされてきた経験のある人は多いと思います。
しかし、いつまでもその「無限の可能性」を残すために、フラフラとしていたらどうなるでしょうか。
その”可能性”とやらを残したまま、結局は何も達成できず結末を迎えてしまうことが想像できますよね。
自分の中で「これだ!」と強く感じる、自分の本当にやりたいこと、目指したい目標が見つかったら、その他の可能性を消し去る「勇気」を持つことが、成功にむけた大きな一歩となるんです!
何も決められない人生を送ることが一番怖いはず
これまで散々と、「目標を立てることは、他の可能性を綺麗サッパリ捨て去ること」という、なんとも恐ろしい現実的な話をしてきました。
これを聞いて、「目標を立てることが、余計に怖くなった。何を目標にするかは、きちんと吟味しなければ。」と感じ、いつまでもズルズルいってしまうリスクがあると思います。
しかし、ここで意識してほしいのは以下の2つの違いです。
- 何かを決めて、それに向けて一生懸命努力する人生
- 特に何か目標を決めることなく、フラフラと過ごす人生
それぞれ自分の人生としてイメージした場合、一体どちらがより楽しいものだと感じるでしょうか。
選択が誤っていた場合は、変えればよいだけ
何かを決めることで、確かに他の可能性はなくなるし、その選択が誤っているリスクもある。
でも、その選択が誤っていると気づいた場合は、柔軟に方向転換をしていけばよいのです!
一方で、いつまでも何も決めることなく無為に過ごしている状態は、ラクではあるかもしれませんが、面白みもないのではないでしょうか。
結局、何か一つ成功できる可能性がある、という状態よりも、どんなことも達成できないという状態のほうが怖いことだということを忘れてはいけません!
このように、「なにかに向けて一心不乱に努力する大切さ」に、改めて気付かされた文章でした!
まとめ
今回は、『「仕事ができるやつ」になる最短の道』より、「目標を立てるということは『可能性を狭める』ということ」というテーマで話をまとめていきました!
久しぶりに、ザ・自己啓発みたいな文章になりました(笑)
しかし、やはり自分でまとめていても、とても大切なことだと改めて感じています。
今回紹介した、「仕事ができるやつ」になる最短の道という本は、そこらへんの自己啓発書と比べて、「具体例が豊富」だったのと、自己啓発だけではなく「仕事のノウハウ」も詳しく書かれていたため、予想外にとても良書でした!
数年前の本ではありますが、読む価値は非常に高い本だと思いますよ!
- 目標を決める=他の可能性を0にする
- 「自分には無限の可能性がある」という言葉の罠
- 何も決めず、何も達成できない人生が一番怖いはず
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!