人にものを教える資格について「そもそも自分はそれをできているかどうか?」

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こんにちはネルです!

今回は、人にものを教える資格について「そもそも自分はそれをできているかどうか?」というテーマで話をまとめていきます!

参考にした本は、ロバート・キヨサキ『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント(改訂版)』です!

ヒヨコ
色々な意味で有名な本ですが、、今回はこの本より一部取り上げます!

 

この記事のポイント
  • 自分ができていないことを人に教える人は沢山いる
  • アドバイザーから情報を得るのは大切だが、その意見を絶対視するのは大変危険
  • 相手の意見が「経験」から来るものなのか「ただの聞きかじり」なのかを見抜くべき!

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

それでは、順番にポイントをまとめていきます!

 

人にものを教える資格

結論から言うと、「人にものを教える人は、それ自体を自分ができているかどうか?」という視点が大切だという話です!

つまり、「人に偉そうに語っているけれど、そもそも自分自身がその教えを実行して成功しているのか・・・?」ということです。

 

これは、教える立場にとっても自分を見つめる大切な視点ですし、彼らに教えられる立場の人も、「この人は本当にアドバイザーとして信用できる人なのか?」と考える上で重要なポイントです。

 

投資アドバイザーの矛盾点

たとえば、世の中には「投資アドバイザー」という職業がありますよね。

お金のこと、特に投資について知識をもたない一般人が、上手にお金を運用するために、手数料をもらう分投資について適切なアドバイスをする職業のことです。

 

しかし、ここでよく考えてみると少しおかしな点が見えてこないでしょうか

「投資アドバイザーは”儲かる投資の方法”を知っているならば、彼ら自身がそこに大金を投資していれば良いはず。わざわざアドバイザーとして働いて小金を稼ぐ必要はあるのか?」という点です。

 

たいてい、投資アドバイザーは顧客に対して言うでしょう。

  • 「このように投資すれば、絶対に儲かります!」
  • 「利回り3%はまず安心してゲットできます!」

しかし、これらが事実ならば、「なんで彼ら自身は投資をして楽な生活をしていないの?」という疑問が持ち上がるわけです。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキさんは、知人の公認会計士にコソッと教えてもらったことが以下の事実だと言っていました。

いわゆる投資アドバイザーたちの多くが投資から収入を得ていない。つまり、彼らは人に説教をするだけで実行していないのだ。

引用:『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』

なんと、投資アドバイザーの多くは投資をほとんどしていないんです!

ヒヨコ
アドバイザーとは!?(笑)

 

おいしい話なら他人に話すはずがない

結局、投資アドバイザーが投資をやっていないのは、「そんなに投資の知識がない」からか、「そもそも投資をしても儲からないと知っている」から、ということになるわけです。

逆に言えば、本当にラクラク儲かる投資案件を知っていたら、そんな貴重な情報はめったに他人には話さないのです。

自分だけがその情報を握って利用すれば、投資だけで悠々自適な生活ができますからね・・・。

 

こういった意味で、投資アドバイザーが信用できるかどうか判断するには、「あなたは実際に投資で毎月どれくらいの利益を得ていますか?」と質問を投げかけることが有効なんです。

ヒヨコ
相手の実績を見て、アドバイザーとして信用できるか判断できるわけなんですね!

おそらく大半は言い訳をして逃げるか、嘘をつくかだとは思いますが・・・(笑)

 

経験したことのない事を語るには限界がある

これらの話に関連して、前々から感じていたのが「学校の先生」の発言です。

先生はもちろん、知識を沢山持っていて人格的にも優れた方が多く、尊敬できる存在ではあります。

 

しかし、これまで先生から以下のような事を言われた経験はないでしょうか。

  • 「きちんと学校で勉強しておかないと、会社に入っても活躍できないぞ!」
  • 「今はとにかく勉強をするとき!お金持ちになりたかったらここで踏ん張れ!」

一見もっともらしく聞こえる発言ですが、これは多くの場合、おかしな発言だと思うんです。

なぜなら、学校の先生のほとんどは大学を卒業後そのまま教員になっており、会社員時代を経験していないからです!

 

先生自体が会社員時代を経験していないのに、進路相談では「この大学に行けば、この企業に入りやすく活躍できるぞ!」と言った発言を自信をもってしています。

しかし、それはあくまで自分の教え子や知り合いから聞いた情報でしかないはずなんですね。

つまり、人づてに聞いた話でしかなく、あまり信用をできる情報ではないと言えるのです。

 

もちろん、先生のそういったアドバイスも何かしらの情報をもとに話してくれているはずで、参考になることは多いと思っています。

ただ、この記事のメイントピック「アドバイスをする人は、それを自分で経験し、成功しているのか・・・?」という視点で見てみると、先生自体は一般企業に勤めた経験はない、という事実が見えてくるわけです。

ヒヨコ
先生の意見をしっかりと聞いて自分のものにすることはもちろん大切ですが、”あくまで一意見”としてある程度冷静な視点で話を聞くのも大切なんですね!

 

まとめ

今回は、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント(改訂版)』より、人にものを教える資格について「そもそも自分はそれをできているかどうか?」というテーマで話をまとめていきました!

「先生と生徒」という構図になると、つい先生の話をすべて鵜呑みにしてしまいがちですが、その先生の発言は本当に信頼できるものなのか、冷静な視点をもつことが重要なんですね!

 

この記事のまとめ
  • 自分ができていないことを人に教える人は沢山いる
  • アドバイザーから情報を得るのは大切だが、その意見を絶対視するのは大変危険
  • 相手の意見が「経験」から来るものなのか「ただの聞きかじり」なのかを見抜くべき!

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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