【趣味はお金がかかるは勘違い!?】「何かを作り上げる趣味」のススメ

「趣味にはお金がかかる」

とはよく言いますが、この考えは誤ってるな~と、最近感じるようになりました。

 

多くの人は、お金をかけて何かを「消費」することだけを趣味と捉えがちです。

ですが、何かを「作り上げる」ことも立派な趣味になる。

そんな話をしていきます。

 

「何かを生み出す」ことも趣味になる

まず、趣味というと、ゴルフや釣り、漫画など、何かを「消費する」ことを挙げる人が大半だと思います。

しかし、大きな目で見ると、決して何かを消費するだけが趣味になるわけではないんですね。

 

それが、「何かを生み出す趣味」のことです。

たとえば、絵や漫画を描く、工作をする、プログラミングでアプリを作る、など。

 

この何かを作り上げる系の趣味は、他にはない特徴があります。

それは、「成果物が出来上がること」ですね。

たとえ下手くそでも、うまくいかなくても、何かを作り上げる「過程」を楽しめるのが「作り上げる系の趣味」の良いところです。

 

ここまでだと、「結局、本人が楽しんでるのが趣味だから、何かを消費していようが創作していようが変わらないよね?」と思うかもしれません。

しかし!「作り上げる系の趣味」には、他にはない最大のメリットがあります。

それは、自分の成果物が誰かの「役に立つ」可能性がある、ということです。

 

自分の成果物が誰かの役に立つ可能性がある

  • 趣味で描いていたイラストを、文化祭のロゴに使ってもらえた。
  • 趣味で作った工作の本棚を、親戚が欲しがってくれた。
  • 趣味で作ったスマホアプリを、世の中の見知らぬ人が使ってくれた。

こんなことが、作り上げる系の趣味には起こり得るんですね。

 

これが、何かを作る趣味でしか味わえない、大きな特徴です。

一般的な「消費系の趣味」は、いくらお金や時間を使っても、誰かの役に立つなんてことにはなり得ないわけですね。

 

さらに、これがもっと上のレベルになると、「お金が生まれる」可能性だってあるわけです。

 

  • 描いたイラストをSNSで発信してたら、知らない人から「1万円で似顔絵を描いてください!」と言われて、売上ができた。
  • スマホアプリを公開してたら、「有料版でも良いので、こんな機能を追加してください!」と言われて、お金が入ってくるようになった。

 

このように、作り上げる系の趣味は、基本的にお金がかからないどころか、誰かの役に立ったり、お金が生まれたりするわけですね。

趣味は消費することだけではなく、何かを作り上げることも立派な趣味になる!

こういうことに気がつくと、より楽しい休日を送れる、というのが最近の自分の気づきでした!

 

何かを作り上げる趣味の「注意点」

この話に関連し、「何かを作り上げる系の趣味」には注意点もあります。

 

「お金を稼ぐ!」ことを第一にしてはいけない、ということです。

お金稼ぎが動機の一番にくると、それは趣味ではなく仕事になってしまう。

「楽しい」という感覚が薄れてしまうんですね。

 

しかし、一つ注意を促しておきたい。

それは、 給与という形で報酬をもらうと、本来好きでやっていた仕事ですら輝きを失ってしまう可能性がある、という点です。

これは「仕事にすれば趣味でも嫌になる」といったステレオタイプの教訓ということではなく、動機付けにまつわる人間の生理に関する問題なのです。

特に、高すぎる報酬は内発的動機を粉砕してしまう恐れがあります。

例えば音楽の世界では、 子どもに褒美をあげて練習をさせてはならない、という鉄則があります。

引用:『仕事選びのアートとサイエンス』

 

趣味で作ったものでお金を稼ぐというのは、実際にはハードルは高いものです。

ただ、「報酬は、内発的動機を粉砕してしまう。」という話は覚えておきたいですよね。

 

たとえば、こういうサービスを作りたいっていうのにも、お金を稼ぎたいからっていう人と、そうじゃなくて、僕らみたいに、ほんとに作りたくてやってる人がいる。

稼ぎたいから作るっていう人は、そのサービスを作ることは目的ではなくて、お金もうけの手段でしかない。

そうじゃなくて、こういうのがあったらいいなっていう、純粋な感覚でやってる人には、お金のためにやってる人は勝てないだろうなって思いますね。

引用:『就職しない生き方』

 

自分が純粋に楽しいと思えることで、何かを作ってみる。

そして、夢中で何かを作っていたら、それがいつしか誰かの役に立つ。

そんなものが、自分に見つけられると良いなという話でした!

 

自分はプログラミングが好きで、土日も暇があれば何かアプリを作ったりしているんですが、これが本当に楽しい!

みなさんも、ぜひ「何かを作り上げる楽しさ」を見つけて欲しい。

そんな思いで書いた記事でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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