こんにちはネルです!
今回は、【会社の評価を得るには”弱み”を克服すること】というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、中尾ゆうすけ『上に行く人が早くから徹底している仕事の習慣』です。
- 出世のコツは「自分の弱みを克服する」こと
- 自分が担当したことのない業務にも積極的に取り組んで見る
- 前向きに出世を狙った行動を取ることは決して悪いことではない
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
会社の評価を得るには「弱みの克服」が効果的
「会社で上司に思うように評価されていない気がする」という悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。
それでは、会社での良い評価をもらうために効果的なことは何か。
それは、「自分の弱みを克服したこと」だと言うのです!
欠点は誰の目にもはっきりと分かるもの
「自分は〇〇が得意だ!」と思ってその分野の仕事に取り組んでいても、実は周りの目からしたら、そんな飛び出て優秀には感じていない、ということも少なくありません。
そもそも、「できる」という基準は人によってバラバラなことが多いのです。
一方で、「できない」ことは誰の目から見ても明らかであると言います。
すると、「A君は、〇〇はできるけど、××が上手にできないからな・・・」と、できないことの方に焦点を当てられて不当な評価をされてしまうと言います。
実際に自分の部下を評価することも、無意識に「部下が苦手なこと」に目がいってしまうことは多いのではないでしょうか。
ここで、本文から一部引用します!
たとえ環境が整っていたとしても、「強みを伸ばす」ことは成長の基本であり、誰でもやることです。それだけでは周りと差をつけることはできません。そういうわけで、上に行くことを考えたときには、強みはキープしつつも、弱みも一通り克服しておくことが望ましいです。
引用:中尾ゆうすけ『上に行く人が早くから徹底している仕事の習慣』
自分の強みは誰にでも自信があるものなので、その分野の仕事には積極的に関わり、さらにその強みを伸ばそうとしますよね。
しかし、それは間違いなんです。
むしろ、皆があえて避けている「自分の苦手なこと」に果敢に挑戦し、その苦手を潰していくことがその人の評価に繋がっていくということなんです!
努力によって苦手を克服することで、「今後同じようなことがあっても、彼なら上手に乗り越えてくれるだろう」という安心感をもってもらえることも非常に大きいです!
弱みを見つけるのにチェックすべき5項目
では、自分の弱みはどうやって見つけるのか。
本書では、次の5つの視点で考えれば、自分の弱みがわかると言います。
- 今の仕事のなかで苦手なことは何か
- 自分の知識や能力だけでは困難なことは何か
- 上司の支援のおかげでできている仕事は何か
- 部下や同僚が担当していることで、自分が担当したことのない仕事は何か
- 将来活躍したい分野があれば、それに必要な能力や経験で自分にないものは何か
特に④の視点が大切だと思います!
周囲の人が担当しているのに自分が経験したことのない仕事は、自然と「自分の苦手なこと」になっていく可能性は高いものです。
幅広い経験をしておくことで、ビジネスマンとして一歩上のレベルに立てるようになるということなんですね!
出世が自分のモチベーションに繋がるかもしれない
ここまで、会社から良い評価をもらうのに効果的な方法は、「自分の強みを伸ばすのではなく、弱みを克服すること」という話をまとめていきました。
ここで、「無理して頑張ってまで、出世することに興味はない」という反論があるかもしれません。
しかし、ここでいう「無理」とは、自分の苦手を克服することであり、決して「上司に媚びへつらう」ことではないんです!
苦手な仕事としっかりと向き合うことで、ビジネスマンとしても大きく成長できますし、それに伴って出世の可能性が上がるということなんです。
そして、出世をすることで自分の仕事へのモチベーションも一層上がることが期待できます。
「積極的に出世を狙う」と聞くと、なぜか少し卑しくレベルの低いことのように聞こえるかもしれませんが、自分の仕事スキルが上がる方法ならば、むしろ歓迎されるものだと思っています。
ぜひ、前向きな行動によって会社から高い評価を得ることにも取り組んでみてください!
まとめ
今回は、『上に行く人が早くから徹底している仕事の習慣』より、【会社の評価を得るには”弱み”を克服すること】というテーマで話をまとめていきました!
ぜひ、自分の弱みを克服することにも意識を向けていってみてください!
- 出世のコツは「自分の弱みを克服する」こと
- 自分が担当したことのない業務にも積極的に取り組んで見る
- 前向きに出世を狙った行動を取ることは決して悪いことではない
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!