こんにちはネルです!
今回は、「【決定疲れを回避しよう!】人は1日に70回「選択」や「決断」をしている」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、メンタリストDaiGo『自分を操る超集中力』です!
- 人は意思決定を繰り返すことで、精神的なダメージが蓄積していく
- オバマ元大統領などは「毎日同じ服を着る」ことで、意思決定の瞬間を減らす工夫をしている
- 物事を後回しにするとメンタルの面からも損をすることが多い!
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
「決定疲れ」とは
「決定疲れ」という言葉はご存知でしょうか。
これは、何かしらの決定を放置して後回しにした場合に、その人の意志力がどんどんと消費されて、1日の終り頃には精神的に疲れ切ってしまう現象のことです。
人は、「何も考えず、いつも通りの行動をする」ことが一番精神的なダメージが少ないようにできていると言います。
よって、普段とは違うことを考える「意思決定」が何度も続くと、どんどんとメンタルにダメージが蓄積されてしまうのです。
人は1日に平均70回もの決断をしている
そして「人は1日に平均70回もの決断をしている」というアメリカの研究結果があるそうです!
1日に70回と聞くととても多いように聞こえますが、振り返ってみると、案外普通のことだと気が付きます。
たとえば、朝起きてから「朝食は何を食べるか」「どんなネクタイをつけて出社するか」「通勤中の音楽は何を聞こうか」・・・、など、自分が一日に行う決断を挙げてみると、とても多いことに気がつくと思います!
意思決定をする場面を減らそう
この決定疲れを避けるためには、やはり「意思決定する場面を減らす」ということに尽きます!
具体的にこれを実践している人で有名なのが、Appleのスティーブ・ジョブズやフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、元アメリカ大統領のバラク・オバマなどですね。
彼らは同じ服を複数持っていて、毎日それを着るようにすることで「服を選ぶ意思決定」を意図的に減らしているのです!
- スティーブ・ジョブズ→黒のタートルネックにジーンズ
- マーク・ザッカーバーグ→グレーのTシャツor黒トレーナーにジーンズ
- バラク・オバマ→毎日同じスーツ
特にオバマ元大統領は、「自分は立場上、毎日重要な意思決定をしなければならない。よって、服装選びなどに貴重な意思決定力を消耗しないようにしている」といったコメントをしているそうです。
まさに、日常の些細なことによる「決定疲れ」を上手に避けているんですね!
先延ばしは心にじわじわダメージが溜まる!
夕方、学校や仕事から家に帰った後に、何か重要な事柄を決めないと行けない場面に遭遇すると、「とりあえず今はよくわからないから、明日決めよう・・・」という気分になったことがある人は多いのではないでしょうか。
これは、一日を通して意思決定力が消耗してしまい、夕方には決断力が落ちているからなんです!
疲れているときに物事を先延ばしにしたくなるのは、決断するパワーが残っていないから。だから先延ばしという行動を取るのです。もちろんそんな状態ですから、集中力は底を尽きています不思議なもので、後回しにすればするほど、ウィルパワーは下がります。消耗していくのです。よく「今やらないともっと面倒臭くなる」といいますが、あれは真実を言い当てています。
引用:『自分を操る超集中力』より
引用文中の「ウィルパワー」とは、「意思決定力」と読み替えてしまって問題ありません。
面白いのは、「後回しにするほど、意思決定力が下がってしまう」という点です!
これは、物事を後回しにしてもその事柄が頭の片隅に残っていて、徐々に精神的なダメージが蓄積されていくからです。
「疲れているから後でやろう」と何事も後回しにすると、次の日に精神的疲労が溜まりやすくなり、結果的にパフォーマンスが落ちる可能性がある、ということにぜひ注意してくださいね!
まとめ
今回は、『自分を操る超集中力』より、「【決定疲れを回避しよう!】人は1日に70回「選択」や「決断」をしている」というテーマで話をまとめていきました!
スティーブ・ジョブズやオバマ元大統領のように、一日の中で少しでも意思決定するタイミングをなくしていきたいですね!
- 人は意思決定を繰り返すことで、精神的なダメージが蓄積していく
- オバマ元大統領などは「毎日同じ服を着る」ことで、意思決定の瞬間を減らす工夫をしている
- 物事を後回しにするとメンタルの面からも損をすることが多い!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!