こんにちはネルです!
今回は、「お金を正しく運用したいなら銀行には近づくな!」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、 山崎元・大橋弘祐『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です!
- 何も考えずに銀行を信用しては大損する
- 銀行員の高い給料は、客から得た高額な手数料から出ていると把握すべき
- お金の正しい知識を身に着け、銀行以外の選択肢をもつことが重要
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
お金を正しく運用したいなら銀行には近づくな!
タイトルにもがっつり書きましたが、今回のメインテーマがこちら。
「お金を正しく運用したいなら銀行には近づくな!」です!
普通、お金ができたら銀行に持っていき、コツコツ貯金をすることが大切だと考えてしまいがちですよね。
しかし、実際にはこの方法はあまり賢いとは言えないのだといいます。
その理由は以下の3点。
- 預金の利子が圧倒的に低いから
- マイホームなどを購入させて高額のローンを組ませようとするから
- 手数料のとても高い投資を言葉巧みに勧めてくるから
安全に賢くお金を運用したいなら国債を買う
①については、銀行預金に対する利子がとても低いという事実は皆さん普段から感じていると思います。
たとえば、2019年現在、三菱UFJ銀行の円預金の利子はなんと「0.001%」しかないんですね。
つまり、100万円預けていても年に受け取れる利子は、たった10円しかないんです!
これをもし、「個人向け国債」の購入にあてたらどうなるでしょうか。
現在、長期国債は年平均0.2%などの利子が受け取れている実績があるそうなので、銀行預金の実に”200倍”の利子が受け取れる計算になりますよね。
「国債」と聞くと少し難しそうで、しかもリスクが高そうな気さえしますが、むしろその逆。
国債は国が運用しているものなので、潰れる可能性のある銀行よりもお金の預け先としては安心なものだと言います。
国債についてはここでは詳しく書きませんが、ここでお伝えしたかったことは、「ただ何も考えずに銀行にお金を預けているのは、損をするだけ」ということです!
投資商品は銀行で選ぶと必ず損をする
そして特に怖いのが、定年退職をして退職金ががっぽり入ったお年寄りを狙った、銀行による投資紹介だと言います。
銀行でよく見るような「お金の無料相談」なんて行ったものなら、売り込みのプロ達に圧倒言う間に高額な手数料の投資商品を買わされるはめになります。
銀行側は、客の預金状態を完全に把握しているので、「今お金がなくて・・・」といった逃げ口上も使うことができません。
最近の銀行員は証券マン並みに強引に営業している。だから、やさしく相談するふりをしながら何を売りつけるか考えてる。 銀行の無料相談窓口にいる人なんて羊の皮をかぶった狼だと思ったほうがいい。
引用:『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
銀行員はみんなニコニコと丁寧に接客をしてくれて、なんだかお金のことは銀行に何でも任せれば安心できるとい錯覚をしてしまいがちですよね。
しかし、銀行もあくまで一企業であり、それら丁寧な接客も銀行が儲けるための作戦だといことを忘れてはいけません。
「銀行マンの高い給料はすべてこういった無知な客から吸い上げた手数料などで賄っている」といった事実をしっかりと把握しておくべきなんですね!
まとめ
今回は、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』より、「お金を正しく運用したいなら銀行には近づくな!」というテーマで話をまとめていきました!
全体として細かい運用の話には触れませんでしたが、今回の記事で一番伝えたかったことは、「何も考えずに銀行を利用していると、絶対に損をする」ということです!
本書でも強くオススメされていますが、たとえば投資であるならば、銀行のような実店舗で契約するよりも「ネット証券」を使ったほうが手数料が安く、圧倒的に有利だと言います。
- 何も考えずに銀行を信用しては大損する
- 銀行員の高い給料は、客から得た高額な手数料から出ていると把握すべき
- お金の正しい知識を身に着け、銀行以外の選択肢をもつことが重要
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!