こんにちはネルです!
今回は、「【分散投資は本当に有利なのか!?】「競馬で100円ずつ賭け続けること」に似ている」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、ロバートキヨサキ『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』です!
- 分散投資はリスクも少ないが、リターンも少ない
- 「少額投資」とは単に「少額ずつギャンブルに参加する」のと同じ
- せっかく定期預金ではなく投資をするならば、多少のリスクを受ける覚悟も必要
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
【目次】
「分散投資」は本当に有利なのか?
初心者向けの「投資本」を読むと、その多くが以下のようなアドバイスをしています。
「投資は分散投資が基本である。なぜなら、リスクそのものを大きく分散できるから」
「分散投資」とは簡単に言うと、「一つの株に大金を突っ込むのではなく、色々な種類に株に少しずつ投資すること」ですね。
これまでもこのアドバイスの意味は理解はできていたんですが、同時に違和感も感じていたんですね・・・。
「リスクが少ない」ということはつまり、「リターンも少ない」ことになるのではないか、と。
そんなときに、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読んでいるときに、以下のようなアドバイスを見つけたんです。
「金持ちになりたかったら、分散投資はするな!」
これを聞いて、やはり自分の違和感は的外れでもなかったのだと、少し安心しました!
リスクが減る代わりにリターンも減る
多くの投資本が分散投資をおすすめする理由が以下のようなものでした。
「一つの株に大量のお金を賭けていたら、もしその企業が潰れたときに大金を全て失ってしまう。そんなリスクを防ぐために、色々な株を少しずつ持っておくべき」
しかし、この意見は「株が下がることにしか目を向けていない理論」だと言えるんです。
つまり、「株が上がった時を考慮に入れた場合、真反対の意味になる」はずなんですね!
例)「分散投資」と「1点投資」をしている人が得られる利益の違い
たとえば、以下の2パターンを考えてみます。
- A社、B社、C社の株をそれぞれ100万円分持っている【分散投資型】
- A社だけの株を300万円分持っている【1点投資型】
このときに、突如A社の業績がよくなり、株価が2倍になったとします。
このときの利益はそれぞれ以下となります。
- 100万円
- 300万円
A社の株にお金を一点投資していた後者の方が、”株価が上がった時には”圧倒的にリターンが大きくなるんですね!
もちろん、A社が潰れて株価が0円になってしまった場合の損害額は
- ー100万円
- -300万円
となり、後者の方が圧倒的に大きな損害を受けることになります。
このように、分散投資を行った人は一点投資を行った人よりも「リスクは低いが、リターンも低い」という状況になります。
これから言えることは、「分散投資をすべきかは人それぞれ。どちらが良いかは一概には言えない」という結論なんですね。
分散投資は「競馬で100円ずつ賭けること」に似ている
ここまでの話を受けて感じたのは、「分散投資って結局、ギャンブルで少額ずつ賭ける」ということと同義ではないか、ということです。
たとえば、持ち金1万円で競馬に行ったとします。
このとき、「分散投資」型で競馬に参加するとしたら、毎レースで100円ずつどれかの馬に賭ける、ということになるんですね。
すると、たった100円の掛け金なので当たっときのリターンは大きくないですが、すべて外れて1万円を失うとこともない、と言えるんです!
投資をするならリスクを受ける覚悟が大切
結局、投資もギャンブルの一つなので、それに参加する以上は多少大きなリターンを狙って始める人が多いですよね。
そして、そういったリターンを狙うためには「リスク」も必然的についてくることになります。
それなのに、せっかく投資をしても、あまりにも「分散投資」に固執していては、リターンもリスクもほぼない、いわば「定期預金」と変わらないような運用方法になってしまいます。
やはり、せっかく時間もかけて投資をおこなうなら、多少のリスクを受ける覚悟も必要になるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、ロバートキヨサキ『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』より、「【分散投資は本当に有利なのか!?】「競馬で100円ずつ賭け続けること」に似ている」というテーマで話をまとめていきました!
今回まとめた分散投資についての例え話や私の意見は、あくまで投資経験が少ない私の意見であり、間違っている可能性もあります・・・。
今後、もう少し投資の経験を増やし、それに関する本を読んでいくことで、この意見についてももう少し深堀りしていけたら良いなと思っています!
- 分散投資はリスクも少ないが、リターンも少ない
- 「少額投資」とは単に「少額ずつギャンブルに参加する」のと同じ
- せっかく定期預金ではなく投資をするならば、多少のリスクを受ける覚悟も必要
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!