日々仕事をしていると、
「メールって、意識すべきことが盛りだくさんだな・・・」
と感じる機会が沢山あります。
たかがメール1つでも、「ポイントを抑えているかどうか」で、コミュニケーションのスムーズさが全く変わってきたりします。
そこで今回は、「仕事のメールで意識すべきこと」もっと言うと、「意識しないとまずい!」というポイントを、個人的な経験を踏まえてまとめていきます!
最初にまとめ
- 結論をタイトルに書く
- 報告か連絡か相談か
- 資料の確認なら、具体的な箇所を示す
- 返事は必ずする
- なるべくすぐ返す
結論をタイトルに書く
一番言われることですが、「結論は、メールのタイトルに書く」ということが重要です。
メールの”タイトル”が、
「明日の会議について」というよりも、
「<お願い>明日の会議は開始10分前には出席をお願いします」のほうが、
一瞬で何が書いてあるかわかります。
このように、メールのタイトルに結論を書くことを意識すると、コミュニケーションがスムーズになります!
報告か連絡か相談か
これも新入社員はよく指導されることだと思いますが、
メールをする内容が、「報告なの?連絡なの?相談なの?」ということを、最初に明らかにすべきです。
本文で、「昨日の打ち合わせの件ですが、・・・(略)、という状況でして、私はこうしたいと思うのですが良いでしょうか?」よりも、
「昨日の打ち合わせの件で、”相談”があります。・・・(略)という状況ですが、私はこうしてしまってよろしいでしょうか?」のほうが、
明らかに読みやすいですよね。
特に長い文章のときは、読む側に負担がかかります。
それなのに、「文章の最後になって初めて、自分が質問されていることに気づく」というのは、だいぶ大きなストレスです。
少なくとも、「ただの報告なのか?それとも、意見がほしい”相談”なのか」は、最初に明らかにすべきです!
資料の確認なら「具体的な箇所」を示して
先ほどの話に繋がるのですが、「資料の確認なら、具体的な箇所を示す」ということは、めちゃくちゃ大事です。
たとえば、明日のプレゼンに向けて、自分がパワーポイントで資料を作成したとします。
そして、それを上司にチェックしてほしくて、以下のようなメールを送る方が多い印象です。
「(資料を添付して、)明日のプレゼン用に資料を作ったので、ご確認をお願いします。」
これ、何がまずいかわかりますか・・・?
良くない点は、「確認して欲しいって言うけど、、具体的に何を見てほしいの?」ということが、全く書いてないからです。
確認とは、
- スライドのつながりの確認なのか
- ただの誤字脱字チェックなのか
- デザインの確認なのか
- そもそも、全てのスライドをまんべんなくチェックしてほしいのか
など、、。
受け手側は、ただ「確認をお願いします。」と言われると、これが一切わかりません。
よって、メールとしては例えば、以下のように送る方が良いです。
「(資料を添付して、)明日のプレゼン用に資料を作ったので、ご確認をお願いします。特に、”p.12の顧客へのお願い事項”で、抜け漏れがないかを確認いただきたいです。」
とあれば、受け手側は重点的にどこを見ればよいかわかります。
――「お疲れ様です。営業課の土屋です。先日は打ち合わせ、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。資料をお送りいたしますので、ご確認お願いします。何卒よろしくお願いします」――
よくあるメールだが、先ほどの課長とのやり取りのせいか、どうも素直に受け取れない。
「ご確認お願いしますって、何をどう確認すればいいのよ」。思わず、心の叫びが声に出てしまった。
(Kindle位置:40 『世界で一番やさしい 資料作りの教科書』)
返事は必ずする
「返事をする」って、「できていない奴なんてほぼいないだろ!」ってツッコミが聞こえてきそうです。
が、会社で働くと意外とけっこう多いことに気が付きます。
取引先からメールで、「〇〇という状態ですので、ご認識のほどお願いします。」とメールが来たときに、
「状況についてかしこまりました。今後ともよろしくお願い致します。」といった、何らかの返事はすべきです。
もっとシンプルに、「了解です。」だけでも良いので、返事をすることが何よりも重要です。
理由は、「ちゃんとメールが届いて、自分は確認しましたよ。」と、相手に伝えるため。
実際に会社で働いていて知ったのは、ただの連絡メールには返事を一切しない人が一定数いる、ということ。
(個人的には割と衝撃でした、、笑)
「ただの連絡事項でも、返事は必ずする。」ということは心がけておくべきです。
なるべくすぐ返信
あとは、「メールはすぐ返信」ということも、重要です。
仕事をしていると、メールを一旦開封して、「返事はあとでいっか。」と、後回しにしちゃったりするんですよね、、。
それをすると、あとで返事をするときに、もう1回本文を読む羽目になり、完全に二度手間です。
そして手間以上に、すぐに返信をすることで、相手の仕事が滞ることも防ぐことができます。
「まあ、あとでいっか。」という軽い気持ちを抑えて、すぐ返すことを心がけましょう!
重要なのは、手元に〝ボール〟を持たないように、「きたらすぐに打ち返す」という心構えでメールと向き合うことなのです。
(Kindle位置:302 『仕事が速い人はどんなメールを書いているのか』)
まとめ
結局、全ての共通するのは、「相手目線に立ってメールする」ということで、これに尽きると思います。
いつも思うのが、仮に対面で仕事の話をしていて、相手が何か発言をしたときに、「無言・無表情でやり過ごす」なんて人はいませんよね・・・。
仮にいたとしたら、かなり”やばい人”認定されます、、笑
それにも関わらず、メールとなると、ほんとうにそういうことをする人が多発するんです。
メールが送られてきてるのに、何の反応も示さない、、。
明らかに返信不要の内容ならそれでも良いんですが、半分以上のメールは、「ちゃんとこちらに伝わっていますよ。」という反応があったほうが、スムーズなやり取りに繋がるようなものです。
メールやチャットのコミュニケーションこそ、相手目線の行動が重要だと考えさせられることが多かったので、まとめてみました・・・!
- 結論をタイトルに書く
- 報告か連絡か相談か
- 資料の確認なら、具体的な箇所を示す
- 返事は必ずする
- なるべくすぐ返す
おすすめ本
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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