こんにちはネルです!
今回は「人生の勝算」という本について紹介します。
この本の著者は、前田裕二さんです!
・・・そう、石原さとみさんの彼氏と言われている、噂の若手企業家です!!
彼がどういう人かというと、「SHOWROOM」という“ネット上のライブ空間”を作り上げたことで有名な人です!
これは、アイドルなどがネット上でライブなどを無料配信し、視聴者が気に入った場合には「課金」という形式でお金を渡すことができる、画期的なサービスです。
前田さんは早稲田大学出身ですし、頭が良いやり手というわけです(笑)
このSHOWROOMを作るにあたって前田裕二さんが試行錯誤をしていったプロセスをメインにこの本は書かれています。
- 「成功している若手起業家の考えを知りたい」
- 「SHOWROOMができた時の話を聞きたい」
- 「石原さとみの彼氏とやらを詳しく調べたい」(笑)
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
今の時代のサービスに重要なのは「余白=不完全性」
まず彼が大切にしていた考えをご紹介します。
今の時代のビジネスに大切な考え方は、「一方通行」ではなく「双方向」だと言います。
提供者側から一方的にサービスを与えていた時代は終わり、消費者と提供者が同じ土俵に立ち、お互いを支え楽しみ合うというスタンスです。
AKBは余白をウリにした成功例の1つ
その説明として、前田さんはAKBを例に挙げています。
AKBって、一昔前のアイドルのような雲の上の存在ではなく、ファンとの距離が近く、さらにファンが助けたくなるような“スキ”がありますよね。
これが今後のビジネスのうえで大切だと彼は言います。
新しくビジネスを立ち上げる上で前田裕二さんは、
サービス提供者と消費者がお互いにコミュニケーションが取れるようなものを第一に考えたということです。
モノ消費ではなく、「ヒト消費」「ストーリー消費」が求められる
「モノ消費からコト消費」という言葉は、最近よく言われますよね。
今の時代の消費者はモノを得るためにお金を使うのではなく、
お金を払うことで何が得られるのか、何を経験できるのかという視点で消費をします。
コト消費としての代表例が「スナック」
コト消費としてわかりやすい例として「スナック」が挙げられています。
スナックを訪れる客は、ただアルコールが飲みたいからという理由では来てないですよね。
もしそうだとしたら、もっと安い居酒屋に行くはずです。
スナックに訪れる客はお酒が飲むことがメインではなく、スナックのママとの会話や、常連客との関係を楽しむために来ているのです。
アルコールというモノを得るのが目的ではなく、そうした人間関係を楽しむという意味で、コト消費をしているのだと言えます。
コト消費は他社が真似をすることが難しく、AIの時代でも生き残る
このようなコト消費は「容易に他者が真似をすることができない」という意味で強みが大きいと言います。
AIの開発が進んでもこの「スナック」のような店は最後までなくならないとも言われています。
これも、ストーリー消費を提供するスタイルだからこそですね。
客が消費するストーリーを考え、ビジネスを設計することに取り組んだ彼は、「SHOWROOM」というサービスを生み出します。
SHOWROOMは「前向きな」課金スタイルを作った
SHOWROOMの大きなポイントは、「課金」を通してアイドルなどを応援できる点だとお話しました。
ここがこのサービスのミソです!
ライブなどをただ見るだけなら無料ですから、気軽に参加できるうえにお金を払いたくなかったら全く払う必要はありません。
ただ、「パファーマンスが気に入ったり、感動したなら感謝の気持ちとしてパフォーマーにお金を払おう!」というサービスなわけです。
強制的にお金を支払わせないという点が画期的
ここには、お金を強制的に払わされるということはなく、完全に自分の意思で払う金額を決めるいわば「前向きな支払い」が発生するのです。
この考えを前田裕二さんは大切にして、SHOWROOMは大ヒットしたのです。
たとえ大金を払ったとしても、それは「自分が感動させてもらった対価」であって、気持ち良い気分でいられるということですね!
まとめ
今回は「人生の勝算」という本のポイントをまとめていきました!
ぼくはSHOWROOMは使ったことはありませんが、今どんどん利用者が伸びているライブ配信サービスだそうですよ!
この本は他にも、AKBの生みの親である秋元康さんと前田さんとのビジネスのやり取りなど、様々な話が載っています。
ぜひ読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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