こんにちはネルです!
今回は「金持ち父さん 貧乏父さん」という本の紹介を兼ねて、ポイントを簡単にまとめていきます。
この本は、いつもお金に困っている人と、お金に恵まれて幸せそうに暮らしている人との違いはどこにあるのか、投資の話を中心に解説されている本です。
(読了時間:約3時間30分でした)
投資の話と聞くと難しそうですが、会話を中心の物語形式で書かれているため、内容自体は投資に関して初心者でも非常にわかりやすいですよ!
今回はこの中でも、「資産と負債の違い」について、できるだけわかりやすくまとめていきます!
- 「金持ちな人はどういった行動をしているのか知りたい」
- 「投資に関して興味がある」
- 「お金に関する知識をしっかりと身に着けておきたい」
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
資産はお金を生み出し、負債はお金を奪っていく
まず紹介する箇所は、この本のメインである「資産を買うこと」についてです。
多くの人は、資産と負債の違いをはっきりと分かっていないと言います。
- 資産とは「お金を生み出していくもの」
- 負債とは「お金を奪い去っていくもの」
です!
この、「お金を生み出すか、奪い去るか」という違いが重要なポイントなんです!
いかに早い時期に資産を手に入れるかが人生の成功の鍵
お金に困らない人生を送るためには、いかに早い時期に多くの資産を手に入れるかが重要です!
資産を上手く入手できれば、自動的に毎月収入が入ってくるようになりますよね。
すると、「その収入で更に多くの資産を買う→さらに自動的に入る収入が増える→更に多くの資産を買う→・・・」
という最高のサイクルが生まれます。
資産の例として、「マンションを買う→賃貸マンションとして売り出す」「株に投資する」などが挙げられます。
一方で注意することが「負債を資産だと思いこむこと」なんです。
そして、その典型的な例が「家を買うこと」だと言います。
家は資産ではなく負債と心得る
金持ち父さんが言うには「家は資産ではない」ということなんです!
これは多くの人が勘違いしていることで、ぼくも最初はどういうことかわかりませんでした。
家は資産ではない、という意味は以下の通りです。
家が資産ではない理由
家というのは、購入してからも沢山のお金がかかりますよね。
住宅ローンだったり、固定資産税や保険料だったり・・・。
つまり、家を持っているという状態は家にお金を奪われていることであり、決して家そのものがお金を生み出しているわけではないんです!
そのため先ほど述べた、資産と負債の違いに照らし合わせて見てみると、家を持つことは資産ではなく負債を持っていることになりますよね。
もちろん、考え方によっては売ったらすぐに大金が手に入れられる家は、資産だと捉えることも間違いではないのですが、ここでは資産とはお金を生み出していくものなので、その意味での資産には該当しないということなんですね!
資産を手に入れた後で、家や車を買うべき
このように、「資産を早く持とう!」と聞くと、家や車を持って安心してしまうパターンが多いのではないでしょうか。
しかし、上で説明したように、家や車はお金を奪ってしまう「負債」です。
そのため、お金を生み出してくれる「本当の資産」を手に入れた後に、家や車などを買うべきだということなんです!
多くの人は負債を溜め込み続けるため、年をとって給料が上がっているにも関わらず生活が豊かにならないということなんですね。
できるだけ早くお金を不労所得に変える
これまで述べたように、頑張って働いて貯めた給料で家や車を買っても、さらにその維持費やローンなどで月々に支払う額が増えていくことになります。
そのために著者は、資産を早く買うことの大切さを説いていたのです。
これは言い換えると「勤労所得を不労所得に変える」となりますよね!
所得が勤労でしか得られない状態では、自分の時間を売って働くことでしかお金を得ることはできません。
しかし、そこで得たお金で不労所得を手に入れることができれば、少なくとも自動的に毎月お金が得られるようになるため、どんどんと生活に余裕を持つことが出来ます!
さらに、不労所得を得るメリットして、税金の話も関係してきます。
勤労所得が一番税金が高い
給料は高くてもそこから税金がごっそりと引かれるため、手元に残るお金は非常に少ないという話は良く聞きます。
実は、このように勤労によって得たお金の税金は他のものにかかる税金よりも一番高くつくのだと言います。
つまり、頑張って勤労をしているときが一番税金を引かれている時でもあるんです!
しかし、資産によって得た「不労所得」は税金が比較的少ないと言います。
勤労所得よりも不労所得の方が税金が少ない、このポイントも資産をいち早く作るべきだという大きな理由なんですね!
まとめ
今回は「金持ち父さん貧乏父さん」より、主に「資産と負債の違い」についてまとめていきました!
この箇所が、この本で一番重要な箇所だったんです!
本文ではさらに踏み込んで、「貸借対照表」と「損益計算書」を使って非常にわかりやすく資産の大切さが説明されています!
また、「こういった会計の用語は全然わからん・・・」という方も安心して下さい!
ぼくもほとんど知識がなかったのですが、この本は会計の初心者に向けて書かれているため、つまずくポイントはほとんどないと思いますよ!
「学校ではお金の稼ぎ方を一切教えてくれない。そのため、少しでもお金の稼ぎ方を学ぶことで一般の人よりも簡単に裕福になれる」
(本文引用)
という話はとても印象に残りました。
全ての人がこの本を読み、お金の仕組みについて考えて欲しいなと感じました!
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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