こんにちはネルです!
今回は、『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術』より、「世の中は行動した人が最も強い」という話を中心にまとめていきます。
この本は、「ドラゴン桜」や「インベスターZ」などの人気漫画作家である三田紀房さんが書いた、仕事をするうえで大切な心構えをまとめた本です!
はっきりと筋の通った主張が満載で、とても勇気づけられる内容でしたよ!
- やりたい仕事があるけど、手がとまってしまい困っている
- 作業を効率よく進めていく方法を知りたい
- ドラゴン桜の作家の考え方を知りたい
それではポイントをまとめていきます!
【目次】
世の中は「行動した人」が最も偉い
この本で三田さんが何度も力強く主張していることとして、以下の言葉があります。
世の中、「やったやつ」がエライのである。
なんとも心強く、わかりやすい言葉だと感じました。
三田さんは、良い漫画を書こうと一生懸命にアイデアを練って考え悩み続ける漫画家よりも、まずはある程度のみ切り発車でも良いから、書いた漫画をどんどんと世に出し続ける漫画家の方が売れると主張していました。
四の五の言わず、ペンを手に取ればいいのだ。いくら練習を重ねても、マンガを描かないことには世間は何の評価もしないし、そこには一銭の価値も生まれない。人が作ったものに文句を言うことができるなら、自分でやってみればいい。世の中、「やったやつ」がエライのである。
(本文引用)
「何かを始めるには、まずは練習が必要」と考える人が多すぎる
特に、世の中の多くの人達は、「何かを始める前に、とにかくまずは練習を重ねることが重要だ」と考えて、スタートダッシュが遅いことがあるといいます。
たとえば、漫画になりたいと思った人がよくたどる道として、
- マンガを描くためには絵やストーリーの作り方を教えてもらって訓練する必要があると思う
- 高い学費を払って専門の学校に通う
- 経験の浅い講師に、頑張って書いた漫画を批判されて挫折する
- 更に練習自体が重荷になり、完全に漫画を書くことを諦めてしまう
このように練習に時間を割きすぎて、まともなアウトプットを一つもせずに、いずれ沈没してしまうパターンに気をつけるべきだということです!
アウトプットをしないと誰からも評価されない
ここで大切な考え方として、「どれだけ低レベルでも、アウトプットをしていない限り、誰からも評価すらされない」ということです!
「こんな低レベルのものを世の中に出せない」
「自分の納得のいくものができるまで、他の人には見せない」
と、全くアウトプットをしない人よりも、
「まあ、そこそこの出来だから、とりあえず世の中に出して、反応を見てみよ!」
という行動パターンのほうが成長スピードが圧倒的に速いことは想像できますよね!
- アウトプットをすることで、そこに必要な技術が必然的に身についていく
- さらに、アウトプットしたことで世間から評価され、そこから多大な学びを得ることができる
こうした大きなメリットを得られるのも、世の中に恐れず作品を発表し続けたからこそです。
読者のニーズとは関係ない「自己満足」に時間をかけるな
迷い、苦しみながら作るというのは一見カッコよく見えるが、読者にとっては一銭の価値もない。私はそこそこ美味しく、飽きの来ないラーメンを毎日提供する日高屋のようなマンガ家でいたい。凝りに凝ったラーメンを作ろうとして、「今日は納得いく味にならない」といって店を休む「こだわりのラーメン店」など、客にとっては迷惑なだけだ。
(本文引用)
つまり、1人で勝手に迷い苦しんで作品を作っていても、その過程自体は読者にとっては全く価値がないのです。
大切なのは、「アウトプットがどんなものであるか」の一点ですよね。
そのために、三田さんは、こだわりが強く時々しか作品を作らない人よりも、定期的に安定して作品を世に出し続けるクリエイターをはっきりと目指し、行動しています!
すべての商売の原則は「毎日店を開けること」
最後に、商売におけるとても大切な考え方を紹介します。
商売の原則は、店を開けて商品を並べること。
そして初めて、客が商品を評価してくれる。
漫画家に限らず、世の中に価値を提供するものとして、何かしらのアウトプットをすることがいかに大切か、常に意識しておきたいですね!
まとめ
今回は、『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術』より、「世の中は行動した人が最も強い」という内容をまとめていきました!
何よりも、恐れずにアウトプットをし続けることが重要だ、という話は、ブログを書いている自分にとっても、非常に心に響く言葉でした。
- どれだけ努力していてもアウトプットをしない限り、誰からも評価されない
- グタグタと悩んでも、その過程は価値を生まない
- 最も大切なのはアウトプットすること。そうすれば自然と力は身につく!
やたら時間をかけて、グダグダと悩み続けて少量のアウトプットをする方法よりも、積極的にアウトプットし、周りの評価からすぐに改善していく、というスタイルを自分も確立していきます!
商売をする人、何かの作品を作る人、ブログを書いている人などには、ぜひこの本をざっと読んでみることをおすすめします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!