こんにちはネルです!
今回は、水野敬也『夢を叶えるゾウ2』の特に重要に感じたポイントをざっと確認できるようにまとめていきます!
- 自信と不安のバランスが自分を成功へと導く
- 人の良いところを見つけられる人は、自分の良さにも気付ける
- たった一人の人に沢山の幸せを届けることも成功の一つの形
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
成功する人間は「不安」を持っている人
「最終的に成功する人間ちゅうのはな『自分には才能がない』ちゅう『不安』を持ってる人間なんや。そういう人らが、人の意見に耳を傾けて、試行錯誤していくことで最初の頃には想像もでけへんかったような成長を遂げるんや。自分も知ってるやろ? 天才や天才やてもてはやされたことで、お客さんが望んでへんようなもん作ってもうてる人らをな」
引用:『夢をかなえるゾウ2』
「最終的に成功する人間は、『自分には才能がない』という『不安』を抱えている人」
これは非常に大切な考え方だと思いました!
人は自分には才能がないから努力しようと思える。
もし、自分は何でもできると思いこんで周りからもチヤホヤされる人生だったら、努力をし続けることはできるでしょうか。
このように考えると、人はむしろ「多少の不安」を抱えていたほうが人一倍多く努力をするようになり、いずれ「努力をしない天才」を抜くようになるんです。
「私には才能がないから・・・」と思っている人ほど、その気持を努力というエネルギーに向けて、一歩ずつ前進していきたいですね!
島田紳助「70%の自信と30%の不安」
この箇所を読んで思い出したのが、数年前までテレビで司会者として大活躍していた島田紳助さんの言葉。
「70%の自信と30%の不安が自分を導く」
これは、100%の自信を持っていたら努力しようとは思えないし、100%の不安を抱えていたら怖くて前に進めなくなるということを示しています。
「70%の自信が勇気をくれ、30%の自信が努力をくれる」
常に自信と謙虚さのバランスが大切なんですね!
(島田紳助さんの動画のリンクも貼っておくので、また見てみてください!)
人の良いところを見つけられる人は、自分の良いところも見つけられる
「たとえば、貧乏のことを悪く言う人がいます。するとその人は、自分が貧乏になりそうになると『ああ、自分はだめな人生を送っている』と自分自身を責めなければならなくなります。また逆に、人の良いところを見つけられる人というのは、自分の良い部分も見つけることができます」
「人の良いところを見つけられる人は、自分の良いところも見つけられる」
グッとくる言葉ではないでしょうか。
これは普段の生活でも意識しておくべきことだと思います。
仕事で同僚がちょっとしたミスをしたときに、「あいつはああいう所がダメなんだ」と考えていると、後に自分も同じミスをしたときにひどく落ち込んだり自信をなくしてしまいます。
他人のミスに対してもし、「ああいうミスは仕方のないこと。改善する方法を自分も考えておこう」と捉えられると、その人をフォローできるばかりか、自分にとっても非常に大きなプラスとなるはずです。
たった一人の人を沢山喜ばすことも「成功」
「自分らは、たくさんの人を喜ばすことだけを『成功』て思てるみたいやけど、たった一人の人間をたくさん喜ばすんも『成功』なんやで」
この本の終盤で書かれていたこの一言に非常に心打たれました!
「成功」という言葉を聞くと、自分が沢山の人から注目を浴び、そして沢山の人に幸せを届ける、というイメージを自然と想像するかもしれません。
しかし、成功というのはそれだけではないんです。
沢山の人に幸せを届けるのではなく、たった一人の人に”沢山の幸せ”を与えることも、大きな成功なんです。
多くの人から注目を浴びたいという思いから挑戦し続けるのももちろん大切だと思います。
しかし、自分の周囲にいる家族・友人・パートナーを幸せにできるだけでも、それは非常に大きな成功なんですね。
この意識もぜひ持っておきたいと思った箇所でした!
まとめ
今回は、水野敬也『夢を叶えるゾウ2』の特に重要に感じたポイントをざっと確認できるようにまとめていきました!
関西弁のガネーシャやその仲間達がとてもテンポよく名言を連発するので、サクサクと読み進めていける本でした!
『夢をかなえるゾウ1』をすでに読んだ方にこそオススメします!
- 自信と不安のバランスが自分を成功へと導く
- 人の良いところを見つけられる人は、自分の良さにも気付ける
- たった一人の人に沢山の幸せを届けることも成功の一つの形
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!