【読書系ブログが読まれるには】「自分独自の考え」を記事で明確にすべし

こんにちは、読書ブロガーのネルです!

早いことに、この読書系ブログを運営してきて、もう数年ほど経ちました、、!

 

ブログ立ち上げから当初は、月間「数十アクセス」ほどと寂しいものでしたが、今は安定して月間「数千アクセス」を頂いています。

 

「人気ブログ!」とは全くいえない状況ではありますが、それでも「初心者ブログ」からは脱しつつある。

そんな状態だと自認しております!!笑

 

そんなブログ運営を通し、「読書ブログが読まれるための方法」として、気づいたことがあります。

それは、「長年読まれる記事は、本から得た学びをもとに『自分独自の考え』を明確に述べたものである。」ということです!

 

「読書系ブログを運営しているけど、どうやったらアクセス数が伸びるんや・・・。」と悩んでいる人に対して役立つ内容だと思うので、ぜひ読んでみてください!

 

この記事のまとめ
  1. 本の要約記事では、「有名ブロガー」などと正面対決することになり、アクセス数は伸びない
  2. 本の内容から「自分が気づいたこと」「考えたこと」を中心とした記事を作ることで、唯一無二の記事になる
  3. そもそも、要約という「作業」よりも、自分で主張を考える「思考」のほうが、難しいけど楽しいですよ!!

 

普通の読書ブログこそ、「独自の考え」が記事に必要

改めて、「読書ブログ」が読まれるために必要なことは何か。

結論は、「記事に『独自の考え』を盛り込め!!』です。

 

逆に言うと、以下の2つではなかなか読んでもらうことができないな~という印象です。

【読んでもらいにくい記事】

  • 本の内容をただ要約した記事
  • 本の感想を書評としてつらつら書いた記事

 

理由を順にまとめていきます!

 

なぜ、「普通の書評」では読まれないのか

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自分もブログ立ち上げ当初、「だれもワシの書評記事を読んでくれんやんけ、、。」と悩んでいました。

 

1冊の本を読み込んで書いた”全力”の記事。

「えいや!!」と意気込んで投稿しても、月に数回しかアクセスがない、、。

こんな寂しい経験を何度もしてきました・・・。笑

 

そんなふうに苦しんでいたとき、ネットで「読書ブログ 読まれる記事 書き方」とかで調べてみたりしていました。

すると、以下のような教えをよく目にしていました。

「読書ブログが読まれるためには、人気本を選んで書くことが重要です!」

 

これ、一見正しいことを言っているような感じがしますよね・・・!

ですが、長年読書ブログを運営してきた自分からすると、この主張には「反対」です。

 

それはなぜか。

人気本について書評を書いても、他の多くの類似記事と正面から戦うことになるからです。

 

実際に、有名な本のタイトルに「書評」とキーワードをつけてぐぐってみると分かります。

ベストセラー本ほど、書評記事なんて大量にあるんですよね。

 

そして、グーグル検索では、有名なブロガーの記事や、読書メーターなどの「読書ログサイト」がいつも上位を占めている、という事態に遭遇します。

 

読書ログサイトは、色んなユーザーが大量に感想を残していくので、グーグル検索結果としても当然上位に残りやすいんですよね。。

そんな中で、わざわざグーグル検索の2ページ目、3ページ目まで進んで、下位にある自分の記事を読んでくれる、なんてことは物凄く”まれ”です。

 

つまり、人気本の書評を書いた場合には、似たような他の記事と「正面バトル」することになります。

そして、文章力がよっぽど有る方ではないと、ボッコボコにやられてしまうのがオチです、、。笑

 

このように、ただの書評記事を書いても、普通のブログがアクセスを多く集めることは非常に難しいことなんですね。

読書ブログを運営している方は、まずはこの現実と向き合うことが重要です。

 

「独自の考え」がある場合

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じゃあ、一体どうすれば良いんじゃ?という話になります。

その解決策として有効なのが、記事に「自分独自の考え」を入れる、という戦略です。

 

つまり、ただ本の内容をまとめるだけではなく、記事に「明確な自分の主張」を盛り込むんですね。

 

自分の独自の主張を盛り込むことで、普通の書評とは違い、そこには「どこの本を読んでも載っていない内容」が盛り込まれることになります。

すると、「主張に関する独自のキーワード」で検索した人が、自分のページに直接たどり着いてくれるんですね。

 

たとえば、以下の記事のタイトルを見てみてください。

【本と映画の違い】「感情を正確に表現しているかどうか」にある!_アイキャッチ画像

【本と映画の違いとは?】「感情を正確に表現しているかどうか」にある!

2021年1月24日

 

タイトルから分かるように、これは「書評」というより「独自の考えが載っている記事」というのが一目で分かると思います。

 

この記事は、ある本で以下の「名言」を読んだことがきっかけで、「自分が考えたこと」をまとめてみたものです。

「映画は、映像が嘘っぽいと白けちゃうんだけど、小説だと自分で想像するから、何でもできるよね。」

(ギタリスト ポルノグラフィティ・晴一さん)

 

これを読んで、当時「小説と映画って大きな違いがあるのか・・・!」という発見をしました。

そして、「自分の考え」をメインにした記事を書いてみたんですね。

 

すると、人気本の書評を書いたときよりも、毎月安定して多くのアクセスをいただくことができました。

どうやら、「小説 映画 違い」なんていうキーワードで調べてくれる方が、この記事にたどり着いてくれているようなんですね。

 

そして、こういう独特の見方でキーワード検索をしている方は、そもそも何らかの考え方を求めて検索をしていることが多いです。

すると、「お!この人の記事面白そうじゃん。」と思ってくれた方は、最後まで熱心に読んでくれる場合が多いと感じています。

実際に、普通の書評記事よりも「記事の滞在時間」が長い傾向があります。

 

ここでもしも、「ポルノグラフィティの方が、こんな名言を言っていましたよ。」(終わり)というまとめをしていたら、読んだ人も「ふ~ん。」と感じるだけの記事になっていただろう、と思います。

そこを、「この発言から自分はこう考えましたが、どうですか・・・?」という独自の視点が入った記事の方が、読み手にとって価値のある記事になるかと思います。

 

このように、読書ブログは、ただ本の内容をまとめるのではなく、「自分の主張」をメインにして話を展開していく。

このように記事を書くことで、唯一無二の「価値の有る記事」ができるということなんです!

 

そもそも、「自分の意見」をまとめることは楽しい

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そもそも「有名な本の内容をまとめる」という作業は、勉強にはなるけど、そんなに楽しい作業ではなかったりします。(自分も散々やってきましたが・・・。)

  • 「この本の一番の主張はここだな。」
  • 「この点も大事なことだよな。」

そうやっていくらポイントを選定しても、それらは「その本を書いた著者の主張」をただなぞっているだけなんですね。

 

しかし、「自分の主張」を中心にまとめる場合はどうか。

 

  • 「この本ではこう言っていたけど、自分はこうだと思うな。」
  • 「でも、そもそもなんでこう思うんだろう・・・?」
  • 「そうか、XXXということがあるからか!」

こんな感じで、文章を書きながら深く考える作業が必要なため、「新たな発見」を得たりできるんですね。

 

つまり、自分でなんとなく考えていた”もやもや”を、文字にすることで明確にできる、という点で「楽しさ」を感じることができるな、と思います。

 

まとめ

「これまで頑張って書評ブログを書いてきたけど、誰も読んでくれん!もう疲れたわ・・・。」

そう感じている人に向けて、記事を書きました。

 

この記事のまとめ
  1. 本の要約記事では、「有名ブロガー」などと正面対決することになり、アクセス数は伸びない
  2. 本の内容から「自分が気づいたこと」「考えたこと」を中心とした記事を作ることで、唯一無二の記事になる
  3. そもそも、要約という「作業」よりも、自分で主張を考える「思考」のほうが、難しいけど楽しいですよ!!

 

せっかく「自分のブログ」として運営をしているなら、やっぱり誰かの意見をただまとめる「作業」ではなく、自分の意見を述べる「思考」を楽しんでやってほしいと思います。

自分も様々な失敗をしながらも、そんな結論に至りました。

 

ちなみに、今回の記事は、ちきりんさん著『自分の意見で生きていこう』を読んで、「自分の意見を述べる大切さ」に気付かされたことが元になっています。

これまでネット上に、「自分の意見を明確に発信する」ということをやってこなかった人こそ、本書は非常におすすめの本です!

『自分の意見で生きていこう』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

そして「自分の意見を言う」とは、「自分のポジションをとること」だともいえます。発言によって「その人がどこに立って発言しているか」が明確になっていれば、それは「意見」だといえるのです。 一方、それらしく聞こえても「その人のポジション(立ち位置)がどこなのか、わからない言葉」は、意見ではなく反応に過ぎませません。

(Kindle位置:462)

 

「自分の考えを述べる」とは、「明確なポジションを取る」こと。

この表現に「グサっ!」と来た方には、間違いなく本書はおすすめですよ!!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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