こんにちはネルです!
今回は、【読んだ本は売る派?残しておく派?】買い取り前提だと学びが少ない危険あり!というテーマで話をまとめていきます!
私はこれまで小説・ビジネス書合わせて1,000冊近く読んできた経験があり、自分なりに本の読み方を色々試行錯誤してきました。
そしてその中での気付きとして、「本は売る前提で読むと、せっかくの学びが少なくなる危険性が高い」ということがありました。
この言葉の意味と、理由について簡単にまとめていきますね!
- 本は書き込みをして、後日見返すことで学びが多くなる
- 本を高く売る前提の読み方はとても勿体ない
- せっかく貴重な時間を何時間も投入するなら、学びの量を優先すべき!
読んだ本は売る派?残しておく派?
あなたは、自分が買って読んだ本は売ることが多いでしょうか、残しておくことが多いでしょうか。
今はブックオフだけではなく、メルカリなど個人で売買する方法が沢山あり、ベストセラー書などをきれいな状態で売れば、買値の50%ほどが戻ってくる、なんてこともありますよね。
本をよく読む知り合いと話していても、メルカリで読んだ本を売っている人が多いように感じています。
「欲しいと思った本はすぐ買って読んで、読み終わったらメルカリで売れば本代をかなり節約できる」
たしかに、こういった意見も一理あると思います。
ただこの方法は、本への本来の向き合い方として大切な面を忘れているのではないか、と思うんです。
「本を売る派」の本の読み方
ここで、「本を売る派」が本を高く売るためにどういった工夫をしているのか、まとめてみます。
- できるだけ表紙などに傷がつかないように読む
- 書き込みなども一切しない
- 本の人気が落ちる前に売れるように、読んでからすぐ出品する
こういった工夫によって、より高い値段で本を売ることができるわけなんですが・・・。
この工夫そのものが本からの学びを減らしている、というリスクがあると思うんです!
「本を残しておく派」の読み方
冒頭で私は「本は残しておく派」と言いました。
本を売る派からしたら、それはもったいないことと感じるかも知れません。
ではなぜ、本を売らずに残しておくのでしょうか。
その理由は、「少しでも本からの学びを大きくするため」なんです!
私が実践する本からの学びを増やす工夫
私は、読んだ本からの学びを増やすために、以下のような読み方を徹底しています。
- 文章で良いと思った箇所は、ペンで線を引いたりメモを書き込む
- 特に重要な箇所はページの端を折る
- 読み終わった本は、時間をおいてページが折れた部分を中心に読み返す
これらの方法によって、ただ文章を目で1度しか追わない場合よりも、遥かに多くのことを自分に吸収できるようになるわけなんですね!
そして、上記の方法は「本を売る派」とは真逆の読み方なんです!
せっかく本を読むなら少しでも多く学びを得ることが優先
通常、本は1冊読むのに数時間はかかりますよね。
「本を売る派」も「残しておく派」も、どちらにせよ読書には同じぐらいの時間を投入するわけなんです。
そして、自分の貴重な時間をこれだけかけるなら、そこから得られる学びをわずかでも多くしたほうがお得であると思いませんか・・・?
「本を残しておく派」の人は、一生懸命メモを取りながら読んで後日復習もするため、そこからの学びは”100”あるとします。
一方「本を売る派」の人は、買い取り金額500円を得るために、数時間かけて本を読んでも”50”の学びしかできません。
本1冊の値段なんて、せいぜい1,000円ほど。
しかも、これを売るとなると500円ほどしか儲からないし、買い手とのメッセージのやり取りや発送の手間を考えると、時間も大きく失ってしまうと思います。
そう考えて私は、本はメモを書き込みながら読んで手元に残しておくか、よっぽどつまらない本ならば、大事な部分だけメモ帳に書き写して後はすぐ捨てるようにしています。
こういった方法を取るようになってから、1冊1冊の本への向き合い方もより真剣になったとさえ感じています。
本を売る派の人も、まずはどれか1冊からで良いので、マーカーを引きながら読む経験をしてみてください!
また、「本にマーカーを引きながら読む」という方法については別の記事もあるので、また時間のあるうちに読んでみてください!
まとめ
今回は、【読んだ本は売る派?残しておく派?】買い取り前提だと学びが少ない危険あり!というテーマで話をまとめていきました!
本は売るものという考え方を捨て、「マーカを引きながら、メモを取りながら本を読む」という経験をぜひしてみて欲しいです!
- 本は書き込みをして、後日見返すことで学びが多くなる
- 本を高く売る前提の読み方はとても勿体ない
- せっかく貴重な時間を何時間も投入するなら、学びの量を優先すべき!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!