こんにちはネルです!
今回は、「受験の結果、学歴は『10代時点の学力ランキング』に過ぎない」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、伊沢拓司『勉強大全』です。
ちなみに著者は、人気YouTubeチャンネル「QuizKnock」のリーダーで、元東大生であり、全国のクイズ王に選ばれた人です。
そんな人が書いた、「勉強」についての本。とても中身が濃く、面白かったですよ!
- 受験は「10代時点の学力」を示しているだけ
- 遥かに長い「社会人人生」の間にどれだけ努力しているかが圧倒的に大切
- 読書をはじめ、少しずつで良いから勉強習慣を身に着けよう!
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
受験の結果は「10代時点の学力ランキング」に過ぎない
この本の中で最も大切だと思ったのが次の言葉です。
少し長いですが、引用します。
受験の結果なんて、「 10 代 20 代の3月時点での学力ランキング」に過ぎません。いわばオリコンのマンスリーチャートです。しかも、「出題範囲」という狭い集計対象における、その月のランキングでしかないのです。ですから、いい学校に行けたってずっと頭がいいわけでもないし、逆もまた然り。あくまで一時点での、1回きりのランキング集計の結果です。
引用:『勉強大全』
「受験の結果なんて、10代20代の3月時点の学力ランキングに過ぎない。」
学歴をやたらと強く気にする人、受験の勝敗が人生の全てだと思っている人にこそ、ぜひこの言葉を覚えておいてほしいな、と感じました。
一番危険なのは受験で燃え尽きること
受験が終わるのは、せいぜい20歳まで。
もしその人が100年生きるとすると、残り80年も残されていることになります。
そんな残り長い人生の中で、果たして受験の結果がそこまで強く影響するのでしょうか。
もちろん、受験という厳しい戦いを乗り越えて、志望校に行くという体験は素晴らしいことだと思います。
しかし、その勝敗がどうであれ、「たかだか今の時点での学力ランキングが今回の位置だっただけ」という意識を忘れてはいけない、とこの本を読んで改めて強く感じました。
特に、受験に全てを注いできた人によく陥りがちな罠が、「志望校に受かった途端、勉強をまったくやらなくなった」というパターン。
せっかく志望していた学校で学問が学べるにも関わらず、大学生活で遊んでいてばかりいた、、というのでは、まったくもって目も当てらないですよね。
そうならないためにも、ぜひ、「受験ではうまくいったが、この結果はその時点での結果に過ぎない。継続して努力をコツコツ続けなければ・・・!」と意識すべきだと思います!
本を読まない大人の割合
そして、やはりここで私がどうしても言いたいのは「読書」についてです(笑)
大人になって社会人として働き始めた途端、「仕事が忙しすぎて、勉強する時間がまったくない」と言う人は非常に多いのではないでしょうか。
なんと、日本人の中で、「月に1冊も本を読まない」という人の割合は「約50%」もいるそうなんです。
- 月に1冊も本を読まない人
- 月に2,3冊でも本を読んで何かを学ぼうとしている人
この2者の違いは、長期的に見るととても大きいものとなり効果を表すのではないか、と私は信じています。
もちろん、勉強は読書だけに限ったことではありません。
しかし大切なのは、社会人生活という長い長い時間の中で、自分はどれだけ勉強できているのか、という点。
何十年と良い勉強習慣を続けていければ、必ずやその努力は大きな実りとして返ってくるはずです。
まとめ
今回は、『勉強大全』より、「受験の結果、学歴は『10代時点の学力ランキング』に過ぎない」というテーマで話をまとめていきました!
勉強習慣を”継続する”ことを何よりも大切にしていきたいですね!
- 受験は「10代時点の学力」を示しているだけ
- 遥かに長い「社会人人生」の間にどれだけ努力しているかが圧倒的に大切
- 読書をはじめ、少しずつで良いから勉強習慣を身に着けよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!