こんにちはネルです!
今回は、「感情をコントールできる人が、真の力強い人」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、出口治明『人生の教養が身につく名言集』です。
- 感情をコントロールできる人が真の強い人
- 経験のあるパイロットほど、緊急時に冷静な行動を取れる
- いざという時に適切な対処をするには、「知識と経験」がものを言う
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
感情をコントロールできる人が真の力強い人
イスラム教の歴史的記録で、預言者ムハンマドの言葉を記した『ハディース』には、次のような言葉が残されているそうです。
「力強いとは、相手を倒すことではない。怒って当然というときに自制できる力を持っていること」
つまり、自分の感情をコントロールできる人が、真の”強い人”だと言っているのです。
この言葉を聞いて、納得できるのではないでしょうか。
誰しも、カッとなるとつい冷静さを失った行動を取ってしまいがちです。
そうすると、思わぬ失敗を招いて、後から後悔するリスクが非常に高いですよね。
一方で、もし「自分を客観視」できるようになれば、その場の感情に任せた行動を取らずに済むというわけなんです。
目の前の状況に対して冷静に対処する
そこで大切になるのは、「目の前で起こっていることに対して、冷静に対処する力」となります!
これを示すのが、パイロットの緊急時の行動の違いです。
経験の浅いパイロットは、飛行中に異常が見つかると「大変だ!」と焦ってしまい、慌ててなにかの対処をすぐに取ろうとするといいます。
たとえば、安全のために急降下するといった行動です。
しかし、こういった行動はむしろ事故の確率を高めてしまうのです。
一方で経験を積んだパイロットは、どこかに異常が見つかってもまずは「そのまま飛び続ける」のだそう。
その間に頭の中で現状を分析し、最良の策を練っていくのです。
そして、対策案が決まったら、そこで初めて手を打つのだと言います。
冷静な対応ができるのは経験や知識に差があるから
上記のような異常時におけるパイロットの行動の違いはどこから生まれるのでしょうか。
それは、「経験や知識の差」だということなんです!
経験や知識が豊富だからこそ、いざという時に「一呼吸置いて」行動に移すことができる。
経験を積み、豊かな知識を持つにつれて、人はどんなことが起こっても、一呼吸を置いて冷静に状況を判断できるようになります。感情に振り回されることなく、適切に行動していけるようになります。
(本文引用)
つまり、こうした「強い人」になるためには、結局のところ、経験や知識を増やす続ける努力が何よりも重要になるというわけなんですね!
まとめ
今回は、『人生の教養が身につく名言集』より、「感情をコントールできる人が、真の力強い人」というテーマで話をまとめていきました!
経験や知識をきちんと蓄えている人ほど、緊急時に冷静な対応ができるようになる、という話はよく覚えておきたいですね!
- 感情をコントロールできる人が真の強い人
- 経験のあるパイロットほど、緊急時に冷静な行動を取れる
- いざという時に適切な対処をするには、「知識と経験」がものを言う
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!