こんにちはネルです!
今回は、「イソップ寓話「木こりと旅人」長期的な目線の重要性を知る話」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、メンタリストDaiGo『ワンフレーズ心理テクニック』です!
- 目の前の仕事に追われて「長期的な視点」を失うのはとても危険
- 自分が当事者になると、つい短期的な利益を追い求めてしまうもの
- 心に響いた文章はストックし、いつでも引用できるようにすべき!
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
イソップ寓話「木こりと旅人」
「長期的視野」の大切さを知る、という面で参考になる話がイソップ寓話にあります。
それが「木こりと旅人」という話です。
ちょっとしたスピーチなどにも使える小ネタなのでぜひ以下を読んでみてください!
【木こりと旅人】
ある森の中で、大木に向かって黙々と斧を振る”木こり”がいました。
朝から作業しているのに、夕方になってもあまり作業は進んでいない様子。
不思議に思った旅人が斧を見ると、刃が欠けてボロボロでした。
そこで旅人が「休憩をとって、刃を研いだほうが良いんじゃないですか?」と言いました。
すると木こりは以下のように答えました。
「何を言うんだ!こっちは木を切るのに忙しくて刃なんか研いでいる時間はないんだよ・・・!」
長期的視野の重要性
この話を読んで、「あ、この木こりは視野が狭い人だ・・・」と思ったのではないでしょうか。
少し落ち着いて刃を研いだほうが木も切りやすくなり、圧倒的に効率がよくなることは目に見えています。
それを旅人からアドバイスしてもらっているにも関わらず、木こりは聞く耳を持たない。
なぜなら、「目の前の課題で忙しいから」というのです。
客観的に見ていると明らかにおかしいことですが、これと似たようなことを私達もしてしまっているのではないでしょうか。
- 「目の前の仕事が忙しいから、資格勉強をする余裕はないです」
- 「やるべきことが多すぎて、部下を育成する時間はない」
こんな発言をしている人は案外多いと思います。
目の前の仕事は「短期的な利益」に繋がるものであり、勉強や部下の教育は「長期的な利益」につながるものと言えます。
本来は、両方をじっくりと育てていくことで成長が加速されていくにも関わらず、「短期的な視点」でしか仕事ができていない。
自分が当事者になると、つい目の前のことしか見れなくなるのが人間だと言います。
この木こりと旅人の話を思い出し、長期的な視野の大切さを考え直すことも大切だと言えるんですね!
スピーチで寓話を引用すると効果的
私自身、あまり人前でスピーチをする経験はまだ多くはありませんが、人に何かを説明するときにこういった寓話を引用するのは非常に効果が高いと強く感じています!
今回の例も、ただ「長期的な視点を持たなければ成長はない!」と語る場合と、「木こりと旅人」の話をしたうえで「あなたも狭い視野の”木こり”になっていませんか?」と問いかけたのとでは、聞き手に与える印象は全く違うものになりますよね。
そういった意味でも、今回のような寓話とそこから得られる教訓はセットにして覚えておくと、後々になって自分を大きく助けてくれる武器になるはずです。
優れた演説家や著者は「引き出し」を沢山持っている
実際に、とても優れた演説化や、説得力のある本を次々に出す著作家は、こういった興味深い話を適切に引き出してすぐに使えるような「引き出し」を持っていると言います。
たとえば、ビジネス書で次々にベストセラー本を書く、私のお気に入りの著者「山口周」さんは、自分が良いと思った文章や言葉などを「エバーノート」に書き写しておくことで、必要なときにさっと取り出せるような状態にしていると言います。
いくら心に響いた言葉でも、数ヶ月もたったら大部分は忘れてしまうもの。
だからこそ、「この話は良い!」と思ったら、すぐにその場でメモをしていく姿勢がいざというときに大きな武器になるんです!
まとめ
今回は、「イソップ寓話「木こりと旅人」長期的な目線の重要性を知る話」というテーマで話をまとめていきました!
目の前の仕事に忙殺されて、狭い視野にとらわれすぎないように注意していきたいですね!
- 目の前の仕事に追われて「長期的な視点」を失うのはとても危険
- 自分が当事者になると、つい短期的な利益を追い求めてしまうもの
- 心に響いた文章はストックし、いつでも引用できるようにすべき!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!