こんにちはネルです!
今回は、【マルチ商法・ねずみ講にはまらない方法】というテーマで話をまとめていきます!
- マルチ商法にはまるのを防ぐには、先に『金持ち父さん貧乏父さん』を読むべき
- 非常に良書のため、初めて見聞きすると心が動かされやすい
- 知識があって初めて、相手と対等の議論ができる
【目次】
マルチ商法にはまらない方法
結論として、マルチ商法にはまらないための予防法は、『金持ち父さん・貧乏父さん』を先に読んでおくこと、だと考えています!
なぜそう言えるのか、その理由を順番に解説していきます。
『金持ち父さん・貧乏父さん』とは
まず、あなたは、ロバートキヨサキの『金持ち父さん・貧乏父さん』という本はご存知でしょうか。
この本をすでに読んだことがある、という方は問題ありません。
まだ読んだことがない人のために簡単に説明すると、「サラリーマンとして時間を切り売りして働いているだけでは、一生お金持ちになれませんよ。」という内容の本です。
一言でいうと自己啓発っぽくて怪しいのですが、実際にこの本を読んでみると、内容自体はとても説得力があって納得できることが多い本なんですね。
ただ、問題なのは、、この本『金持ち父さん・貧乏父さん』は、「マルチ商法をやる人達の、バイブル、つまり、大好きな本」となっていることです。
「自由な時間とお金の両方を手に入れたくないですか?」という甘い言葉
私もこれまで数度、マルチ商法の勧誘を受けたことがあるのですが、そのどれもがすべて、「金持ち父さん貧乏父さんって本、めっちゃ良い本だから絶対読んでみて!」という言葉をかけられました(笑)
マルチ商法にはまる人たち自体がこの本を大好きということもあります。
また、この本を読むことで、「サラリーマンではだめだ!」という意識を植え付けさせるのに最適な本でもあるんですね。
『金持ち父さん貧乏父さん』では、結論として「自分で資産を持っておけば、何もしていなくとも、お金をもうける仕組みができます」と言います。
これはこれで正しいんですが、、この「何もしていなくても自動でお金が入る仕組み」というのが、「最初に自分が頑張って他の人を勧誘すれば、あとは何もしていなくてもお金が手元に入ってくる」というマルチ商法のシステムとめちゃくちゃ相性が良いんです。
だからこそ、彼らはこの本が大好きなんです。
知識があると、相手の話に感動しすぎることはない
ここまでで、金持ち父さん貧乏父さんの話とマルチ商法との関係をまとめていきました。
では、なぜ「あらかじめこの本を読んでおくことで、マルチ商法に引っかかりにくくなる」のか。
それは、「事前に知識を持っていれば、相手の話に感動しすぎることはないから」です。
無知だからこそ、勧誘員の話に引きずり込まれる
そもそも、サラリーマンとして働いているのが、理想的な生活ではないことは、みんななんとなく感じていることなんです。
そんなときに、「サラリーマンとして働いているのは人生損ですよ!」と説得力のある話をされると、妙に心が動かされてしまいやすいんです。
そして興奮した精神状態で、具体的なマルチの話にスライドされると、、つい聞き入ってしまう、ということになるんです。
だからこそ、フラットな精神状態で一度、金持ち父さん貧乏父さんを読んでおく。
そして、「書いてある内容は確かに正しい。こういった本から話を引用して、マルチの勧誘をしてくるんか・・・」と学んでおくんです。
すると、いざマルチの話をされたときに、「サラリーマンが最適ではないけど、、マルチと言う方法も良いものとは言えないよな。マルチで友達を失うというリスクがでかすぎるし・・・。」と冷静に判断しやすくなります。
本で言っていることは正しくても、相手の話が正しいとは限らない
大事なので改めて言いますが、私も『金持ち父さん・貧乏父さん』の本自体は素晴らしいものだと素直に思いますし、読んだことがないひとは必ず読むべき本だと思えるほど、良質な本です。
ただ、マルチ商法は、「金持ち父さん貧乏父さんの話の引用」までは論理的でも、その後の「マルチ商法のシステム」には必ずや穴があるわけなんです。
だからこそ、その穴に冷静に気付けるようになるためにも、事前にサラリーマンのデメリットとか、お金が入る仕組み、資産を持つ重要性を学んでおくべきなんです。
まとめ
今回は、【マルチ商法・ねずみ講にはまらない方法】として、先に金持ち父さん・貧乏父さんを読んでおけ!という話をまとめていきました。
・・・というよりも、私個人としては、「マルチ商法を防ぎたいかどうか」ということは関係なしに、この本は読んでおくべきだと思っています。
お金に関する正しい知識をぜひこの本で学んで見てほしいです!
また、この本は以下の記事でも良書としてまとめています。
よろしければ、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
- マルチ商法にはまるのを防ぐには、先に『金持ち父さん貧乏父さん』を読むべき
- 非常に良書のため、初めて見聞きすると心が動かされやすい
- 知識があって初めて、相手と対等の議論ができる
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!