こんにちはネルです!
今回は、見出しには「3つの情報」のどれかは必須!というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、ジョン・ケープルズ『ザ・コピーライティング』です!
- 見出しには「好奇心・新情報・お得感」のいずれかは必ず入れる
- 具体的な数値を使って、「信頼性」を高めるのもポイント
- 「本文」を読んでくれた1人に対して、「見出し」しか読まなかった人は大量にいたことを意識する
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
【目次】
見出しには3つの情報のうちいずれかは必須
まずは結論からです!
見出しにおいて、以下の3つの情報のうち最低でもどれか1つを満たしていないものは、効果が非常に薄いといいます!
- 「新情報」はあるか?
- 好奇心が刺激されているか?
- 得になっているか?
「新情報」はあるか?
(見出し例)「お知らせ。新講座開講、今後5年以内に独立したい方へ」
このように、最初に「お知らせ」と入っていると、広告をパット見た人は「お、なにか新しいものが発表されるのか」という気分になり、その広告をじっくりと見てもらえる可能性が高まると言います。
好奇心が刺激されているか?
(見出し例)「この絵のどこが変でしょうか?」
この広告を見た人は、「ん?この絵って何か変な箇所があるのか?」と、つい立ち止まって見入ってしまう可能性が高いですよね。
このように、読み手に質問をすることで好奇心を刺激することも、広告として大きな効果が期待できると言います!
得になっているか?
(見出し例)「こうして私は一晩で記憶力をアップしました」
この見出しから分かることは、「この広告は、記憶力を簡単にアップさせる方法を紹介している」ということではないでしょうか。
このように、手っ取り早くラクに効果を得られるような情報は、「読み手が得をする」ことになるので、多くの人を惹き付けることになります。
複数の効果を組み合わせるものも効果あり
もちろん、紹介した3つの方法を同時に組み合わせることもより高い効果が期待できます。
(見出し例)「どうやって、わざとバカな真似をしてトップセールスマンになったか」
これは、「好奇心」を刺激すると同時に、「得になる」情報が得られると感じられる見出しですよね。
- 「わざとバカな真似をしたって、何?」→ 好奇心の刺激
- 「トップセールスマンになった」→ 仕事で成果を出すための、お得な情報が得られそう
本書ではこれの対比として、ダメな見出しを挙げていました。
「2年間のトレーニングで、いかにしてトップセールスマンになったか」
これだと、「そんなに長い間トレーニングが必要な方法なのか・・・」と感じ、「お得感」もなければ「好奇心」も刺激されないですよね。
そして大切なのは「信頼性」
良い見出しの条件として3つを挙げましたが、それ以外にも忘れてはならない重要なポイントがあります。
それが、「信頼性」です!
たとえば、単純に「トップセールスマンになる方法」などと見出しにいれとしても、読者は以下のような疑念を抱く可能性は高いです。
- 「本当に著者はトップセールスマンなの?」
- 「そもそも、どれぐらいの規模の売上を上げたの?」
このような不信感を抱かせた状態では、広告の効果は少なくなってしまいます。
そういったことを防ぐために使えるのが、信頼性を確保するために「具体的な数字を入れる」ことです!
信頼性を高めるには「具体的な数字」を入れる
信頼性を高めるために、具体的な数字を入れるとは、たとえば以下のような表現を使うことです。
- 「5日ください」
- 「一晩で」
- 「2年後に3万5,840ドル」
このように具体的な数値を入れることで、見出しの胡散臭さは大きく減らすことができます。
見出し”しか”読まない人は大勢いる
広告・見出しを作る上で常に肝に銘じて置かなければいけないことがあります。
「見出しとコピーの両方を読む人1人に対して、見出ししか読まない人は大勢いる」
著者が注意を呼びかけていたのは、以下のような考え方です。
「広告全体を読んでくれれば、この見出しの意味もよくわかってもらえる!!」
どのような人も、最初に読むのは見出しであって、そこから本文を読むかどうかを決めるわけです。
よって、誰もが本文を読むわけではなく、むしろ、「見出しだけで興味を示さずどこかへ行ってしまう」人が大多数を占めるわけです。
このように考えていくと、「見出しの重要性」が非常によくわかりますよね!!
まとめ
今回は、『ザ・コピーライティング』より、見出しには「3つの情報」のどれかは必須!というテーマで話をまとめていきました!
「好奇心・新情報・お得感」この3ワードだけでも、しっかりと身につけたいと思います!
- 見出しには「好奇心・新情報・お得感」のいずれかは必ず入れる
- 具体的な数値を使って、「信頼性」を高めるのもポイント
- 「本文」を読んでくれた1人に対して、「見出し」しか読まなかった人は大量にいたことを意識する
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!