こんにちはネルです!
今回は、「一瞬でYESを引き出す心理戦略」という本について記事を書きました!
「怒りをコントロールする方法」や「会議での議論をスムーズにする方法」について、内容をまとめています!
次のような方におすすめです!
- 「怒りを上手にコントロールしたい」
- 「仕事でミスをした際の謝り方を知りたい」
- 「会議で盛んな議論ができるようにしたい」
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
ムカついたら「鏡を見る」ことで冷静になれる
自分が腹を立てて怒りそうになった時にとるべきテクニックのご紹介です。
ムカついた時は「鏡を見る」と、自分の嫌な顔を客観的に見ることができて、怒りが収まりやすくなると言います。
もし、ムカついている時に反撃しようとすると、感情的な気持ちに言葉が引っ張られてしまい、論理的に破綻した発言になってしまいがちです。
そうなると、「嫌な顔で」「矛盾した発言」という2点が重なった怒りを周囲に見せてしまうことになり、自分が損害を受けることになります。
たった「10秒間」怒りをこらえれば、苛立ちはなくなる
そこで、カッとなったときでも、一度ぐっとこらえて気持ちを落ち着かせるべきだと言います。
たった10秒でもこらえることができれば、怒りのエネルギーは大きく減少することがわかっています。
「ムカついたときには冷静に」とはよく言われますが、「そんな簡単に冷静になれない」と思ってしまうのも事実です。
そこで、「たった10秒だけ我慢する」と考えれば、できそうな気がしてくるはずです。
まとめると、ムカッと来た時は「10秒間我慢して、鏡を見る」という2点を取り入れると効果が高いですよ!
鏡を見ることに対しては、スマホの画面を消した黒い画面でも自分の顔は確認できるので、ぜひ試してみてください!
人に謝る時は、あえて「大げさに」謝るべき
続いては、自分のミスで相手を怒らせてしまった時に使えるテクニックのご紹介です。
迷惑をかけた相手に謝る場合には「あえて大げさに謝る」ことで、相手の怒りが一気におさまると言います!
人が他人に対して怒る時は「謝ってほしい基準」が存在する
人は怒っている時、「これぐらい謝ってほしいという基準」=「考えている過失のレベル」が存在するのだそうです。
そこで、もし相手が過失を過小報告して基準ラインに届かない程度の謝罪しかしないと、届かない分の謝罪をさせようとして怒り続けることになるそうです。
このとき、もし相手の基準ラインを大きく上回る謝り方をした場合、「いやいや、そこまでのミスじゃないよ」「何もそこまで落ち込むことはないよ」と怒りが収まってくれるそうです。
たしかに、自分が人に注意をしているときに、想像以上に深く謝罪されたらなんだかこちらが申し訳ない気すらしますよね(笑)
言い訳はやはりすべきではない
さらに、言い訳をせず全力で謝ることにはもう1つメリットがあります。
それは、「ミスを自分で認められる責任感の強い人」だと印象を相手に与えることができる点です。
言い訳の理由がたとえ正しくても、それをすぐに報告しても相手の怒りをさらに増してしまうことに繋がりかねません。
言い訳・ミスの原因を話すのならば、謝罪について一息ついた段階で伝えるのがベストですよね。
もしミスをした場合には、「大げさに謝る」ことを意識して、相手の怒りを瞬時に収めるというテクニックの紹介でした!
場所を変えるだけで、場の雰囲気も大きく変わる
続いては、会議や打ち合わせの際に「場の雰囲気が悪い」「スムーズに進行していかない」という時に、とても使えるテクニックのご紹介です!
場の雰囲気が悪い時は「話し合いの場所を変える」だけで、雰囲気がガラッとかわることが心理学的に明らかになっています!
また、場所を簡単に変えることができない場合でも、「部屋の温度を変える」ことでも、この雰囲気を変える効果は実証されているそうなんです!
「場所ニューロン」を活性化させれば、議論がスムーズになる
部屋を変えると気持ちがリセットし、会話がより弾むという経験は誰しもあるのではないでしょうか。
この理由を簡単にご紹介します。
人間の脳には、記憶を担当する「海馬」という部位があります。
そして、その海馬には「場所ニューロン」という部位があるそうなんです。
自分達がいる場所を移動すると、この「場所ニューロン」が活性化し脳がリフレッシュするのだそうです!
取引先や上司と大切な会議をするときには、場所を変えたり部屋の温度をさりげなく調整すると、話し合いが上手くいく可能性が高くなりますよ!
まとめ
今回は「一瞬でyesを引き出す心理戦略」より、人間関係をスムーズにするための重要ポイントをまとめました!
人の体や心の仕組みを知り、それを活かした戦略を取るのはとても有効なことだと思います。
今回はぼくが個人的に印象に残ったポイントをご紹介しましたが、この他にも、この本にはまだまだ勉強になる箇所が沢山書かれています。
「心理学の研究結果を元に、人間関係を円滑にしたい」という方にはとてもおすすめですよ!
気になった方はぜひ手にとってみて下さい!
- 「怒りを上手にコントロールしたい」
- 「仕事でミスをした際の謝り方を知りたい」
- 「会議で盛んな議論ができるようにしたい」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメントを残す