「社会人としてニュースは必ず見ておくべき」
こんな意見が、世間の常識とされていますよね。
ぼく自身、以前はこれが正しいことのように感じていました。
しかし、読書をしていて色々な人の意見に触れるうちに、「別にニュースを見ていなくても問題なくない・・・?」と感じるようになってきました。
そこで今回は、
- なぜ、ニュースを見なくても問題がないのか
- ニュースを見ることよりも重要なことは何か
について、まとめてみたいと思います!
【目次】
ニュースは見なくて良い
早速ですが、今回の記事のテーマは、「ニュースなんて見なくても良いですよ!」ということです。
これは、別にTVニュースのことに限らず、新聞や、ネット記事についても言っています。
「社会人としてニュースは見るべき」という常識は正しいか?
「いやいや、社会人として今世の中で起こっている出来事は知っておくべきだろ!」
こう考える人はとても多い。
・・・しかし、よくよく考えてみてください。
果たしてあなたは「ニュースをこれまで何年と見てきて、何か得してきたことはありますか?」
この問いかけは『怠け者の時間術』という本に書かれていた言葉です。
これを見た時に、自分はハッとしました。
ぼくはこれまでに、がんばって毎朝30分日経新聞を読んでいた時期もありました。
しかし、そこから得られたものがなにか?と自分で考えてみたところ、
「大したこと学べてねえ・・・。というか一時的なニュースなんて、細かく覚えてねえ・・・」
ということでした(笑)
ニュースの勉強効率について
もちろん、ニュースで時事問題の流れを追っておくことは、勉強になることです。
しかし、新聞をそうやって読んでいる人に問いたいです。
「じゃあ、今世界で起こっている時事問題を、誰にでもわかるように解説できますか・・・?」
結局は、新聞などで学んだことって、”ふわっとした理解”に留まっているだけで、それが頭の中で体系的に自分の中に吸収されていることってごくまれなんですよね。
さらに、TVのニュースなどは芸能人のゴシップや、地元のちょっとした事件など、言ってしまえば”どうでも良い情報”があまりにも多い。
つまり、
- ニュースで時事問題を学んでも、”ふわっとした理解”程度にしかならない
- 時事問題を知ろうと思っても、芸能人の情報などのノイズがある
このような理由から、ニュースを見ていることは非常に効率が悪いんです・・・!
他者との差別化という視点
これまで述べてきたように、「ニュースって、勉強においての効率が悪い」といえる。
でも、「ニュースを見ていないと、時事問題を全く知らない状態になってまずい」と感じると思います。
こういう時こそ、「本を読んで、体系的に学ぶべき」だと強く思うんです!
読書のほうが有用ではないか?
本屋に行ったりすると、池上彰さんなどを始め、時事問題をわかりやすく1から解説している本は沢山あります。
こういった本を実際に読んでみると、
「この出来事って、こういうことを言っていたんか・・・」
という発見をすることが、これまで何度もありました。
ぼく自身、ニュース主体の情報収集から、こういった書籍主体の情報収集に変えてからのほうが、世の中で起こっている時事問題を深く理解して捉えられるようになりました・・・!
みなさんの周囲にも、「やたらと時事問題に詳しい人」・「自分の意見をしっかり持っている人」っていますよね。
最近気づいたのですが、そういった人たちの大半は、ただニュースを見ているだけではなかったりします。
こういった書籍からまとまった情報を取り入れ、自分の中で噛み砕いて理解している人が多いんです。
他人が持っていない情報にこそ価値がある
最後に、伝えたいことがあります。
そもそも、「どんな情報に価値があるのか?」と、考えてみてください。
ニュースなど、多くの人が持っている情報に価値があるのでしょうか。
そうではないですよね。
私は、「他者が持っていない情報」にこそ、価値があると思っています。
他の人が知らないこと、簡単には知れないことを知っているからこそ、面白い話ができたり、本を出版したりなど、価値の高いアウトプットができるのではないでしょうか。
このように考えていくと、以下の常識(とされていること)が疑えるようになります。
「社会人はみんなニュースを見ている。だから、お前もニュースは毎日必ずチェックすべきだ!」
みんなが知っている・見ている情報の価値は低い。
そんな低い価値を得るために皆さんの貴重な時間を何時間も使うのではなく、もっと良質な価値ある情報を得るようにすべきだと思っています!
まとめ
今回は、「ニュースは見なくても問題ない!」というテーマで話をまとめていきました!
そりゃあ、全くの常識知らずというレベルにまで達してしまうと、それはそれで確かに問題はあると思います。
だから私は、ニュースを完全に捨てているわけではないです。
毎朝10分だけ、スマホのニュースをパパッとチェックするようにしています。
(ちなみに今は、LINEニュースのアプリを使っています。他のアプリと比較して、記事が表示される速度がとても速いですよー!)
これを1年間ほど続けてきましたが、全く問題はないんですね。
多少、時事問題で職場の人の話題についていけなくても、「そんな事件あったんか~!」ぐらいで、流しておけば良いんです(笑)
それよりも、自分の知識・思考が深まる「有用な読書」に時間を割くことのほうが、圧倒的に重要なことだと強く確信しています・・・!
ここでこのタイトルの本を出すのは、煽っているようでもありますが・・・(笑)
普段から、「真に価値ある情報」に触れる習慣を身につけるべきだと思っています!
みなさんも、日々のニュースの情報に振り回されすぎないように注意してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!