【名刺交換会の罠!】人脈は量?それとも質?

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「名刺交換会をしても意味がない。」

こういった記述を、最近のビジネス書ではよく見かけます。

ヒヨコ
「浅いつながりをいくら作っても意味がない」という主張ですね。

 

しかし、だからといって、「ごく狭く深い関係が絶対に良い。」と言われても・・・。

なんだか、完全に賛成できないような気もしていました。

やっぱり周囲を見ていると、「交友関係が広い人」が、得をしているように見えますもんね。

 

そんなときに見つけたのが以下の答え。

結論から言うと、

「人脈は ”面積” で決まる」

ということなんです。

 

とても響いた言葉だったので、簡単にまとめます!

『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』

人脈は”面積”で決まる!

人脈は、「幅」か「深さ」か。

この論争にバッサリ、とても納得感のある解答を得られました。

「人脈に大事なのは、幅と深さ、つまり面積」ということです。

ヒヨコ
初めて聞いた時、「これだっ!!」ってなりました(笑)

 

つまり、縦軸が人脈の深さ、横軸が人脈の広さだとして、その”掛け算”で、人脈力が決まるというわけなんです。

だからこそ、「人脈は、幅が大事だ。」とか、「いやいや、深さが大事だ。」とか一面だけで論争しているのはナンセンス。

 

そのどちらのベクトルも重要な要素となっているわけなんです。

まずは、この「人脈は面積で決まる」という概念を意識してみてください。

 

では「人脈面積」を最大化させる方法は?

それでは、この人脈の面積を最大化させるにはどうすればよいのでしょうか?

 

それは、横軸と縦軸をバランスよく育てること。

つまり、「人脈の幅と広さ」の足りていない部分を優先的に伸ばす、ということが正解です。

これを理解するために、以下の例題とその解答を見てみてください。

 

【面積についての例題】

それでは、ここで「人脈という面積を最大化させる方法」について例題を挙げてみます。

 

<問題>

「縦と横の長さの和が10cmになるような長方形のうち、面積が最大となるものを作れ。」

 

ここで、縦が人脈の深さ、横が人脈の広さ、だと解釈しながら読み進めてください。

 

縦1cm、横9cmの長方形だと、面積は、1×9=9

縦4cm、横6cmの長方形だと、面積は、4×6=24

・・・と、ここまできたらわかる人が多いと思います。

 

そう、面積が最大となる縦・横の値は、5cmと5cm。

つまり、”均等に割り振った時”なんです。

このとき、縦5cm、横5㎝の長方形(正方形になります)。面積は、5×5=25です。

 

ヒヨコ
こんな例題を出して何が言いたかったかと言うと、、(笑)

つまり、人脈という面積を最大化させるには、「深さか広さ。自分が足りていない方を重点的に伸ばす。」ということなんです。

 

人脈の広さが圧倒的に足りない人は、名刺交換会も1つの手

人脈力は、面積で決まる。

そして、広さと深さのバランスを取ることが、最も人脈力をつけるうえで効率が良い。

 

そのため、人脈の深さはあるけど、幅が足りない、、、という人は、「名刺交換会」に参加するのも1つの手だと思うんです。

ここで得た人脈の広さが、思いもよらなかった作用をもたらし、急激に深さも伸ばしくれる。

そんな爆発力を秘めていることもあるんですね。

 

だからこそ、「名刺交換会」が必ずしも馬鹿にできるものではないんです。

しかし、一方で、「名刺交換」ばかりに意気込んで、深い関係を築けていない人。

こんなタイプの人は、人脈の広さばかりを育てても、その実りは得られない、といことになります。

 

普通、「あいつは人脈が広い」とかいった表現はしますが、「人脈が深い」なんて言い方はほとんどしません。

ヒヨコ
だからこそ、人脈の幅だけを広げる、という行動にハマってしまう人が多い。

繰り返しますが、大事なのは、「人脈の面積を育てること。」

これを意識することが、正解だということなんですね。

 

マズローの発言

ここで1つ、少し違う角度から人脈力についての話をします。

 

有名な「マズローの欲求五段解説」を唱えた、心理学者のマズローという方をご存知でしょうか。。

このマズローが言った、人間の最もレベルの高い欲求、「自己実現の欲求」について、こんな言葉を残しているそうです。

 

「自己実現を成し遂げた人の多くは、友達は少なく、ごく少数の人と深い関係を築いている。」

 

ヒヨコ
たしかに、なんとなく分かる気がしませんか・・・?

マズローは、「成功した人というのは、狭く深い人脈がある。」と言っているんですね。

 

あなたに親友と呼べる人はいますか?

ここまでは、「人脈は面積だ」と述べてきました。

ここで以下の問いについて、考えてみてください。

「あなたは、『この人こそが親友だ。』そう呼べる人が、すぐに頭に浮かびますか?」

 

・・・これ、けっこうパッと答えられない人が多いと思います。

何が言いたかったかと言うと、

「多くの人は、普通に生活していると、人脈の広さは自然に増えるが、深さはなかなか育たない」ということです。

 

だからこそ、この「人脈は面積」という言葉を意識し、特定の誰かと深い関係を築くこと。

これをより意識することが正解なんじゃないか、そう思えたという話でした。

ヒヨコ
人脈の広さは割と簡単に築けても、仲を深めるのは簡単なことではないですもんね。

 

まとめ

今回は、「人脈力は面積で決まる」という話をしてきました。

 

広さ・深さ論争を、上から俯瞰的に見て、「そのどちらも大事。要は掛け算だ」と気付きを与えてくれた本。

とてもビビッときた記述で、ついまとめて記事にアップしてみました。

 

『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』

 

タイトルが「20代は残業するな」なんて、かなり自己啓発よりのような本ですが、内容は非常にロジカルに書かれていて、私のとてもお気に入りの本です。

今回の話に少しでも惹かれた方は、ぜひ詳しく本もチェックしてみてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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