「読んだ本を効率的にインプット・復習するには、結局どうしたら良いんすか?」
これまで何冊もの「本を記憶に定着させるノウハウ本」を読んできました。
今でも年間200冊~300冊は本を読みますが、こうやってブログに書いたり、読書記録アプリに要約を書いたりする日々を過ごしています。
その経験を経て、自分なりに「読んだ本のポイントを効率的に復習する方法」を掴んできました。
そこで、自分でも色々試した上で、結局どれが一番良かったのか。
今の自分が実践している本の復習方法を紹介してみます!
- 読む時には、「線引き・角折り・走り書きメモ」を瞬時に
- 読んだ後は、「さらに2周は一気読み」して本棚に
本を効率的に復習するための”読み方”
本を効率的に復習するためには、やはり読んでいる段階で何かしらの工夫が必要です。
その工夫を予めしておくことで、後で同じ本を見返しすなどしたときに、サクッと復習できるからですね。
なので、まずは本を読んでいるときの工夫を紹介します。
その工夫とは、「線引き・角折り・走り書きメモ」です。
私は、本を読むときは必ず青ペンを持ちます。
そして、「お、ここ面白い!」と思った箇所は、すかさず線を引きます。
また、「特にここは最高に面白い!」と思った箇所は、線を引いた上で”さらに”「ページの左上の角を折ります」
この2点で大事なのは、とにかく瞬時にそれらをおこなうことです。
というのも、線を引くのは大事だと聞いて、皆さんどう感じましたか?
自分は最初は、「そんなの面倒くさい。。」と思っていました。
普通、やったことがない人はこう思うはずです。
だからこそ、自分はその面倒くささを克服するために、「てきとーに引く」ということを重要視しています。
いいな、と思った箇所があれば、フリーハンドでガーッと線を引いてしまいます。
なので、線は歪み散らかしています笑
さらに、ページの角を折る時も、ざっくりと「えいや!」と折ります。
だから、折る幅は、ページによってまちまちなんですよね。
しかし!これが案外良い効果をもたらしてくれます。
線がびしっと綺麗に引かれているときよりも、歪んでいる方が、目立つんですよね。
だから、後で復習するときに目につきやすい。
しかも、線の歪み具合や太さで、その時の感情も思い出したりします笑
角をてきとうに折るのも同じ効果があります。
だから言いたいのは、本に線を引くこと・ページの角を折ることは、かしこまらずに、てきとーにやったほうがメリットが大きいよ、ということ。
色々と方法を試していく中で、この方法が一番良いと自分の中では発見がありました。
また、ページの角を折るときは、「特にここは最高に面白い!」と思った箇所。
平均すると自分は、1冊で4,5箇所ほどあるのですが、それだけ強く感情を揺さぶられたということは、何か、自分でも言いたいことがあるはず。
その文章から自分のアイデアを思いついたこと、もしくは、「めっちゃ面白い!」とかでも良いので、その時浮かんだことを、本にそのままメモするようにしています。
これも、けっこう大きなポイントだったりするんですよね。
本を読み終わった後におこなう復習法
そして、本を読み終わってから大事なことは、それをすぐに本棚に戻さないことです!!
読み終わったからといってすぐに本棚に戻すと、高い確率で読み直す日が一生こないことになります。
なので自分は、読み終わったら「一旦自分の机の上にぽんと置く」ようにしています。
そして、「さらに2周、パラパラ読みするまで本棚に戻さない」というマイルールを徹底しているんです。
だいたい、次の日に1周目、3日後に2周目の復習をおこなうようなイメージです。
パラパラ読みと言っても、それにかける時間は1冊5分とか。
初めて読むときにおこなった「角折り」のページを参考に、重要箇所だけを復習していきます。
こうやって早めに復習を挟むことで、知識への定着率が2倍は上がると感じています。
ポイントは、ハードルを低くすること
私が実践している本の効率的な復習方法について紹介しましたが、この方法で一番のポイントは、「ハードルがとても低い」ことなんです!
というのも、本にてきとうに線を引いて、素早くページの角を折って、あとは後日数分で復習するだけ。
精神的な負担は非常に小さいです。
多くの「読書のノウハウ系の本」は、「大事な文章は、ノートにメモを取りまししょう。」と言っています。
ほんの一時期、自分もこれを素直に実践しましたが、まあ、だるーーいんですよね笑
そんな1冊読むたびに、30分もノートに向き合うなんて、自分にはやってられない。
たとえ効果が高いと言われても、どうしても受け入れられなかったんです。
もし、こんなことを無理やり続けていては、読書すること自体が嫌いになった危険もあります。
そういった意味で、今回私が紹介した方法は、「復習が大事なのはわかるけど、面倒くさいからやっていない。。」という人にこそ強くおすすめします!
ニュートンの本の読み方
ちなみに、最近知ったのですが、あの天才科学者・ニュートンも、本を読む時に「角折り」を徹底していたそうです。
特徴的なのが、その角折りっぷり。
自分のように本の端をちらっと折るのではなく、「大事なことが書いてある文章を指すように、端を折って」いたそうなんです。
つまり、場合によっては、本の半分が折れたりするんですね。
こうやって重要箇所だけを異常に目立つようにすることで、後で瞬時に復習できるようにしていたそうです。
ニュートンのお墨付きをもらった方法でもあるので、、角折りは本当におすすめですよ!
- 読む時には、「線引き・角折り・走り書きメモ」を瞬時に
- 読んだ後は、「さらに2周は一気読み」して本棚に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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