こんにちはネルです!
今回は、『【頭が良いとは】大人には「つかみの早さ」より「思考の深み」が重要』というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、小宮一慶『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』です!
- 若い人は「思考の早さ」、社会人には「思考の深み」が求められる
- この変化を意識しないと周囲に置いていかれる危険も
- 読書は思考の深みを身につける最良の方法
それでは、順番にポイントをまとめていきます!
「頭が良い」とは
「あいつは頭が良い」
この言葉はよく耳にしますよね。
しかし、ここで言う頭の良さとは、具体的には何を指すのでしょうか。
- 物事の本質をさっとつかめる
- 相手の言っていることをすぐに理解できる
- 新しいことをいち早く吸収できる
- 難しい論文を読んで理解できる
こういったことが挙がると思います。
一般に「頭が良い」と使う場合には色々な意味が込められていることが多いですよね。
しかし、どういった意味で使われるかという「傾向」は年齢によって違ってくるのです!
若者の「頭の良さ」
まず、中学や高校、大学で使われる「頭の良い人」という言葉はどういった人を指すのでしょうか。
こちらは、「学校の授業をさらっと理解して、あまり勉強しなくてもテストで良い点を取る人」を指すことが多いですよね。
つまり、若者にとっての頭の良さとは「モノごとの本質をいち早く理解できる人」だということです!
社会人の「頭の良さ」
それでは続いて、社会人にとっての頭の良い人とはどういった特徴があるのでしょうか。
結論から言うと、それは「深くまで考えぬける人」だというのです!
学生のように、テストとその模範回答があるわけではない課題に取り組む社会人にとって、必要なのは理解のスピードではありません。
「誰も回答がわからない」「適切な方法が見つかっていない」という状況の中で、じっくりと前提や過程を見直し、論理的に戦略を立てられる人のことを「頭の良い人」と呼ぶわけなんです。
年齢によって求められるものが変わると意識しておくべき
このように、頭の良さは、その人達が置かれる状況によってその意味合いが変わってくるというのです。
一般に、どういう人が「頭がよい」と言われるかというと、若いうちなら、「つかみ」です。それほど論理レベルが高くないことをサッとつかめる人を、一般的には頭がよいと言います。
(中略)
会社での地位が上がると、判断することもより複雑になってきます。つまり、「深み」が要求されるようになります。より論理レベルの高い思考を必要とされるようになるのです。
引用:『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』
ここから学ぶべきことは、若いうちから「頭が良い」と言われてきた人ほど、その言葉の意味が年齢とともに変わってくることを意識すべきだということです!
特に、物事をサクッと理解できる人はいわゆる「センスがある」人が多いと思います。
しかし、社会人に求められるような思考の深みは、「時間をかけて育てていくもの」なんです。
思考力を磨く手段の1つが読書
ここまで読むと、「それじゃあ、思考力はどうやって磨くのか?」という疑問が出てくると思います。
これはやっぱり「色々な人の話を聞いたり新しい経験をしていく中で、何事も自分で考えるクセをつける」ということが大切ではないでしょうか。
そして、「色々な人の話を聞いて思考力を鍛える」という点で「読書」は圧倒的に優れている、と確信しています!
本を読むことで、自分が知らなかったこと、考えもしなかったことに沢山触れることができ、それが自分の思考の幅、深さを鍛えてくれることになります。
もし本を読まないでいると、周囲の友人や親、職場の上司や同僚などからしか、「対話」をすることができません。
そういった面で読書には、「各分野に突出した専門家と1対1で対話ができる」わけなんです。
このような理由から、思考力を深めるには、読書を積極的におこなっていくことを強くオススメします!
私自身も読書をするようになってから、筋トレや食事メニューなど普段の生活スタイルがどんどん良いものに改善されていくと同時に、「物事を色々な角度から考えるクセ」が少しずつ付いてきていると感じています!
まとめ
今回は、『【頭が良いとは】大人には「つかみの早さ」より「思考の深み」が重要』というテーマで話をまとめていきました!
社会人で通用する「思考の深み」を身につけるためにも、普段から物事をじっくり考えるクセを身に着けていきたいですね!
- 若い人は「思考の早さ」、社会人には「思考の深み」が求められる
- この変化を意識していないといつの間にか周囲に置いていかれる危険も
- 読書は思考の深みを身につける最良の方法
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!