【頭の良い子を育てる方法を学べる本!】「東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?」

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こんにちはネルです!

今回は、頭の良い子供を育てる方法として、「東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?」という本の重要なポイントをまとめていきます!

この本は、東大などの難関校に数多く送り出してきた進学塾VAMOS(ヴァモス)の代表が、様々な親を見てきて、良い子供を育てるための方法を分析・解説した本です!

 

次のような点をまとめていきます!

次のような方におすすめの記事です
  • 「伸び伸びと子供を育てるのはどうすればよいか」
  • 「成績が伸びる子の親は何を意識しているか」
  • 「子供に幸せな人生を送ってもらうには」

 

それではポイントをまとめていきます!

 

子供を「主役」にすることを意識する

ひと言で言えば、「子どもが勝手に育った」という感覚を持つ親御さんというのは子どもとの距離の取り方がとても上手なのです。

(本文引用)

東大など優秀な学校に入る子を持つ親にどういった子育てを意識したのかを聞くと、以下のような答えが帰ってくるそうです。

「子供が勝手に育っていってくれたんです」

これはつまり、親ではなく、子供が自分自身で主体的に動いて成長していったことを示しています!

 

子供自身に決めさせるトレーニングをする

普段の休日、家族とどこに遊びに行って何をするのか、親が一方的に決めてしまっていることは多いのではないでしょうか。

優秀な子供を育てる親は、「ときどき、子供に遊びを決めさせる」ことが多いそうなんです!

 

たとえば、公園に行って遊びをするときも、いくつかの遊具や道具を見せて「どれで遊びたい?」と、聞いてみることが大事だと言います。

すると、子供はその選択肢の中から、頭を巡らせて自分の感情としっかり向き合い、「決める」という力を身に着けていくことができるようになります!

 

親は選択肢を示すだけで最終的な決定は子供に任せる、ということを時には意識すべきだということですね!

 

親が子供のリアクションを超えてはいけない

また、子供を主役にするためのコツとして、「親は子供のリアクションを超えてはいけない」ということです!

 

これは良いこと・悪いことの両方にあてはまることです。

つまり、子供がテストで100点をとってきても親は子供以上に喜ばず、子供にとって何か辛いことがあっても、親は過度に落ち込まない、という心構えが大切だそうです!

こういったことを意識するだけで、子供は「親の顔を伺って生きる」ということとは無縁になり、自分が主役の生活を送れるようになると言います。

 

愛情があるからこそやってしまいがちなオーバーな反応。適度に抑えるようにしたほうが、子供の成長のためになるかもしれない、ということですね!

 

褒めるときもそれがゴールではなく「途中」だと気づきを与える

でも、ある親御さんは、お子さんにこう言ったのです。 「よく頑張ったね。さあ、これで 90 点を目指す準備ができたじゃない!」 これを聞いて、私は何て素晴らしい親御さんなのだろうと心から感心しました。

上の引用箇所は、子供がテストで80点をとってきたときの、親の反応です。

この親は努力して80点を取ってきた子供に向かってただ褒めるのではなく、「すごい!よく頑張った!これで、90点を目指す準備ができたじゃない!」と、次への目標をさりげなく示してあげたのです!

すると子供は、「これがゴールではないのか!」と気づきを得ることができます。

 

今回もしっかりと親に褒められたこともあって、さらなる高い目標へと子供自身が目指していくことができるようになると言います!

 

褒めることは忘れず、さらに高い目標へのモチベーションにつなげる

ここで大切なのは、子供をまずはしっかりと褒めるということです!

たとえ今はテストで高得点を取れていなくても、いつもよりも良い点数が取れているなら、まずは大いに褒める。

そして、次への目標へと促してあげるのです。

 

目標への到達を焦って褒めることをおろそかにしていると、子供は「努力しても褒められない」と感じてしまい、モチベーションが下がってしまうと言います。

お調子者・おとなしい子など、子供の性格を見ながら適切な褒め方をしていきたいですね!

 

大切なのは、挑戦するという「プロセス」

ここで、少しでも優秀な学校に子供を入学させようと焦っている親に向けたメッセージについて紹介します。

 

そもそも、子供に良い学校に入って欲しいと願うのはなぜか、ということを思い出してみてください。

きっと、「良い学校に入り、良い会社に就職して、幸せになってもらいたから」ということだと思います。

つまり、子供に一番求めていることは「幸せになってもらうこと」のはずです!

 

良い学校に入ることは、幸せになることにとって必須ではない

良い学校に入ることができれば、たしかに良い就職先を見つけやすくなるかもしれません。

しかし、大切なのは「子供に幸せな人生を歩んでもらうこと」ですよね。

すると、死に物狂いで勉強して良い大学に入っても、その子の大学生活のモチベーションが高くなければ、それは幸せな生活だとは言えないはずです。

 

子供が本当にやりたいことを見つけ、あらゆる困難があっても自分でそれを乗り越える挑戦心、こういった能力を育ててあげるための手段が受験だと考えると、受験の結果に過度に反応する必要はなくなると思います。

 

受験の結果が大切なのではなくて、合格という目標に向かって努力する。この過程が何よりも子供の幸せにとって重要なことだというメッセージがこの本には力強く書かれていました!

 

まとめ

今回は、頭の良い子供を育てる方法として、「東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?」という本の重要なポイントをまとめていきました!

 

色々な素敵な親御さんを見てきた著者だからこそ気づけた、子育てにおける重要なポイントが豊富に紹介されていて、勉強になる箇所はとても多かったです!

文章もとてもわかりやすく、イラストもついているため、内容の理解はとてもしやすいと思います!

子供を持つ親はぜひこの本で子を幸せにする子育てについて考えてみてほしいです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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