【勉強はエビングハウスの忘却曲線を意識!】「1日30分を続けなさい」

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こんにちはネルです!

今回は、勉強意欲を上げてくれる本「1日30分を続けなさい!人生勝利の勉強法55」の紹介を兼ねてポイントまとめをしていきます!

この本は、毎日コツコツと勉強することがどれくらい高い成果につながるかをわかりやすく解説している本です!

また、効率的な勉強法や勉強時間を無理なく作り出す方法など、様々な角度から勉強について分析されていてとてもためになる本ですよ!

(読了時間:1時間30分ほどでした)

 

次のような方におすすめの記事です
  • 「勉強をしたいけど意欲が出ない」
  • 「効率的な勉強法を知りたい」
  • 「資格取得のために勉強を習慣化したい」

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それでは、ポイントをまとめていきます!

 

一番リターンが良い投資は「自己投資」

まずは、勉強する気持ちを鼓舞してくれる言葉をご紹介します!

投資しても高いリターンが期待できないこの時代には、「自分自身への投資が、一番リターンの高い投資」だということです!

 

銀行貯金ではなく、勉強や経験に投資を!

今や銀行に預けても金利は0.01%以下ですよね。

物件などへ投資をしても資金がなかなか回収できない今の世の中で「何が1番リターンの高い投資か」と考えた時にこの言葉は励みになります。

自分への投資、つまり、勉強や経験を通して自分を磨いていくことで将来的に1番リターンが大きいものになるということですね。

 

このように、コストパフォーマンスの観点から考えても、自己投資はとてもオススメだと著者は強く主張します。

 

長期記憶と一時記憶の違いを意識して勉強すべき

次は、勉強する時に欠かせない「長期記憶」と「一時記憶」の違いについてです。

勉強して覚えたことを一時記憶から長期記憶へと移すためにはどういう手順を踏むべきか、順番に解説していきます!

 

一時記憶から長期記憶へと移るメカニズム

皆さんは勉強する時に、この長期記憶と一時記憶の違いを意識しているでしょうか。

まず、新しく記憶したことは脳の「海馬」という部分に記憶されます。これが一時記憶です。

この一時記憶の状態だと、ほんの数時間たっただけで脳はその情報を忘れてしまいます。

 

そして、同じ内容が脳に反復して送られてきた場合、その情報を脳は重要なものだと判断して側頭葉に情報を送ります。

これによって一時記憶から「長期記憶」へと変わるのです。

 

長期記憶として定着させるには、繰り返し学習は必須

つまり、たった一回の勉強では、「一時記憶」として脳に保存されているだけなので、テストのときなどにはすっかり忘れてしまうという事態になります。

「一夜漬けはダメ」という言葉もよく聞きますが、

それは「復習する機会を失うために長期記憶として保存されず、テストが終わればすぐに忘れてしまう」ことが問題なのです!

やはり、復習は脳科学の観点からも重要なんですね。

ただ「復習は大切だ!」と勉強するよりも、「一時記憶から長期記憶に移すぞ!」と意識して復習するようにすると効果はさらに高くなると思います!

 

では、どのようなタイミングで復習を行えば良いか次のポイントでご説明します!

 

エビングハウスの忘却曲線

ドイツの実験心理学者、エビングハウスの記憶に関する実験があります。
それによると、人は情報を記憶しても 20 分後に約 42%、 1 時間後で約 56%、 9 時間後で約 64%、 6 日後には約 76%を忘れてしまうそうです。

(本文引用)

「エビングハウスの忘却曲線」とは、人が新しく記憶したものに対して、どのくらいのスピードで忘れていくものなのかを実験により示したものです。

これは勉強をする上でとても重要ですよね。

 

「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は新しいものを覚えてから

  • 20分で42%
  • 1時間で56%
  • 約1週間で76%

を忘れてしまうそうです。

特に、「たった20分で40%以上も忘れてしまう」ということが驚きですよね。

 

忘却曲線を活かした復習時間

そこで、この忘却曲線を活かした復習を行うのが良いとされています。

つまり、

「新しいことを勉強」

  1. 一度目の復習は数十分後に行う
  2. 一度目で覚えていたら、二度目の復習は1日後に行う
  3. 二度目で覚えていたら、三度目の復習は1週間後に行う
  4. 三度目で覚えていたら、四度目の復習は1ヶ月後に行う
  5. ・・・

というように、「復習する間隔をだんだんと長くする」ことが非常に有効なんです!

 

毎日コツコツと復習し続けるよりも、短時間で高い効果が得られますよ!

「新しいことを勉強してもすぐに忘れてしまう!」という方は、「復習する時間の間隔を徐々に伸ばす方法」を試してみて下さいね!

 

勉強のコツは、集中力が途切れる“前”に中断する

人が高い集中力を維持し続けるためには「こまめな休憩」が重要だと言います!

一気に数時間集中して、「疲れた~」と、勉強を長時間中断する人が多いと思います。

しかし、そういった休憩をすると、次に勉強を再開するまでの時間がとても長くなっていませんか?

 

集中力を使い切ると、もとに戻すのに時間がかかる

「完全に疲れ切った」という状態まで頭を使ってしまうと、もとの集中力を取り戻すまでにとても時間がかかることになります。

そのため、集中力を完全に使い切る前に「意識的に休憩する」ことが大切なんです!

 

山登りのスペシャリストである野口さんは、「頻繁に短い休憩を取ることが登頂するためのコツ」と言っています。

そのため、「ここまで終わったら休憩しよう」と勉強するよりも、「1時間経ったら途中でも中断する!」というスタイルで勉強したほうが効率がグンとあがりますよ!

 

まとめ

今回は「1日30分を続けなさい」より、重要なポイントをまとめていきました!

 

勉強って大人になってからこそ必要なのに、友人との付き合いや、仕事・家事育児に追われて、なかなかまとまって机に向かうことが難しいですよね。

そこで、この本のタイトルのように、「まずは1日30分だけ勉強する習慣を身につけよう!」ということが大切になります!

1日たった30分でも、1年たてば180時間も勉強したことになります!

180時間もあれば、必ず勉強の成果は出てくるように感じませんか?

 

ちなみに、ぼくは「朝ごはん前に必ず30分以上の読書をする」という習慣を取り入れています!

始めの頃は時間のない朝の読書時間を確保することが大変でしたが、2ヶ月もすれば、朝読書が当たり前になり、全く負担を感じずに続けられています!

習慣化できるとツラさはなくなるので、その習慣が身につくまでが踏ん張りどころだと感じます。

勉強って聞くとハードルが高いですが、毎日わずかな時間で良いので取り組み続ける姿勢を大切にしたいですね!

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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