こんにちはネルです!
今回は、「子育ては心理学でラクになる」という本から、「より良い子育ての方法について」ポイントまとめをしていきます!
この本は、子育てのより良い方法や子育て時のトラブルの対象法などを科学・心理学に基づいて分析している本です!
- 「子供のためにより良い子育てをしていきたい」
- 「子供に対する科学や心理学での研究を知りたい」
- 「メンタリストDaiGoの子育てに対する考え方を知りたい」
それではポイントをまとめていきます!
【目次】
子供には「後にして」でなく「ちょっと待っててね」と言うべき
まず、子どもが話しかけてきたら、その顔や様子を必ず見てください。そうすれば深刻な内容か、後回しにしてもいいかがわかるはずです。
その上で、「ちょっと待っててね」と言い換えましょう。「ごはんが終わったら聞かせて」と付け加えるのもいいですね。「後にして」は拒絶の言葉ですが、「待ってて」は約束の言葉。そこには希望があります。
(本文引用)
まず、子供が親である自分に話しかけてきた時に返す言葉についてです。
自分が忙しい時に子供に話しかけられると「後にしてね~」と言ってしまっていないでしょうか。
これはいわゆる「拒絶」の言葉で、子供は自分の行動が否定されたような気持ちになってしまうと言います。
一方で、「ちょっと待ってて。ご飯の用意が済んだらその話を聞かせてね」という言葉は、「約束」の言葉です。
約束の言葉をかけられた場合、子供はそれを信じて待ち、約束の時間が来たら話し始めることができます。
忙しいときこそ、子供にかける言葉は注意を払うべき
多くの人は、忙しいときに話しかけられると、つい反応的な言葉を返してしまいがちですよね。
そんなときに、特に子供には拒絶の反応ばかりをしていると、子供の積極性・自発性が育たなくなってしまうと言います。
上で述べたような、「約束の言葉」を意識して、子供に否定された感覚を抱かせないようにしたいですね!
結果ではなく、努力の「過程」を褒める
続いては、子供を褒める時に注意するポイントです!
「子供を褒める時は、結果ではなく、努力の過程を褒める」
ということを意識すべきだと言います!
結果を褒める場合
たとえば、子供が学校のテストで100点を取ってきたとします。
その時、「100点取って偉いね!」と褒めるのは良くないことなんです!
とにかく結果だけを追い求める
親が子供に対して「結果」を褒めるようになると、子供は「良い結果」だけを追い求めるようになります。
すると、勉強という結果への過程が億劫になり、勉強のモチベーションが下がっていってしまうことになります。
さらに、テストの点数が落ちてしまった場合には大きく落胆してしまうことになりますよね。
努力した過程を褒める場合
次に、「テストで100点を取れたのは、毎日コツコツ勉強できたからだね。しっかり勉強できてえらい!」と褒める場合の子供の心の動きについて考えます。
この場合、「結果」ではなくそこに至るまでの「努力」を褒めていることになりますよね。
結果ではなく、努力が大切だと気づく
すると子供は、その「努力」自体に価値があるのだと気づき、一層目標に向けて頑張るようになります。
また、もしテストの点数が多少落ちても、努力は一生懸命したのだからしょうがないとフォローを入れることも出来ますよね。
子供を褒める時は、「すぐに的確に」褒めるべき
また、子供を褒めるときの理想は「結果が出る前に、素早く・的確に褒めること」だと言います。
つまり、勉強を今まさに頑張っている子供に対して「長い時間集中して勉強できてたね~、偉い!」
というように、努力に対してその場ですぐに褒めるとより効果が高いそうですよ!
良い結果が出るのは、良い努力があってこそです!
ときには努力せずに良い結果がもたらされることもありますが、それは幸運によるもので、長続きは決してしないですよね。
「努力をすることで、いずれ結果が現れる」という感覚を子供に味わわせてあげだいですね!
子供ではなく「親である自分が変わる」ことで子育ては楽になる
どんなときも、変わるのはまず自分。たとえ子どもであっても、人を変えようとするのは無理なのです。自分が変われば、当たり前だったことがすべて変わります。もちろん、子どもも変わります。そして訪れるのが、ラクで楽しい子育て。親も子もハッピーな状態です。
最後に述べられていた著者の考え方をご紹介します。
「子育てがラクになる方法」というものは世の中に沢山ありますよね。
しかし、「子育てを楽にするために『子供の』性格・行動を変えていこう」という考え方ではうまくいかないことが非常に多いと言います。
変えるべき対象を自分に向けよう!
子供を変えようとするのではなく、「子育てを上手にできるよう『自分が』変わろう」と、変えていくべき対象を自分にしっかりと向けて、自分自身が努力していくことが肝心なのです。
「どうして子供を自分の言うことを聞いてくれないのか」「自分の性格となぜこうも違うのか」と子供の性格や行動を一方的に嘆くのでは現状は変わりません。
その代わりに、子育本などで知識を身に着けていくことで、「自分が変わっていくこと」を大切にするべきだということですね!
心理学を学び、元いじめられっ子だった著者メンタリストDaigoさんだからこその、熱くて強いメッセージを感じました!
まとめ
今回は「子育ては心理学でラクになる」という本の重要ポイントをまとめてみました!
ぼくはまだまだ子育てに関わるのは先だと思いますが、それでもこの本をふと手にとって読んでみると、子育てだけに関わらず様々な心理学的に基づいた話が載っていて、とても勉強になりましたよ!
著者のメンタリストDaiGoさんは、膨大な量の科学実験のデータをもとにして本を書いているため、よくある子育法よりもかなり信憑性は高いと思います!
また、科学実験と聞くと内容が非常に難しそうに感じてしまいますが、それらを噛み砕いてとてもわかりやすく書かれているため、スルスルと読み進めることができます!
ぜひこの本で心理学の観点から子育てについて考えてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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