こんにちはネルです!
今回は「最高の体調」(鈴木祐 著)という本の重要なポイントをまとめていきます!
(この記事の続きをPart2としてまとめています。気に入ってくれた方は、ぜひ読んでみて下さい!)
著者は年に5,000本もの科学論文を読み続ける知のスーパーマンです!
この本の帯に付いていましたが、最近勢いのある「メンタリストDaiGo」が日本で1番尊敬する人だそうです。
そんな鈴木祐さんが書いたこの本。
高度に発展した現代だからこそ人が抱える病気の数々を莫大な量の科学論文をもとに分析している本です。
- 「健康的な生活を維持したい」
- 「科学実験に基づいた知識を得たい」
- 「ストレスを減らし、仕事の生産性をあげたい」
それでは、重要なポイントをまとめていきます!
【目次】
スマホを視界に入れていると認知機能が激減する
なんと、スマホがただ視界に入っているだけで、それを使っていなくとも勉強や仕事の成果に支障をきたすそうなんです!
これは、2017年にテキサス大学が行った実験から明らかになりました。
520人の学生に単純な作業をしてもらうよう命じ、以下の2つのグループに分けました。
- 目の前に電源を切ったスマホを置くグループ
- スマホを視界から遠ざけておくグループ
その結果、前者のグループは後者のグループに比べて約50%も集中力が落ちてしまうことがわかりました。
電源を切っていても視界に入るだけで集中力に悪影響を及ぼす
つまり、スマホの電源を切っていても、視界に入るだけで集中力は格段に落ちてしまうということです。
また、通知音やバイブが鳴っただけでも、集中力は一気に削がれてしまうことがわかっています。
やはり、作業中はスマホは通知をオフにし、さらに「視界からも遠ざけておく」ことが大切なんですね。
不安がもたらす脳への悪影響
人が「不安」を感じているときは、脳への悪影響はとても大きいものだと言います。
そこで、不安に関する脳の動きについてポイントを絞ってまとめていきます!
不安を感じると脳機能が大きく低下する
「不安」に関する脳への悪影響は主に以下の3点があると言います。
- つねに何らかの不安を感じている人には、脳の海馬が小さくなる
- 不安感が高まると様々な化学物質の連鎖が起こり、より原始的な脳の働きが優勢になっていく
- 日常の不安レベルが高い人は心疾患や脳卒中のリスクが29%も上昇
つまり不安を感じると、
- 記憶力の低下
- 理性的な判断力の低下
- 死期が早まる
という悪影響があるそうなんです。
さらに、「不安は不安を呼ぶ」という悪循環もあるそうです・・・!
不安が溜まっているとストレスに過剰反応する体になる
脳のアラーム機能を備えた脳の部位に「扁桃体」という箇所があります!
本来は、自分に危険が近づいた時に脳に司令を出し、臨戦態勢に入るようにする機能だそうです。
しかし、ストレスを受け続けている現代では、扁桃体が常に動き続けることで敏感になり、ちょっとしたストレスにも過剰に反応してしまうことになります。
脳のアラームが常に鳴りっぱなしになっている状態だそうです。
最悪の悪循環ですよね・・・。
手軽にできるストレス軽減法
そこで次は、「ストレスを軽減するコツ」についてまとめます!
ストレスを減らすためには「自然に触れる」ことが良いとされていますが、仕事で忙しいビジネスパーソンなどは公園に行くような時間はなかなか取れませんよね。
そこで、手軽に自然のリラックス効果を得る方法を紹介します。
「自然の写真」を見るだけでリラックスできる
なんと、実際の自然環境に身を置かなくても、「自然を写した写真を見るだけ」でもリラックス効果は高いのです!
さらに、たった5分間自然の写真を見るだけでリラックス効果があります。
そんな人間の脳は単純なのかという気がしますよね・・・(笑)
でも、実際にその手軽な方法でリラックス効果が得られるなら、やってみて損はありませんよ!
さらに、写真だけではなく「音」にも効果があるそうです。
「自然の音」を聞くだけでもリラックス効果はある
こちらも写真と同様に、「たった5分間自然の音を聞くだけ」でリラックス効果が受けられるということですね。
こういう方法なら、オフィスや通勤中の電車でいくらでも実践ができます。
「なんか最近疲れが取れない」「常に神経を張り詰めていて心が休まらない」という方は、自然の写真や音に10分程度触れるということを試してみて下さい!
ストレスを溜め込むことが多い現代だからこそ、こういった手軽な方法で少しでも心身へのダメージを減らすようにしたいですね。
まとめ
今回は「最高の体調」より、重要なポイントをまとめていきました!
この本は内容がとても充実しているため、読み切るのに時間がかかりました。
その分、大切な箇所がとても多く、巷にあふれている本よりも学べる箇所が何倍も多いと思います!
今回紹介した箇所以外にも、まとめたい内容がまだまだあります。
また、後日Part2記事を書けたらいいなと考えています。
↓ Part2記事完成しました!ぜひ続きを読んでみて下さい!
科学的な観点から健康を維持したい方は、この本を読んで損はないと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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