こんにちはネルです!
今回は「人の行動の95%以上は”習慣”によって決まっている」という話を中心に、物事を習慣化する技術をまとめていきます。
参考にした本は、古川武士『続ける習慣』です。
- 物事をコツコツと続ける方法を知りたい
- 習慣化の大切さを再認識したい
- 社会人として通用するスキルを身に着けたい
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
人の行動の95%以上は習慣によって決まる
世界的に有名な自己啓発の大家、ブライアン・トレーシーは次のように述べています!
「あなたの行動のほとんどすべて、少なくとも 95%はあなた自身の習慣によって決まっている。朝起きてから夜寝るまで、習慣があなたの言動や周囲の人への反応をコントロールしているのだ。人生で成功する人は『人生をよりよくする習慣』を身につけている。
(ブライアン・トレーシー『フォーカル・ポイント』より)
習慣化されていない事を行うのは、脳への負担が大きい
人は、習慣化されていない、新しいことを行う際には、脳にとても大きな負荷がかかるといいます。
そのため、脳はエネルギーをセーブするためにも、「いつもの慣れたことをやろう!」と考える傾向にあると言われています。
そこで次に、「習慣化」するためのコツについてまとめていきます!
脳に「いつも通りのこと」と認識させれば習慣化は完成する
習慣化のために大切なことは、自分の脳に「これはいつも通りのことだ」と認識させることです!
ここまでできてしまえば、あとは楽にその作業を続けることができます。
逆に言えば、この「いつも通りだ」と脳に認識させるまでの道のりが最も辛いんですよね・・・。
たとえば、「1年間は、毎朝ご飯前に30分の読書をしよう」という目標を立てたとします。
一年間と聞くと、毎日とても意思が強い人でないと続けられない印象がありますよね。
しかし、「習慣化」してしまえば、あとは当たり前のように読書が続けられるようになります。
よって、着目すべきポイントは、「最初の一週間、一ヶ月をどうやって継続するか」ということになるのです!
習慣化を完成させるためには「3つの難関」がある
ここで著者は、物事を習慣化するためには大きく「3つの難関」があるといいます。
- 「反発期」:すぐにやめたくなる
- 「不安定期」:予定や人に振り回される
- 「倦怠期」:じょじょに飽きてくる
これらは1から順番に発生し、すべてをきちんと乗り越えてくることで初めて習慣が完成します!
特に、1の「反発期」で脱落してしまう人が大半だと言います。
また、せっかく「反発期」を乗り越えても、「不安定期」や「倦怠期」で脱落してしまう勿体無いパターンも少なくありません。
大切なのは、自分が今どの位置にいて、どうやって乗り越えるか、つらい時期にしっかりと向き合うことですね!
継続して力を蓄えている人は、あるところで爆発的に結果が出る
ここで本書でぼくが一番響いた言葉を紹介します。
「継続して力を蓄えている人は、あるところで爆発的に結果が出る」
この言葉は、毎日メルマガを発行し続け、数年後に急激にメルマガ会員数を増やし、3年で年収を20倍にまで増やした鮒谷さんという方の言葉だそうです!
コツコツ続けるべき習慣こそ、結果が出るのに時間がかかるというのはよく言われることです。
成長や結果は、直線的に伸びていくのではなく、加速度的に伸びていく。
このことを忘れずに、初期段階で良い習慣を挫折させることのないよう、頑張っていきたいですね!
千里の道も一歩から
怖くて動けない、結果が出るのがあまりにも遠すぎて、スタートにためらってしまう人もいると思います。
そんなときこそ、「ベビーステップ」が大切です。
つまり、「どんなに小さくても良いから、最初の一歩を踏み出すこと」
実際に、上手に習慣化できる人は、みな反発期に「決して無理せず、小さく始める」と言います!
「千里の道も一歩から」とはよく言ったもので、その一歩を設定する力がある人、その一歩を行動可能な小さな単位に落とし込むことができる人が、行動力のある人なのです。
(本文引用)
ぜひ、今日から何か一つでも、将来のためになるようなベビーステップを始めていきましょう!
まとめ
今回は『続ける習慣』より、「人の行動の95%以上は”習慣”によって決まっている」という話と、習慣化の技術をまとめていきました。
習慣化が完成するきつい時期だけ乗り越えてしまえば、あとは楽に続けられるということを忘れないようにしてくださいね!
- 習慣化してしまえば、あとは楽に続けられる
- 行動が怖い人は、「ベビーステップ」から始める
- 結果は急激に形となって現れてくる。焦りは禁物
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!