こんにちはネルです!
今回は、電子書籍リーダーKindleを2年近く使い倒してきた経験から、「電子書籍リーダーKindleの意外なデメリット」というテーマで話をまとめていきます!
- Kindle本のデメリットは「文章にマーカーを引くことが作業化してしまうこと」
- 後からいくらでも確認できるという便利さが、一回で記憶する癖を奪ってしまう
- 読書で自分に刺さる文章に出会ったら、その箇所を熟読する習慣をつけよう!
Kindleの意外なデメリット
結論から言うと、Kindleの意外なデメリットとは「文章にマーカーを引いただけで満足してしまうこと」です!
言い換えると、「大事な箇所を、一回で頭に刻み込む習慣がなくなる」ということです。
どういうことか順番に解説していきます!
Kindleのマーカー機能について
電子書籍リーダーKindleには、「マーカー機能」というものがあります。
これは、文章の中で「お!これは大切だ!」と感じた箇所を指でなぞることで瞬時にマーカーが引かれ、後からいつでも参照できるようになる機能のことです。
紙の本であれば、大切だと思った箇所にマーカーを引いても、後日本を見返すかしなければその文章に再度触れることができませんよね。
そういった意味で、このKindleのマーカー機能は重要箇所をラクラク保存できて、後からスマホやPCでいくらでも確認ができるという超優れものなんです。
これだけ聞くと、このマーカー機能に欠点はないように思えますが、実はこのマーカー機能慣れが悪い結果をもたらしているのではないか、と最近思うようになりました・・・。
「マーカーして満足」という悪い習慣
私はこの機能を多用してKindle読書をしているのですが、だんだんとそのマーカーが”作業化”してくるんですね。
つまり、「あ、ここは大切な箇所だ。マーカー引いとこう」という作業が条件反射のように行われ、一度マーカーを引いたら、そのまま次の文章に進んでいくという読み方になってきたんです。
こういう読み方をしていると何がいけないのか。
せっかく自分に刺さる文章に出会っても、一度読んで終わりになる危険が多くなるんです!
紙の本に書き込みをするときは部分的に熟読する
紙の本であれば、重要だと感じる箇所に出会ったら、ペンでマーカーを引き、さらに余白にメモを書き込む習慣ができていました。
このようにペンで紙の本に直接書き込む際は、多少の緊張感もあり、その箇所を熟読しながら、また内容を確認しながら読むようになるんですね。
しかし、Kindleマーカーはそれがない。
「後からいくらでも確認ができるから」という理由で、その重要箇所をその場で覚えようとする意識がつい弱まってしまうんです。
そして、Kindle読書を続けていくと、マーカーを引いた箇所のボリュームも増えてきて、いちいちすべてを見返すことは少なくなってきます。
よって、せっかくマーカーを引いた箇所も、その読書中の一回きりしか出会わない言葉となってしまうんです。
このように、「マーカーが流れ作業化することで部分的に熟読する習慣がなくなる」というリスクが、Kindleにはある、ということです!
まとめ
今回は、「電子書籍リーダーKindleの意外なデメリット」というテーマで話をまとめていきました。
読書の目的はマーカーを引くことではなく、重要な箇所を噛み締めて読み込んで自分の血肉とすること、という意識を常に持って読んでいきたいですね!
- Kindle本のデメリットは「文章にマーカーを引くことが作業化してしまうこと」
- 後からいくらでも確認できるという便利さが、一回で記憶する癖を奪ってしまう
- 読書で自分に刺さる文章に出会ったら、その箇所を熟読する習慣をつけよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!