【時は金なりという呪い】これに囚われ過ぎると、幸せとは程遠くなる

こんにちは、読書ブロガーのネルです。

今回は、「時間こそが貴重だと考えすぎると、一生しんどい生活が続いてしまう。」という話をまとめていきます。

 

この記事のまとめ
  1. 「時は金なり」に囚われていると、ゆったりとした時間を過ごせなくなる
  2. お金はあくまで手段。目的は幸せな人生を送ることのはず。
  3. 「漁師とビジネスマンの話」から、人生の過ごし方を考える

 

友人から聞いた「カーシェア」の話

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最近、友人と話していて、こんな話をしてくれました。

「この前さ、カーシェアで車を借りてショッピングに行ったんだけど、、。

 買い物中も『この30分で、500円は料金が上がる』とか考えちゃって、全く落ち着けなかったわ、、笑」

「な、なるほど、、。」となりますよね。

 

カーシェアは、「使った分だけお金がかかる」というシステム。

なので、それまでの自分は、「なんて合理的なシステムなんだ!」と、感じていました。

 

「使いたいときだけ車を借りれるなら、車を購入するのは無駄じゃない?」とすら考えていました。

 

でも、そういうことではないんですね~。

使った分だけお金がかかるという仕組みだと、「車を借りている間に、お金がどんどん削られる」という感覚に陥ってしまうようです。

 

今回の友人の話を聞いて、こういった意外な気付きがありました、、。

 

別の友人から聞いた、「フリーランス」の働き方の話

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先ほどの「カーシェア」の話を聞いて、別の話を思い出しました。

そういえば、過去にも似たような話があったな、と、、。

 

会社員ではなく、「フリーランス」としてネットで仕事をもらって働いている友人の話です。

 

ある日、その友人と会っている時に、こんな話をしてくれたのが印象に残っていました。

 

自分:「フリーランスって、自由に休みとか選べるのは、本当に羨ましいよな~。」

相手:「たしかに自由に働けるから楽なんだけど・・・。その”いつでも働ける”という事が逆にしんどいんだよな、、。」

自分:「え?どういうこと?」

相手:「たとえば、土日とかでも、『この時間に仕事をすれば、もっとお金が得られる』って考えちゃって、心が完全に休まらないなって思ったり・・・。」

 

 

この話を聞いたときも、「おお、、。な、なるほど、、。」となりました。

 

サラリーマンだと、平日に頑張って働く分、土日はしっかり休める。

何も考えずにぼーっとできます。

それに、GWや年末年始も長期休暇が与えられ、実家に帰省したり、思いっきり飲みに出かけることができます。

 

でも、フリーランスはそれができない。

もちろん、「自由な働き方」ができるので、「時間的に不可能」というわけでは決してないんです。

 

でも、「この時間があればもっと稼げたはずだ。」「今日一日頑張れば、さらに月給が2万円は増える。」とか考えてしまう。

すると、「仕事のことを忘れてパーと休む」ってことが、難しくなってしまうんですね、、。

 

「時は金なり」という考え方

こういう話を聞いていると、次の言葉を思い出します。

「時は金なり」

 

意味としては、

①「時間はお金のように貴重だから、大切に扱わないといけない」ですが、

②「時間はお金に代えられる」と捉えられることもあります。

 

そして、今回紹介した友人2人の例は、まさにこの「②の時は金なり」に縛られちゃっている事例だな、と思いました。

 

「時間が経つにつれて、お金が減っていく感覚」や、

「時間がたつと、”本当は稼げたはずのお金”を失うような気持ち」を感じてしまっている。

そして、そういった考え方が、幸福感を下げてしまう非常に恐ろしいものだと感じました。

 

昔に読んだ本に、こんな言葉がありましたので紹介します。

人々が時間をお金と見なすようになると、日常生活のお金にはならない楽しみから喜びを見出すのが難しくなってしまうのです。

『「幸せをお金で買う」5つの授業』(Kindle位置:1,575)

 

「時間=お金と見なす人は、”お金にならない楽しみ”から喜びが得られなくなる」という研究。

恐ろしいけど、感覚的によくわかるような話ですよね、、。

 

お金はあくまで手段。この関係を忘れちゃいけない

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この記事で何が言いたかったかというと、「お金はあくまで手段である。」ということです。

 

冷静に考えると当たり前のことですが、人が生きている理由は、「人よりも多くお金を稼ぐこと」ではありません。

「幸せな時間を少しでも多く過ごすこと」ですよね。

 

そして、その幸せを増やすための「一手段」として、「お金」が使われているわけです。

 

それをまるで、「お金があればあるほど、人は幸せになれる」かのように捉えてしまう人が多い。

そして、「この時間があったら、金になる!」と、なってしまうんですよね、、。

 

お金はあるに越したことがないですし、自分だって、そりゃあお金はあるほど嬉しい!(笑)

「今年の年末年始も休まず働けば、年収+100万円してやる。」って社長から言われたら、心が揺らいでしまうと思います、、(笑)

 

でも、そうやってお金を得るために時間を切り売りしていると、日々時間に追われるようになり、

最後には、「あれ?俺って何のためにがむしゃらに稼いでいたんだっけ?」という、なんとも”虚しい事実”に向き合うタイミングがくるのだと思います。

 

「たまには、お金のことを忘れる。」

「そして、家族や友人、一人の時間を大切にし、その瞬間をゆっくり楽しむ。」

このことを、意識したいと思っています。

 

最後に、こんな寓話を紹介します。

「漁師とビジネスマンの話」という寓話です。

【本当の幸せ、人生の成功とは何か?】ある漁師とビジネスマンの話から考える_アイキャッチ画像

【本当の幸せって何?バリバリお金を稼ぐことなの?】「漁師とビジネスマンの話」から考える

2022年10月10日

 

この漁師の話を聞くと、「その通りだ、、!なんとなく分かっていたけど、、。」という気持ちにさせられると思いますよ!

 

この記事のまとめ
  1. 「時は金なり」に囚われていると、ゆったりとした時間を過ごせなくなる
  2. お金はあくまで手段。目的は幸せな人生を送ることのはず。
  3. 「漁師とビジネスマンの話」から、人生の過ごし方を考える

 

今回参考にした本は以下です!

特に、1つ目の「幸せをお金で買う授業」は強くおすすめします!

自己啓発寄り内容ではなく、「どんなことを意識すれば、人は幸せになるのか?」という目線で、”科学的な観点”で解説がされています。

『「幸せをお金で買う」5つの授業』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

『座右の寓話』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

 

なお、上記の本は、(2023/01/21)現在、「KindleUnlimited」というサービスで読み放題対象となっています。

「無料期間中に読んで、読み終わったら退会」ということもできるため、まずは気軽に試してみてください!

とてもお得なサービスで、自分も4,5年は愛用しています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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