こんにちは、ネルです!
今回は、「脳を最高に活かせる人の朝時間」という本の重要なポイントをまとめていきます!
この本は、脳科学者として有名な「茂木健一郎」さんが、朝から脳をフル回転させ生き生きと行動するためにはどういった点に注意すればよいのか、解説した本です!
- 「夜型から朝型に変えるメリットを知りたい」
- 「朝の脳の動きはどうなっているのか気になる」
- 「生産的な仕事がしたい!」
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
体内時計は「1日25時間」で刻まれてしまう
人間の体内時計は、1日24時間より1時間だけ長く、「25時間で刻まれる」ことがわかっています。
これを「サーカディアン・リズム」と言います。
そのため、1日24時間のリズムで生活しているつもりでも、体内時計は1日に1時間ずつズレていってしまうのです。
リズムのズレを治すには朝の光を浴びる
それでは、その体内時計のズレをどう調整するか。
実は、朝に日の光を思い切り浴びることで、体内時計を正しい時間に合わせることができるということがわかっているのです!
日の光を浴びると、脳の「視交叉上核」という部分に伝わり、その視交叉上核が体内時計を調整してくれるのだそうですよ!
夜型の人でも朝型の人でも、まずは起きたら朝日を浴びてズレた体内時計を調節することが重要なんですね。
軽い運動によって脳の中に快楽物質が分泌される
「ベータ・エンドルフィン」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
これは脳で分泌される物質で、ベータ・エンドルフィンが分泌されると、ストレスが軽減されたり、幸せな気分になるという嬉しい効果があります。
「ベータ・エンドルフィン」を分泌するには
このベータ・エンドルフィンは、軽い運動を30分ほど行うと分泌され始めると言います!
10分や15分の短時間の運動では分泌はされないそうなので、少し長めの運動をすることがポイントですよ!
つまり、朝起きたら日の光を思い切り浴びながら30分ほどのウォーキングなど軽い運動を行うことで、体内時計が調整されて脳の幸せ物質が分泌さるので、心身ともにリフレッシュできるというわけなんですね!
自分にあえて制限時間を設けることで、集中力が増す
早起きをしても、忙しい朝にはやはり自由時間には限界がありますよね。
そこで、短い時間で作業を効率的にこなすための方法として、この「タイムプレッシャー」というテクニックが紹介されていました!
タイムプレッシャーとは、自分の作業にあえて制限時間を設けて、その時間で全力で取り組むというテクニックです。
「この作業は30分で終わらせる」と誓ったなら、作業開始時に30分タイマーをセットして、時間的に自分を追い込むといった使い方です。
あえて時間の制限を設けることで、時間がどんどん減っていく状況を可視化できるため、集中力が飛躍的に増大すると言います!
タイムプレッシャーの時間設定の方法
また、その制限時間は「今の自分にとって達成できるかどうか少し難しい」という難易度が一番効果があると言います!
「ベストを尽くせばギリギリ成し遂げられる目標」だからこそ、やる気も一段と上がるように脳はできているんですね。
この方法は、朝の時間以外にもとても役立ちますよ!
ぼくも「今日はなんだか集中できないな」という日には、スマホでタイマーをセットして作業に取り掛かることがあります。
これを行うことで、大切な時間がみるみる経っていく様子が可視化できるので、時間の貴重さを再認識することができて、やる気が一気に湧いてきます!
ぜひ試してみて下さい!
まとめ
今回は、「脳を最高に活かせる人の朝時間」より、重要なポイントをまとめていきました!
「朝活」が大切だと頭ではわかっていても、ズルズルと夜更かしをしてしまって、次の日遅く起きるという生活を送ってしまいがちですよね。
そこで、こういった本で「朝型のメリット」に触れることで、夜更かしを我慢するモチベーションを高めることが大切だと感じました。
この本は、有名な脳科学者である茂木さんだけあって、脳の機能に沿った科学的な内容が述べられているため説得力がありますよ!
脳の理解をぜひこの本で深めてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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