【相手を論破する方法】「脱構築」を使えば、議論でダメージを与えられる!

こんにちはネルです!

今回は、「【相手を論破する方法】「脱構築」を使えば、議論でダメージを与えられる!」というテーマで話をまとめていきます!

参考にした本は、山口周『武器になる哲学』です。

 

この記事のまとめ
  • 「『AかBか?』と考えること自体が誤っている!」とするのが脱構築
  • 2軸で考えることで、思考の幅を狭めてしまう危険も
  • 議論の最初に「脱構築」をしてみるのがポイント!

『武器になる哲学』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

それでは、順番にポイントをまとめていきます!

 

相手を議論で打ち負かすのは「脱構築」を使え!

本記事の主題である、「脱構築」とはなにか。

これは、フランスの哲学者「ジャック・デリダ」が生み出した言葉で、「そもそも”問題設定自体”が間違っているのではないか」と考えることです!

この脱構築を使うと、議論で相手をギャフンと言わせられる可能性が高いのです。

 

これだけでは意味がわからないと思うので、具体的に例を使ってまとめていきます。

 

脱構築を使った議論例

それでは、まず本文を引用します。

ある人がAだということを主張しているとします。そしてこの人をヤッツケたいと思うとき、その人の議論の枠組みにのって「僕はAではなくBだと思う」というアンチテーゼをぶつけるということを、多くの人はやってしまうのですが、もっとも強力なのは、「そもそもAなのかBなのか、という問題設定自体がおかしい」と指摘することなんですね。向こうが出してきた議論の枠組みや問いの前提を、そもそも破壊してしまう。

引用:『武器になる哲学』

つまり、「相手がBではなく、Aという主張をした」場合、「いや、俺はBだと思う。」と答えるのではなく、「そもそもAかBかって考えること自体が問題なんじゃね?」と、根本から覆してしまうことです!

ヒヨコ
相手が議論してこようとしてきた”土俵”に乗らない、とも言えますね!

 

なんとも嫌らしい攻撃の仕方に見えますが、これは議論においても非常に重要な考え方でもあるんですね。

なぜなら、脱構築をすることによって、「たしかに、その2軸で考えること自体が誤りだった」と気づく可能性が高まるからです。

議論中、相手がAかBか、という問いを投げてきた場合、まずは「AかBかという選択肢を2つ並べることがそもそも正しいのか?」と客観的に考える癖をつけるようにしたいですね!

 

哲学者「サルトル」も、脱構築によって論破された

脱構築を使って見事に論破されたものとして、サルトルという哲学者の例があります。

 

サルトルは「歴史」について、以下のような主張をして、多くの人が支持をしていました。

「歴史には”法則”がある。その法則をきちんと理解すれば、歴史を正しい方向に動かすことができる」

つまり、「今はうまくいっていない社会でも、歴史の法則を理解すれば、進んだ国の一員となることができるよ」と考えたわけですね。

 

これに対して、文化人類学者のレヴィ・ストロースという人は、以下のような反論をしました。

「歴史が発展すると言う考え方は、全ての歴史を『進んでいる社会』と『遅れている社会』とに分けるということ。それは、ヨーロッパの価値観を一方的に押し付けているに過ぎない!」

つまり、サルトルが提示した「発展と未開」2軸に対し、その枠組み自体が”ヨーロッパの傲慢さ”を表している、と批判したんですね。

これが非常に的を射ているとして、サルトルの考え方は急速に力を失っていった、と言います。

 

このように、「君はそもそも〇〇と△△という2軸で考えているが、その選択肢自体がナンセンスだよ~」と攻めている、まさに、脱構築を活かした議論だと言えます!

 

実社会の問題でも「枠組み自体を疑う」ことは大切!

本書では最後に重要な言葉を残していました。

二項対立の枠組みはとても便利なので、企業経営や実社会の問題を整理する際によく用いられます。よくあるのは「強みと弱み」や「機会と脅威」や「デザインとコスト」などですが、しかし、これらの枠組みを設定することによって、かえって思考の広がりが制約を受けてしまうということもあります。そのような時には、二項対立の枠組みそのものを換骨奪胎してみる「脱構築」を考えてみてはいかがでしょうか。

コンサルタントのように、あらゆる問題に対して、「2軸で考える」ということをしたくなる気持ちはわかります。

そうすることによって、議論がしやすくなり、テーマがクリアになることは間違いないです。

 

しかし、「そもそもその2軸で考える事自体が誤っているのではないか?」という考えから、

  • 「他の選択肢も考えられるのではないか?」
  • 「AとBは、結局同じことを言っているのではないか?」

と、脱構築する姿勢をもつと思考の幅が広がる、ということですね!

ヒヨコ
勝手に選択肢を作って思考を制限していては、非常にもったいない!

 

まとめ

今回は、『武器になる哲学』より、「【相手を論破する方法】「脱構築」を使えば、議論でダメージを与えられる!」というテーマで話をまとめていきました!

議論で「相手に土俵そのものを崩す」というテクニック、ぜひ活用してみてください!

 

この記事のまとめ
  • 「『AかBか?』と考えること自体が誤っている!」とするのが脱構築
  • 2軸で考えることで、思考の幅を狭めてしまう危険も
  • 議論の最初に「脱構築」をしてみるのがポイント!

『武器になる哲学』(画像クリックでAmazonのページにジャンプします)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

20代の社会人です!読書、映画鑑賞、車、バイク、数学、IT、旅行情報など興味のある様々なことを発信していきたいと思います!ブログについて全くの初心者ですが、コツコツと良いサイトを作っていきたいです!!よろしくお願いします!