こんにちはネルです!
今回は、「人の話を聞くコツは相手に興味を持つこと【興味を持てないなら愚痴を聞くべき】」というテーマで話をまとめていきます!
参考にした本は、吉田豪『聞き出す力』です。
- 相手に本当に興味を持てば、自然と良い質問は浮かんでくるもの
- どうしても興味が持てないなら相手の「愚痴」を聞くべき
- 「感情質問」を意識することで更に会話はスムーズに進む
それでは、ポイントをまとめていきます!
人の話を聞くコツは「相手に本気で興味を持つ」こと
「プロインタビュアー」として有名な吉田豪さんは、人の話を聞くコツを聞かれると以下のように答えていると言います。
「本気で相手に興味をもつこと」
やっぱり、相手に本当に興味を持っていたら自然と質問は浮かんでくるものです。
さらに、相手の発言に良いリアクションを取ることができますよね。
そして、興味がある”から”聞くのではなく、相手の話を上手に聞くために「興味をもつように努力すること」が大切だということですね!
興味を持てないなら愚痴を聞く
「相手のことをよく調べたりしても、全く興味がわかない」というパターンも時にはあると思います。
インタビューワーである吉田さんは、そんなときは「愚痴を聞けば大丈夫!」と言っています。
人は誰かに愚痴を聞いてほしいもの。たとえその問題は解決しなくても、モヤモヤしていることを口に出すことで少しはスッキリできるはずなのだ。まあ、こっちは仕事とは関係なく、人の愚痴を聞くのがもともと好きなだけの話なんだが。
(本文引用)
たとえば、
- 「今の仕事でつらい時とかあるんじゃないですか?」
- 「最近イラッとしたことって何かありましたか?」
などのような質問は誰にでもできますよね。
そしてこういった質問は、相手の愚痴を引き出し、会話が広げやすいです!
愚痴を聞くことで相手の意外な側面を知れたら、そこから相手への興味がどんどん湧いてくるかもしれないですよ!
「感情質問」を有効に使うべし
これは違う本で読んだ話なのですが、相手への質問には大きく以下の2種類があると言います。
- 「状況質問」:相手がどういう状況で何をしたのかを尋ねる
- 「感情質問」:その行動に対して、相手は”どう感じたのか”を尋ねる
普段、多くの人は誰かと会話をするときには、「状況質問」の割合が多くなりがちだと言います。
しかし、話し手が気持ち良いのは、”自分の感情”について語っている時が多い。
そのため、「感情質問」を有効に使うことで、相手は気持ちよく自分の話を進めてくれやすくなります!
会話が行き詰まったなと感じたら、「そのとき、どんな気持ちだったんですか?」などのような「感情質問」を自然と入れられるようになりたいですね!
まとめ
今回は、『聞き出す力』より、「人の話を聞くコツは相手に興味を持つこと【興味を持てないなら愚痴を聞くべき】」というテーマで話をまとめていきました!
取引先の相手や苦手な上司など、「この人とは会話がしづらい」という時にこそ、こういったテクニックを使っていきたいですね!
- 相手に本当に興味を持てば、自然と良い質問は浮かんでくるもの
- どうしても興味が持てないなら相手の「愚痴」を聞くべき
- 「感情質問」を意識することで更に会話はスムーズに進む
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!