これまで本ブログでは、「読書はとにかく大事なんだ!!」と、強く強く、訴えてきました。
世の中を見渡しても、頭の良い人・成功している人たちのほぼ全員が、「読書は大事なんや。」ということを言っていますよね。
こういった声に耳を傾け、いざ読書を習慣にしようと思って本を開く、、、
それでも、1週間も経てば本を読まなくなり、結局いつもの生活に戻ってしまう。
そんな人は、けっこう多いと思います。
そういった人達を見てきて感じたのは、「読書習慣がつかない人は、みんな同じような”罠”にハマっているんじゃ・・・」ということです。
特に、「読書は大事なこと。」と頭でわかっている人こそ、この罠にハマっている人が多い印象があります。
そこで今回は、そんな「読書習慣がつかない人が陥りがちな罠」について、解説し、読書習慣をつけるコツにつなげていきたいと思います!
↑「なんでこんなタイトルの本をいきなり紹介した?」と思うかもしれません(笑)後半でその意味がわかりますので、ぜひ読み進めてみてください。
【目次】
読書が続かない人がハマっている罠
まず、読書が続かない人がハマっている”罠”とは、一体なんなのか・・・。
それは、「読書を神聖なもの、と捉えすぎている。」ことです。
本を読むこと自体は、別にたいしたことはない
本を読まない人って、その多くが、「読書って難しいけど、とても大事なことだよね。」という印象を抱いているようです。
そしてこれに続くのは、「今は興味が湧かないから、またいつか読もう」というパターンです。
こういった人でも、たまには気が向いて読書をすると思います。
そこで、どんな本を読んでいるかを見てみると、
- 「資本主義がどうのこうの~」
- 「法律と憲法がなんちゃら~」
などなど、やたら難しそうな本を読んでいるんです。
本棚に本が少ない人ほど、そのタイトルが難しそうなものばかり、という現象ですね。
気持ちはわかる、本当にわかるんです・・・。
せっかく読むなら、頭がよくなりそうな本を読もう、という気持ち。
でも、その時代をなんとか乗り越えてきたぼくだからこそ、今となって感じることがあります。
「みんな、読む本を”背伸びして”選んでいませんか?」
難解な本は疲れるし、すぐに飽きる
今でこそ、年間200冊以上は本を読む習慣がついたぼくですが、それでも正直言って、難解な本は疲れるし、飽きます(笑)
というか、悔しいことに理解できないことも多いです・・・。
たとえば、最近、タイトルを見て、「面白そう!」と思って買った以下の本。
『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』なんて、興味をそそりませんか?
今回の主張とは違って、別に背伸びしたわけでもなく、純粋に読みたいと思って買ったので、問題なはないとは思っています。
しかし、中身が難解で、すぐに挫折しちゃいました(笑)
良い本であることは間違いないと感じましたが、「今の自分にはまだ早い」と感じたら、多少粘った末に諦めるようにしています。
たまに、こういう本に体当りして読み切ることももちろんあります。
しかし、毎回そんな難しい本ばかりに挑戦していたら、モチベーションがもちません。
でも、毎回こういった難解な本ばかり挑戦して、読書に挫折している人、かなり多いんじゃないでしょうか。
純粋な興味で本を選ぶだけで、読書は圧倒的に楽しくなる
ジャンルに縛られず、とにかく興味の赴くままに本を読む、いわば「乱読スタイル」を貫いてきた今だからこそ、わかることがあります。
それは、「興味で選んだ本が、結局一番頭に入るし、楽しいよな~!」ということです。
「よくわからんけど、頑張って最後まで読んでやるんだ・・・!」と頑張った本もこれまで沢山ありました。
しかしそういった本は、覚えていることがほとんどない、という悲しい現実があるんですよね(笑)
(もちろん自分の成長にはつながることも多いですよ・・・!)
そして、読解力がついてより高いレベルへ
興味のままにいろんな本を読んでくると、自分の読解力や知識レベルがぐんぐんと上がってきます。
そして、”本に対する好意”も増してくる。
その後は自然と、1年前だったら決して読まなかったような難しい本に、挑戦したくなってくるもんなんです。
このように、背伸びせず、興味のままに本を読んでいると、
- 本を楽しみながら、知識が自然とつく
- 数週間もすれば、読書が習慣化され、読解力もぐんぐん伸びる
- そして難解な本にも興味がわき、さらに良いサイクルへ
このような理想の状態ができるわけです。
つまり、「読書は背伸びせず、読むのにラクそうで面白そうな本から読む」というのが、読書習慣をつけるうえでの鉄則なんです・・・!
読んで読んで、読みまくれ!
ちなみに、私が色んな本を沢山読むことに対し、とてもモチベーションを上げたくれた言葉があります。
私が尊敬するビジネス書作家「山口周」さんの本『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』からの言葉です。
「20代は、読んで読んで、読みまくれ」
たったこれだけの言葉なんですが、ぼくにはめちゃくちゃ心に響きました!!
山口周さんとは、『武器になる哲学』や、『ニュータイプの時代』など、ベストセラーを数多く出版している方です。
そんな尊敬する方が放った言葉。
「とにかく、読んで読んで読みまくれ!!」
こんなシンプルで、読書において背中を押される言葉はないのではないでしょうか。
実際に著者は、若いときに大量の読書をしてきたことが、現在の良質なアウトプットにつながっているんだ、と述べられていました。
別に20代に限らず、この「読みまくる」というのは読書において、何よりも重要な指針だと思います。
- 少しでも気になった本があれば読んでみる
- 悩みがあればそれに関連した本を読んでみる
- 暇だから、とりあえず何か読んでみる
こういった、ある意味で”ハードルの低い読書習慣”が、結局は最も良質な読書体験につながるのではないでしょうか。
まとめ
ここまで、読書が続かない人が陥りがちな罠として、「背伸びした読書をしてしまう」ということを述べてきました。
個人的な経験からも、読書習慣をつけるコツは、「何でも良いから、どんな簡単そうな本でも良いから、気になった本を読んでいく」ということに尽きると思っています。
読書に大切なのは、「読んで、読んで、読みまくる」ということ。
読書については、さらに以下の記事も合わせて読んでみてください。
読書のモチベーションを上げるのに、うってつけの記事ですよ・・・!(手前味噌ですがw)
それでは、一緒に、最高の読書生活を過ごしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!