みなさんは、世界一の実業家「ウォーレン・バフェット」をご存知でしょうか。
この方は、株式投資を中心に稼ぎ、約10兆円ほどの資産をもつスーパー大富豪です。
今回取り上げる本は、そんなウォーレン・バフェットの名言をまとめた『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉 』です!
投資に関わる名言というよりは、人生をよく生きるための深い名言がいくつも挙げられていました。
その中でも特に個人的に印象に残った名言をまとめていきたいと思います!
ウォーレン・バフェットの名言3選
それでは、本文を引用しながらまとめていきます。
リスクとは自分が何をやっているか、わからない時に起こるもの
株に投資をする際、ウォーレン・バフェットは「この企業は、10年、50年とたっても、みんながほしいものを作っているかどうか」という基準で判断していたと言います。
「株価が伸びそう」という曖昧な理由では、決して投資をすることはなかったのです。
そこで放った名言がこちら。
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるもの」
自分がどういう行動をして、何を目標に動いているか、そこがはっきりとしているものは、たとえ成功確率が低くても、失敗した際に次に生かせる学びを得ることができます。
しかし、何をやっているか分かっていないときは、たとえ偶然成功したとしてもそこから得られるのはほとんどないということです。
失敗した場合でも、そのいきさつを説明できるようにしておきたいと私は考えている。
大切なのは、早く転がし始めることだ
投資において最も重要なのは、「いかに早く、資産運用を始めるか」だと言います。
投資では「年2%のリターン」などと言ったりしますよね。
これはいわゆる「複利」であり、この年間のリターンを繰り返していくことで、もともとのお金が”加速度的に”増えていく、という性質があります。
これをウォーレン・バフェットは、「雪玉転がし」にたとえて表現していました。
雪玉は、転がし始めは小さいが、ある程度転がしていくと急激に大きくなっていく、という性質がありますよね。
これはまさしく複利の原理と同じなのです。
雪玉が大きくなるにつれて、その雪玉が成長するスピードがどんどんと加速されていきます。
この考えは、株式投資だけではなく、勉強などの「自己投資」にもあてはまるものではないでしょうか。
重要なのは
- 「最初の成長しない時期にきちんと耐えて続けること」
- 「少しでも早い時期から転がし始めること」
だと言うのです!
ゆっくりでいい。大切なのは、早くから転がし始めることだ。五分転がした雪玉と、一〇分転がした雪玉の大きさの差は、二倍ではない。もっと何倍もの違いになる。
勉強を頑張っている人も、それが芽を出す前の「成長期」にやめてしまうことが多いので要注意です!
手当り次第、読むこと
これが個人的に一番驚いたエピソードです。
ウォーレン・バフェットはなんと、10歳のときに、図書館にある「金融」と名がつく本をすべて、それも2回ずつ読破したと言うのです・・・!
なんだか、月に20冊ほど読んで嬉しがっている自分が小さく見えてきます。(笑)
やはり、投資であれだけ成功しているのはただの運でもなんでもなく、「桁違いのインプット」と「そこから生まれる思考」に基づいているんですね!
さらに、肝心なこととして、「読書だけではなく、実践が何よりも重要だ」という話もしています。
よく言われますが、、インプットだけで終わっている人はただの凡人どまり。
重要なのは、「インプットとアウトプットのサイクルをいかにして回すか」これに尽きるということですね・・・!
「少額でいいですから、投資をしてください。本を読むだけではダメです。」
学ぶこと、考えることはとても大切だが、やってみることはもっと重要だった。
「読書は大事。だが、行動はもっと大事」
この言葉は、読書ブロガーとして続けている私自身にとって、非常に強く心に刻んでおきたい言葉だなと、感じました!
まとめ
今回は、『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉 』より、特に印象に残った名言をまとめていきました!
本書で紹介されている103個もの名言だけをざっと見ていくだけでも、価値は十分にある本だと思います!
投資に興味がある方は、投資の神様とまで言われたウォーレン・バフェットの言葉の数々に、ぜひ触れてみるべきだと思います!
- 自分が何をしているかわかっていないことがリスク
- 成長は加速度的に起こる。肝心なのは、「早くスタートする」こと
- 本を読む。ただし、行動を必ず伴わせる
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!