こんにちは、読書ブロガーのネルです!
本について友人と色々話していると、こんなことをよく聞くようになりました。
「読書が大事とはよく聞くけど、本を読む気が起こらんのや・・・。」
「本を読むことはとても大切だとわかっている。」
「でも、本をゆっくり読む時間があったら、YouTubeや漫画に時間を割いてしまう、、。」
正直、気持ちとしてはすごくわかります・・・!
でも、やはり、本を読むことは、YouTubeや漫画では得られない良さが確かにあると確信しています。
そこで今回は、「そもそも読書が好きになるには、どうすれば良いのか?」について、コツをまとめていきます!
読書を好きになるコツは、「賢く見られたい症候群」と戦うこと
私は読書ブロガーとしてブログ運営をしながら、最近は「月に10冊前後」の本を読むことが習慣になっています。
本をあまり読まない方からすると、「え!?1ヶ月でそんなに読むの!?」と感じると思います。
これだけ本を読む理由はもちろん、「本が大好きだから」です。
「本を読みたいけど、読む気が起こらない!」という人からすると、「じゃあ、そもそも本を好きになるにはどうすれば良いの?」と感じると思います。
そう考えた時に、ここまで本好きになるには、「あるコツ」があったことに気がづきました。
その読書が好きになるコツとは何か。
結論から言うとそれは、「賢く見られたい症候群」と戦うことです。
この言い回しは、もちろん私がテキトーにつけたものです笑
ですが、個人的な経験から、この「賢く見られたい症候群と戦うこと」は、めっちゃくちゃ重要です!!
「賢く見られたい症候群」とは
というのも、読書を”しなければ”と考える真面目な人ほど、本屋に行くと「なんか難しそうな本」を選ぶことが多い。
まずは、この傾向が間違いなくあると思っています。
理由は、本を普段から読まない人ほど、「本は勉強になるものを選ぶべきだ」という固定概念が強いからです。
人によっては、”賢そうな本”を買うことで、本屋の店員や、家に遊びに来た友人や家族に、「ワシはこんな難しそうな本を読んでるんじゃ。どうや??」と見せたい。
そんな下心がわずかでもあるのではないでしょうか・・・?
これを、個人的には、「賢く見られたい症候群」と読んでいます。
そして、普段から読書をしない人に限って、この「賢く見られたい症候群」に囚われすぎてしまっているな~と思います。
そうやって難しい本を選んで、きちんと最後まで理解して読み進められれば、もちろんそれはとても良いことなんです。
しかし、難しい本は、文章がやたらと難しく、単調であることが多いです。
端的に言ってしまうと「つまらない本」ばかりなんですね・・・笑
だから、普段から読書しない人がそういう本を取ると、最後まで読み切れることは「ほぼ100%ない」と言い切れると思っています。
そうなると、折角、「たまには読書してみよ!」と意気込んでも、
- 「この本、何書いとるのか全く分からん・・・」
- 「だから読書はつまらんのだ。」
と苦痛を感じてしまう結果になるんです。
そうして、折角ふつふつ湧いてきた”読書熱”はあっという間に冷めてしまう。
こんな悲しい結末を迎えることになるのが、典型的なパターンです。
「読書を好きになる最大のコツ」は、本屋で好きな本を選ぶこと
じゃあ、「賢く見られたい症候群」と戦うために、どうすればいいのか?
それは、本屋に行って、「お、この本は読みやすそうだし面白そうじゃん!」って素直に感じる本を選び続けることです。
どんな人でも、今抱えている悩みとか、好きなジャンルがあると思います。
たとえば、営業職に配属された社員は、「どうやったら、自社の商品が売れるんだ・・・。」と悩みますよね。
そうしたら、本屋に行って「営業1年目に送る!商品を売るための10個のコツ」など、「簡単そう」で「興味がある本」を選べば良いんです!
選ぶ本は、「なんかアホっぽそうな感じ」でも一切関係ない!!
とにかく、「この本はちょっと気になるかも・・・!」という直感を信じて、それを読んでみるべきなんですね。
なぜかというと、理由は単純で、「純粋に興味を持った本は、高い確率で読み進めることができるから」です。
1冊を無事読破できたら、そのまま2冊目、3冊目と読み進めていってみてください。
そうして似たような本を何冊も読破していくと、「う~む。どれも結局同じようなことが書いてあるな」と感じるようになります。
そうなった時に始めて、少し難しそうな本を手にとってみたり、別のジャンルの本にチャレンジしていけば良いんです。
そうこうしているうちに、必ずや読書数は増え、いつの間にか読書が「習慣」になってきます。
自分がまさに、こんな感じで「簡単な読書」からはじめ、気づいたら、本を読むことが趣味となっていました。
「自分が”心から”面白そうと思った本を買う」
このシンプルな原則を強く意識するだけで、読書量は間違いなく今よりも急激に増えていくと思っています!
まとめ
・・・ということで、「読書を習慣にしたい!」と思っている方に改めて念押ししたいのが、「本は純粋な興味で選んでくれ!」というアドバイスです。
読書に慣れていない人は特に、「勉強になりそう」とか、「賢そう」という基準で本を選んではいけません。
最初に、「賢く見られたい症候群」とうまく戦うことができれば、読書は必ず習慣化します!
「そもそも読書なんて興味ねえよ!」という場合でも、ひとまず「近くの大きな本屋」に行ってみてください。
30分も本屋で色んな本を漁っていると、必ず1冊は「お、この本はなんか気になる、、、。」って本があります!!
そうしたら、それを買って、すぐに読んでみてください!
「読書ならではの良さは、たしかにあるな・・・!」ということに、(かつての私みたいに、)きっと感じられると思います!
最後に・・・
「本屋に行ったけど、結局、どの本を読めば良いのか分からんかった!」という方に向けて、1冊の本をおすすめします。
紹介したいのは、『読書を仕事につなげる技術』という本です。(※サラリーマン向けの本です!)
「読書の方法」について考察されている本ですが、文章が非常に読みやすく、更に内容もロジカルで刺激的な本です。
こういった本を読むと、「YouTubeや漫画では味わえない読書の良さ」を体感していただけると思います!
とにかく、まずは今すぐに本屋へ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!