こんにちはネルです!
今回は「1年間、風邪をひかずに乗り切る方法!」という本の重要なポイントをまとめていきます。
この本は、病気にならない体作りをするためにはどの点を意識するべきなのか、アメリカの大学で栄養学を学んできた著者が分析している本です。
次のような方におすすめですよ!
- 「1年に1度は体調を崩してしまう」
- 「手洗いうがいなどではなく、根本的に風邪をひかない体を作りたい」
- 「体の仕組みを学びたい」
それでは、ポイントをまとめていきます!
【目次】
塩気は体を温め、甘味は体を冷やす
風邪の兆候を感じたら、まずは体を温めることが重要です。
これは、よく耳にすることですよね。
体温が1度上がるだけで、免疫機能が5倍ほども上昇するとも言われています!
風邪を引いて寒気を感じるのも、体が体温を上げるよう脳に司令を出しているのだそうです。
そこで、体を温めるために重要な知識として、塩分は体温を上げて甘いものは体温を下げるという効果があるそうです。
体温を上げるためには、よく上着を着込む以外にも甘い物はできるだけ下げて、塩気のあるものを食べるとより効果的だそうですよ!
朝に陽の光を浴びるだけで、体内時計を調整して体調が整えられる
夜、寝付きが悪いせいで寝不足になり、そのまま体調を崩すことってありますよね。
夜の寝付きをよくするには「朝の強い光を浴びること」が何よりも重要です!
夜の寝付きをよくするには「セロトニン」という神経物質が重要になります。
このセロトニンは朝の強い光を浴びることで多量に分泌され、日が沈むとスムーズな入眠へと促してくれるものです。
そのため、朝起きたらまず陽の光を浴びることはやはり重要だということです。
曇り空であっても、外に出ることで部屋の照明の“100倍の光”が体に届く
ここで、「強い光なら、部屋の照明でも問題はないのではないか」と感じるかもしれません。
しかし、たとえ曇り空であっても照明の100倍の強さの光が太陽から体に届いているそうです!
つまり、晴れだろうが曇りだろうが、その日の快適な睡眠のためには朝起きたら外に出て光を浴びることが重要だということですね。
ビタミンCは水溶性のため、尿ですぐに排出されることを意識すべき
風邪にビタミンCというのはやはり効果が高いそうです。
しかし、大切なのは風邪をひいてからではなく、風邪をひく前からしっかりとビタミンCを摂取することがより重要です。
ビタミンCの摂取目安量は1日1000mgです!
ちなみに、ビタミンCでおなじみのレモンは1個あたり約20mgのビタミンCが含まれています。
ということは、レモン50個分ですね・・・(笑)
ただ、レモンって世間でイメージを持たれているほど、ビタミンCの量は実は多くはないのです。
ビタミンCは錠剤を使うなどして、「継続的に」摂取する
そこでビタミンCの錠剤などを活用することも筆者は勧めています。
錠剤は栄養成分がラベルにしっかりと書かれているため、それを参照しながら摂取量を考えるのが大切です。
また、注意点としてはビタミンCは「水溶性」であるということです。
つまり、水に溶けやすいためすぐに尿として体外に排出されてしまうのです!
そのため、「最近大量にビタミンCを摂ったから大丈夫」という考え方ではなく、毎日続けて摂取し続ける意識が大切になります。
まとめ
今回は、「1年間風邪をひかずに乗り切る方法」より、重要なポイントをまとめていきました!
本の中身自体はコンパクトにまとめられているため、1時間ほどでサクッと読み切ることができますよ!
栄養学について詳しい人はやや物足りないかもしれませんが、一般の方にとっては勉強になる箇所は多いと思います!
気になった方は、ぜひ手にとってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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